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和書 554232 (26)



おはよう!秀造ちゃん―看護から介護へ
販売元: 文芸社

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おばあちゃん、お月さんきれいね―5年間の愛の介護日記
販売元: 文芸社

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おもいきりおしっこがしたい
販売元: テンタクル

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おもらし(失禁)専門ナースが行く
販売元: 朝日新聞社

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おれたちは家族
販売元: 朝日新聞社

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お医者さまの世界
販売元: 宝島社

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お医者まかせは愛のミス―良い医療を受けるために
販売元: 健友館

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お母さん、あなたにはかないません
販売元: 実業之日本社

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お母さん、ごめん―尊厳死の願いを無視された植物人間・妻の悲劇
販売元: マガジンハウス

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お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい
販売元: 産経新聞ニュースサービス

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2007年7月13日、フジ系全国ネットで放映された、この本をもとにした同名のドラマをきっかけに、本書を手にとりました。そのドラマで、やっちゃんのお母さんを演じた森昌子さんは、くしくもその29年前の1978(昭和53)年3月10日、やはりフジ系でオンエアされた『小川宏ショー』の中で、やっちゃんの遺した詩に遠藤実さんが曲をつけたものを歌い、それが大きな反響を呼んでいたのでした。
やっちゃんは、森昌子さんの大ファンだったそうです。

それにしても、これはなんと胸に迫る本なのでしょうか。
いつもなら、こうした類のお話のことを「ケッ!」などと思っていたに違いない自分が、ページをめくりながら、泣けて泣けてしかたなかったのです。
やっちゃん、そしてお母さんはじめご家族が背負った荷物はあまりにも重く、とりわけ街に出た時、見知らぬ人々から浴びせられた心ない視線や言葉は、どれほどやっちゃんやお母さんを傷つけたことでしょう。けれど、そんな中でもお互いを思いやる気持ちは決して忘れなかったということが、やっちゃんの書いた詩、そしてそれにつらなる、お母さんの書いた詩のことばの中に、あらわれていると思います。やっちゃんの通った養護学校の教師として、その営みを見つめてきた向野(こうの)さんは、あくまで落ちついた、やさしい語り口で、共に歩んだ日々を綴っています。
ぜひ、できるだけたくさんの方に読んでいただきたい1冊です。

最後に。
今これをお読みになっている、すべての方にお願いです。
ハンデのある人を街で見かけても、決してジロジロ見つめたりしないでほしいのです。
その何気ない視線が、どれだけ当事者たちのこころを傷つけていることか。
そして、版元のみなさんにお願いします。
このすばらしい本が、途切れることなく読みつがれていくよう、どうか末長く、よろしくお願い申し上げます。


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