戻る

前ページ   次ページ

和書 554232 (219)



人類が消えた世界
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

人類が忽然と消えてなくたった後の地球を考察する本です。

私達が今目にするアスファルトや建造物が瞬く間に自然に侵食され、
文字通り灰塵に帰して、緑豊かな環境になる様子は、
想像以上の自然のたくましさを教えてくれます。

一方、私達が残した一部の化学物質は消滅することなく影響を与え続けます。
特に、印象的だったのは、土地や海に廃棄されたプラスチックの変遷。
細かく粉砕され、後々は微粒子となって海や空に蔓延します。

企業でも、プラスチックの微粒子は、人が吸い込まないようにきちんとした設備環境下で
取り扱っています。
かと思えば、女性の化粧品にもこのプラスチック微粒子は多数使用されています。

はたして、それを吸い込んだ人や生物には、どんな影響があるのでしょうか。
大気や海を微粒子が巡っている姿は想像したくありません。
これは未来の問題ではなく、近々の問題なのかもしれません。




人類、月に立つ〈上〉
販売元: 日本放送出版協会

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 「人類を月に送り込む」アポロ計画の記録。30年前の科学水準で、これだけのプロジェクトを成功させたことには驚愕すら感じる。莫大な人員による緻密な計画、過酷な訓練、計画に人生をかけるそれぞれの宇宙飛行士たちが織り成すドラマで、上・下2巻を一気に読ませる。文章、各章の構成、亀井よし子の訳も申し分ない。口絵の写真も内容を際立たせている。

 読後、夜空の月を見上げ、「あそこに人が立ったんだ・・・」と、感動せずにはいられない1冊。
 
 




人類は絶滅する―化石が明かす「残された時間」
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

人類絶滅の話ですが、最近の環境問題により数十年から数百年の単位で絶滅云々という話ではありません。

まず本書は、古代からの化石記録から種数の増減を調べることで、進化の軌跡をたどることから始まります。
そして進化の断続平衡がなぜ生じるのか、それに環境変動がどう関わってきたのかについて述べられます。
環境の変動によって絶滅種と新たに発生する種が生じることから、大進化と大絶滅は表裏一体の関係であることが示されます。
そして、人類絶滅ですが、人類は自ら環境を変動させることで、自らの絶滅を早めているというのが、本書の結論のようです。
ということで、帯にあるほどのインパクトはありません。

それにしても本書の校正はひどい。
何しろオーストリア大陸ですから。
笑ってしまいます。




ジーニアス・ファクトリー
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アメリカの精子バンクについて取材してまとめた本だ。
天才の精子を提供するとした遺伝子バンクということで、著者の興味のスタートに「氏か育ちか (Nature or Nurture)」という問題があったようだが、実際には天才精子バンクという実態はなかったと言う、予期せぬ形で見事に裏切られて、結論は出ない。
個人的には、「Nature」としての天才はそれほど珍しいものではなく、それが発現するのに必要な「Nurture」なり「偶然」なりが「right time, right place」になかなか得られないのが、天才が稀な理由だと考えているので、よしんばバンクが売り文句通りに運営されていても結論が出たりはしなかったであろう。そもそも、父母由来の遺伝子だって一期一会。様々な遺伝子同士の一期一会が個性を、従って天才を作り出すのだ。しかも、良い方の遺伝子を一つでも多く持っていれば天才に近づくというような線形の単純な世界ではない。
ただ、著者の逆に「Nature」の寄与を underestimate したいような口調にも少し閉口した。父から単純に受け継ぐ「Nature」ではなくとも、明らかに持って生まれたものはあるのだし。
取材を通じた、人生への干渉は多少たじろぐものがあった。遺伝子バンクベイビーを精子提供者に会わせるよう奔走する(著者に取っては本を書くという功利的な理由があるだろうに)のは、私の倫理観と合わなかった。アメリカ人と日本人の違いを感ずる。
もう一点。本書を読んで、精子バンクが欧米でいかに普及しているか驚いた。アメリカばかりでなく、イギリスでも精子バンクベイビーが父に会う権利について真剣に議論されていると言う。日本なら、そんなことを表立って始めればメディアに大タタキされて、叩かれた人はやめてしまって一歩も先に行かないだろう。
これは、脳死問題でも同様である。日本の子供がアメリカに移植手術を受けにいくのが、メディアから美談として紹介されることに違和感を感ずる。普段メディアは、脳死移植について否定的に世論を誘導している事実があるからである。精子バンクでも同様のことが繰り返されるのではないかと危惧している。
(今、ウェブで引いたら、日本でもなくはないのですね。何かあったらメディアの祭りになるんだろうなあ)




膵臓ガンと網膜剥離と今も闘う
販売元: 新風舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






推理する医学〈2〉
販売元: 西村書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






続 推理する医学
販売元: 西村書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






スウィート・ホーム物語―オリバーさんと、幸せをつかんだ22匹の犬
販売元: 晶文社出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この本に紹介されているのは幸せになれた犬だけれど、そうでない犬がその何倍もいるという事実を知っていただきたいです。オリバーさんは人間の勝手で捨てられた犬たちを救っています。

猟が終わったら使い捨ての道具のように山に捨てられる猟犬、望まない妊娠をしたために捨てられた犬、殴られたり蹴られたりして怪我をした犬。どの犬も心に傷を負い、人間不信になっていました。でも暖かい愛情さえあれば、犬たちはまた人間を信じるようになるのです。オリバーさんはそれを教えてくれます。

犬を通して「日本」という国が見えてきます。目の前の小さな生き物に対して思いやりの心すら持てなくなったら人間はおしまいです。ペットを飼うということの責任の重さについて是非考えてみてください。




スウェーデンボルグの夢日記
販売元: たま出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






数学を築いた天才たち〈上〉ギリシア数学からニュートンへ (ブルーバックス)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ