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和書 554210 (52)



生きるための礎 しあわせの礎 [ジェームズ・アレン全集06]
販売元: ソフトバンククリエイティブ

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生贄の都モスクワ
販売元: 山手書房新社

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石を拭く日々―渚よ叫べ
販売元: ドメス出版

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石井独眼流実戦録―かぶと町攻防四十年
販売元: 毎日新聞社

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石川銀行 破綻の航跡
販売元: 能登印刷出版部

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 まず石川銀行が倒れた。読売金沢支局が地方版で連載特集を組む。金沢の地方出版社がその記事に眼をつけ、出版の企画を立てる。しかしこのテーマなら全国販売が可能と踏み、販路を持つ東京の出版社を発売元とした。そういう流れが見える。しかし正直に言って、ノンフィクションとしてのこの本の水準は高くない。
 まず最大の傷から。石川銀行東京支店の不正融資の最大の問題がパシフィックアトラスと福島交通にあるのに、諸事情から警察がナショナルエンタープライズに絞った捜査を決定したことが書かれている。そこまではいい。ところがその後、警察側と歩調を合わせて、この本からもパシフィックアトラスと福島交通が消えるのだ。それらの融資の概略さえ、ほとんど触れられていない。これは取材が警察経由だったことを露骨に反映していると思う。支局では、独自取材で全国を飛び回る余裕はなかったのだろうが。
 この「余裕のなさ」は、ヒューマン・インタレストに焦点を当てる手法にも覗ける。そもそもヒューマン・インタレストという手法は、取材力のない出版社系週刊誌が新聞社系週刊誌に対抗するために編み出した、ある意味で「ジャーナリズムの邪道」なのだ。だからといって、元行員たちの心情が深く掘り下げられているかと言えば、ただ聞いた話をそのまままとめた程度の、浅い記事に終わっている。どっちつかずの中途半端。そしてこうした弱点を糊塗するように、文章が情緒的で、気恥ずかしい。
 このように、ノンフィクションとしての弱点を抱えながら、最終章で臆面もなく取材記者たちの苦労話をしている点は、正直に言ってイタイ。「難破船」という連載記事タイトルの由来はル・クレジオなんだそうだが、だから何なのか? 文学中年が自分の趣味の良さをひけらかしてでもいるんだろうか。
 そう考えると、地元出版社が全国販売を目論んだ点に商売っ気は見えても、見識と志は実のところ希薄であることが分かる。よって減★1つ。
 
 




石坂泰三「ぼくは、仕事以外の無理は一切しない!」―戦後最高の経済人 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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異色ルポ 中国・繁栄の裏側―内陸から見た「中華世界」の真実 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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最初は単なる新聞記者の中国ルポかと思ったが、最後の2章が良くまとまっていて、非常に勉強になった。

著者は、支那嫌いの保守派でも、中国超大国論者でもなく、冷静な分析に終始している。
「安定した経済成長を続けられるように日本は中国への援助を続け、中国が暴発しないように見守り続けなければならない。中国が暴発して困るのは日本だ。中国沿海部とつながった太平洋に市場経済、分業体制が崩れ、日本も富を失う。」という著者の意見は最もだ。

日本は、将来アメリカから離れて中国の覇権に入る必要もないし、「アメリカとの同盟」権を競って争う必要もない。日中の経済的な共存関係こそが重要であって、その為には、この本のような冷静な分析が必要だ。

ところで、日本人は、一新聞記者でこの水準の中国研究本が書けるのに、比してアメリカ研究はどうか?専門家のそれでもお粗末なものが多いように思えてならない。

コンパクトでオススメです。




イスル・ソヤ―スリランカの海外出稼ぎ事情
販売元: 同文舘出版

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異説・ビジネス武芸帳
販売元: 新森書房

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磯田一郎の「人を動かす」
販売元: 講談社

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