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和書 554190 (390)



狼―その生態と歴史
販売元: 築地書館

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 戦前~戦後期のオオカミ研究の第一人者である平岩米吉の代表作。本書は平岩のオオカミ研究の集大成であり、オオカミのすべてが網羅されていると言っても過言ではない。
 1981年に動物文学会・池田書店から発行されたものの復刊。
 全体は大きく三部に分けられる。第一はイヌ科の動物の概観。ジャッカルやヤブイヌなど数十種についての解説がある。第二はイヌとオオカミの関係について。イヌの祖先がオオカミであることが推察される。そして本書の最大の成果が、第三のニホンオオカミについてである。
 古代からの文献にあらわれるオオカミ、全国に残る伝承・説話、1905年の絶滅、その後の残存説などが実に詳しく分析されている。特にニホンオオカミの絶滅に力点が置かれ、いまだにニホンオオカミの生存を信じる者たちへの鋭い批判が加えられている。実際、平岩の人生はニホンオオカミを求めながら、常に誤った情報に突き当たることの繰り返しであり、その労苦がにじみ出ている。
 平岩の態度は非常に科学的で、信頼が置ける。真の動物文学者とは、このような人物を指すのであろう。




狼が連れだって走る月―La Luna cuando los lobos corren juntos
販売元: 筑摩書房

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翻訳家の管啓次郎さんがポーラ文化研究所「is」や
バベル・プレス「翻訳の世界」=いずれも当時=などに
連載していたエセーをまとめたもの。
タイトルはアメリカ先住民、スー族の言葉で「12月」を意味する。

著者は80年代にはアラバマ、サンパウロ、ホノルルなどを転々とし、
90年代に入るとニューメキシコに学び、シアトルで教鞭を執り、
この作品が発行された頃(1994年刊)には
再びアリゾナ州トゥーソンに暮らしていた。

こうした混沌とした大地にふれれば否応なく、ひとは傷つく。
しかし、それは世界とその歴史の圧倒的な広がりと深さに
覚醒する機会になる──と、彼は言う。

ところで、印象深いくだりの多いこの作品で最も記憶に残っているのは、
歩くことが単なる健康法にとどまらず、
病をいやす“秘磧”であるというところだ。

1974年の冬に、実際に起こった“奇跡”が紹介されている。
パリで死の床にあった映画批評家ロッテ・アイスナーのもとを、
ヴェルナー・ヘルツォークはミュンヘンから文字通り歩いて訪ねる。
彼女は回復し、その後10年を健康で過ごしたという。




大枯野―シベリアの日
販売元: 同時代社

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関東・磐越・甲信の地図 (ユニオンDB)
販売元: 国際地学協会

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大隈重信関係文書〈2〉いの‐おお
販売元: みすず書房

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大食い補充兵従軍記―戦争を生き抜いた一兵士の物語
販売元: 文芸社

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稽徴録―京都守護職時代の会津藩史料 (大阪経済大学日本経済史研究所史料叢書)
販売元: 思文閣出版

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大阪雑喉場魚問屋史料
販売元: 三一書房

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大阪大空襲―大阪が壊滅した日
販売元: 東方出版

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大阪と海―二千年の歴史
販売元: 東方出版

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