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和書 554210 (58)



今、買っていいマンション買ってはいけないマンション―まんがで読むからよくわかる! (BIG COMIC BOOKS)
販売元: 小学館

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 本書は二つの点から書かれています。販売業者のもうけ主義にだまされない視点、建築業者の手抜き工事に引っかからない視点。本書を読むことによって、販売者側の意図や、マンション構造の問題点がわかり、賢い購入者になれます。マンションなんて、あんまり性能そのものは変わらないだろう・・・という人こそ、必読です。特に、セールスマンがやってきて、家賃並みで買えますよとアピールしてきてその気になりかけている人は、よく読むべきです。

 残念な点は、監修者の会社であるさくら事務所のサイトに行くと、ほぼ同内容の文章が読めてしまうということで、本書独自のコンテンツは漫画以外少ないと言うことです。ただ、サイトには膨大な量のテキストがあるのでやや取っつきにくいし、どこから読めばいいのかわからない。そういう意味で言うと、重要なことをセレクトして丁寧に解説してある本書はよくまとまっていて入門には適しています。




今こそ松下幸之助に学ぶ―混迷の時代の生き方 (B&Tブックス)
販売元: 日刊工業新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

松下幸之助自身の著作は多い。
それらの主張と著者水野氏のこの本に触れ、
これからの経営者像を立体的に感じています。
「熱意と根気」「工夫と努力」「仕事は面白ないといかん」
「金もうけが好き」「国に頼らない」「新しいやり方」「いまあるもの」など等、
言葉は簡単ですが、何か忘れがちです。おかげさまで思い出しました。
最終章の第六章永遠なる序章まで、一気に読めました。
松下氏の著作と合わせて是非、お薦めします。




今この投資こそ安心&高利回り―買ってみて初めてわかった! (別冊宝島 (931))
販売元: 宝島社

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今に生きる―JR西日本名誉会長村井勉聞書
販売元: 西日本新聞社

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イヤなやつほど成功する! -マキャヴェリに学ぶ出世術
販売元: 草思社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

タイトルからすると面白そうなんだけど、実際はそうでもない。

ひとつひとつの項が短すぎるし、内容も「ん?」と疑問符がつくものばかり。
ほとんど実践はできないです。すると単なるイヤなやつで、成功なんてとても
とても。

ギャグという人もいるようだが、とくに笑えなかった。翻訳ということもあるだ
ろうけど、会話のネタにもできそうにない。ホント、目次読むだけで十分ですよ。




イラクの中心で、バカとさけぶ―戦場カメラマンが書いた
販売元: アスコム

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 2004年5月にイラクで襲撃されて亡くなった戦場カメラマン橋田信介氏のレポート。まずイラクに入国するときに正規ルートではだめなのでタイでつかまえたアラブ出身の男のビザをコピーして入国しようとしたり、それがだめならムジャヒディン(義勇兵)のビザを取って入国しようとしたり、呼んでいるだけでハラハラする。面白かった。これは小説ではなくて実話なのだから。
 この人は普通の人の5倍ぐらいの密度の人生を送ったのではなかろうか? 橋田氏の死をもって橋田氏の存在を知ったことが非常に残念である。





イラク零年 朝日新聞特派員の報告
販売元: 朝日新聞社

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「私達を人間として扱ってくれたのはサダムだけだった」

イラクのロマ=ガジャルに対して一般のイラク人は
強い偏見、差別意識を抱いている
大統領就任直後、フセインはガジャルに
市民権と土地と家を与えた
首都陥落後、周辺住民によって暴力的に追い出された
ガジャル達数百世帯は米軍駐屯地周辺に集まってきた
「米軍は食料や毛布をくれたし、私達を守ってくれた」

各地で対米軍攻撃を続ける地元の武装組織と
都市部で市民を巻き添えにして自爆テロを繰り返すイスラム過激派を
区別しなければならない

スンニ派武装勢力十組織の連合体「イスラム民族抵抗運動」統一司令部
政治参加の条件
「第一段階として米軍が市街地から外に撤退すれば
我々は米軍への攻撃をやめる」
「アルカイダを抑え込むことはできるのか」
「たやすいことだ。我々の命令に従わねば力で従わせる」

スンニ派武装勢力はアルカイダ系とも共闘してきた
これはレジスンスとして腐敗の入り口に立っている
米軍との停戦が成っていなくとも
一般市民に万単位で死傷者を生み出している無差別テロを
止めさせねばならない筈だ
レジスタンスには自らを律する倫理が必須だ
無差別テロを行う者や組織とは対決し
その実行行為者を逮捕・拘束し、調査し、監禁するべきだ

米国はたとえ停戦しても、その後に現出するものが
イスラム原理主義社会ではないかと危惧しているかもしれない
スンニ派武装勢力は民族派と宗教派が半々だと自称
旧フセイン政権下の軍人や情報機関員は世俗派だから
原理主義社会化までは進行しないと思う
米国がテロリストだと規定するヒズボラやハマスは
テロ路線から選挙闘争路線へと変貌しつつある
アフガニスタンでは穏健派タリバンは武装解除に応じ
選挙に参加
イラクのスンニ派武装勢力も選挙闘争へと転身させればよい
そして約束通りアルカイダ系を排除してもらえばよい




岩崎小彌太―三菱を育てた経営理念 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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三綱領という三菱の社是がどのように生まれたのか興味を持ち
読み始めました。やや経済史、経営史の専門書という印象。
企業活動はやはり理念、志を揺るがさず、いかに徹底して
組織に浸透させるか、ということが重要なのだと思う。

小弥太の祖父が三菱創始者の弥太郎だが、司馬遼太郎「竜馬がゆく」に
出てくる弥太郎は、動乱の幕末期に、獣じみた野武士のような人物として
描かれていて、本書の人物像との格差が面白く感じた。




大森界隈職人往来 (岩波現代文庫―社会)
販売元: 岩波書店

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逆命利君 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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 本書は単行本で出た時からの愛読書だが 岩波現代文庫にまで入ってしまったことにはいささか驚いたし 愛読者として 嬉しい。

 本書で描かれているのは 鈴木朗夫という 住友商事の常務だった男である。正確に言うと 常務の時に亡くなってしまった。従い生きていれば 若しかしたら社長になっていたのかもしれない。いや 是非 住商の鈴木社長を見てみたかったものである。

 本書が描く鈴木とは 「サラリーマン」からは程遠い「教養人」だ。フランス文学を愛好し部下に自分をムッシュウと呼ばせながら 果敢に日本の企業社会に挑戦し 半ば「夭折」してしまったかのような 気障な男である。

 この本を読んでいると 鈴木は 詩人ランボーに似ていると強く思った。ご存知の通りランボーは 短い期間に天才的な詩を書き散らした上で 断筆し 商人となってアフリカを商売しているうちに亡くなった 異形の詩人である。
 鈴木自身も 本書を読む限り 個人の資質としては「詩人」が一番近かったと思う。そんな鈴木が 自分の資質を半ば封印して 商社に勤務し続けたという姿は アフリカを放浪するランボーに重なる。
 勿論 ランボーもアフリカが好きだったのだろうし 鈴木にとっての「アフリカ」であった住友商事も 鈴木は好きだったのだと思う。

 但し 断筆したランボーとは異なり 鈴木の懐には 彼の「詩」をしたためる小さな手帳のようなものがあったような気がしてならない。その意味で 鈴木の死は 50歳代であったとはいえ「夭折」なのだと思うのだ。
 



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