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和書 554210 (34)



もう一つのソニー自叙伝―ソニーにおける労働者のたたかいと記録
販売元: 本の泉社

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数年前に「ソニー自叙伝(広報センター著)」を読んだことがあり、その本が「実」だけでなく「虚」を語っていることが気になっていた。
本書は、私が1958年から10年間をソニーの製造現場に身を置いて体験したことと結びついており、「ものづくりのソニー」が、ものづくりの原点である「そこで働く人=労働者」の思いに素直に向き合えないでいた本質を熱く解明する論集である。株式会社としてのソニーが「従来の親睦会ではことが足りなくなって」作ったのが東通工労働組合であると会社自身が公言する。それが、何故にストを行ってまで声をあげたのかを「もう一つの自叙伝」は語る。
私はトランジスタ製造現場に入社して1年後、係長から「次はおまえが組合代議員をやれ」と言われて組合活動に入り、労働法から勉強したが、もっと原点には、12時35分から20時20分までの「午後勤務」の労働者は、夕食のあと屋上から五反田方面を眺めて「夕方の街を歩きたい」と話していた。その要望を聞いて、「時差勤務(会社は交代勤務と言っていた)で失う青春を手当の増額などの改善で」と要求したことが何で「階級闘争主義」なのか。こうした疑問を本書は見事に解き明かしている。
ただ記憶力抜群なはずの川上氏が書いていないことがある。それは60年の春闘が妥結し調印式の後で、会社側から「恒例だから」と差し回しの車で招かれた。そこは築地の高級料亭に案内されたのである。その夜、ソニー労組役員が「この接待は組合員に語れない。今後は接待に応じない」と反省。費用はみんなで弁済しようと、ポケットマネーからかなりの額を出し合って返したのだが・・。「恒例だった」という、この「秘密の接待」を受け続けていたなら、翌年の組合分裂は無かったのかも知れない。
この論集にあふれるきまじめさと正義感は今のソニー労組の原点であり、真骨頂なのかも知れない。世界のソニーも従順でない労働者を「企業破壊者だ」、「アカだ」と排除するフツーの日本的企業だったのだ。川上氏や私が入社当時はシロかったのに、ソニーでの経験が変えさせたのは間違いない。ソニーを知っている方も、あるいは知らない方にも、是非一読をおすすめしたい。




もう一つのソビエト―モスクワ団地族を追って
販売元: 日本放送出版協会

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もう一人の五島慶太伝 (勉誠新書)
販売元: 勉誠出版

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タイトルにも書いた通り、五島慶太という人物を知る上での資料としては有益だと思う。
ただ・・・、文学博士である大学の名誉教授がお書きになっているため、人物小説としては、
正直言って面白くなかった。
著者が城山三郎氏だったら良かったのになぁと、つくづく思った次第です。




もう一人の本田宗一郎―本気で努り、本気で泣いた男 (ゴマブックス)
販売元: ごま書房

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もう一度働く!55歳からの就職読本
販売元: 筑摩書房

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 私は若者支援しているのですが、社会に一歩踏み出せない子供を
抱える保護者が読むと、いろいろ参考になるかもしれません。
 タイトルには55歳とありますが、就職・転職という観点から
読むと、どの年代が読んでも、必要とされることがすべて
網羅されています。




もっともっとアメリカ―アメリカを10倍知り、100倍楽しむ本
販売元: ザマサダ

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日本とアメリカは歴史的な交流が長いのに、本書のような本はあまりにも少ない。最近の日本でのアメリカ論を見ると、なぜこうもネガティブなのかと愕然としてしまいます。アメリカを批判するのは自由ですが、正しい理解に基づかなければ話になりません。本書に取り上げられているのは、年間四万人以上の死者を生み出す銃社会の実態、フリーエージェント制が生み出す拝金主義、魔女狩りと化した嫌煙運動、エゴの代理人と化した弁護士、テレビ伝道師やモラル狂信者を生み出す宗教社会の実態など、アメリカの極めて異色な側面ばかりです。こうした異色の文化事情は、到底グローバルスタンダードにはなり得ないものですが、若い国に独特の自由、開放感、ダイナミックさの象徴でもある。いずれにせよ、反米でも親米でもなく、日常生活や市民の立場から見た、より実像に近いアメリカが本書では描かれていると思います。

最も興味深いのはやはり、人種に関する記述。アメリカほど多数の人種が共存し、尊重し合っている国は他にないと思います。ユダヤ系やアイルランド系のように渡米が比較的遅い人々でも、きちんとアメリカ社会に溶け込み、同時に民族の伝統を重んじることもできる。また、無一文から第一線にのし上がっていく韓国人や中国人も大勢いる。こうした点を見る限り、アメリカは間違いなく世界のどの国よりも自由ですし、誰にでも平等にチャンスがあります。しかし、人種の多様性ゆえに、貧富の差の拡大や、フードスタンプと麻薬の繋がりのように、厄介な問題も多い。逆に言えばそれだけアメリカが若くダイナミックだということでもあり、人種間の摩擦もやがては緩和されるでしょうが、共存の歴史がまだ短いだけに、今しばらく時間がかかりそうです。

ところで、本書が書かれた時期が同時多発テロ以前ということもあり、アメリカのイスラム社会に関する記述がまるでないことが少し残念です。人種・宗教問題はテロ後大きく変わったと言われますが、それに関する記述も残念ながらありません。とはいえ、アメリカの様々な民族の文化事情を知り、多様な民族と交流を深めたいと考える人にとって、本書は大いに役に立ちます。日常生活から見た素顔のアメリカを理解したい人にとって、本書は最適な一冊です。




ものづくり魂――この原点を忘れた企業は滅びる
販売元: サンマーク出版

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会社では 「ものをつくりたい」という欲求が、最大・最良の絆になる。

そこには、夜寝なかったり、時間を惜しむことなく突き詰めるところの面白さがある。
その面白さを井深氏が本田宗一郎氏と盛田昭夫氏の関係の中で生き様を語る。

本田氏曰く

人間は機械じゃない、恋愛したことのある人とない人じゃ、情けの面がまるで違う。
芸術でも技術でも、いい仕事をするには女のことがわかっていないとだめだ。

この言葉には 妙に共感が持てた。




もろびとこぞりて―思いの場を歩く
販売元: 柏書房

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本というのは普通、筆者の思想や理念やあるいは具体的な経験に基づいて一定の道筋を持って語られるものであるが、この本はそうではない。全体で9章の構成。そのひとつひとつが単独であるがごとくまとまりのない本なのだ。だいたい本というのは読めば読むほど、書き手の言わんとするところをふむふむと納得したり批判したりしながら読み進めるわけだが、この本では読んでいくうちに、問題がどんどん混沌としてきてどこに焦点を合わせればよいのか全くわからない。そういう意味で非常に稀有な存在の本になっている。たぶんこれは、筆者が語り手ではなく、純粋な聞き手に徹したあまりに起こった奇跡なのかもしれない 。




やがて悲しいアメリカ人
販売元: はまの出版

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やさしくわかる 総務・庶務と文書管理のしごと
販売元: 日本実業出版社

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総務の本というと、人事の部分が大きいものが多い
と思いますが、この本は総務の部分のみです。

総務の仕事は会社ごとに千差万別ですが、王道の部
分が、きっちりまとまっているので、総務未経験の
人を受け入れた際に、必要な部分に付箋を貼って渡
せば基本的なところを理解してもらえると思います。


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