和書 554232 (233)
前立腺癌を克服して―中老年の健康考
販売元: 善本社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
医師が話してくれない前立腺がんの手術の障害や後遺症について、優れた観察眼をもつ患者の立場からの闘病経験が率直に語られており、患者、その家族、医師、看護関係者にも大変貴重な情報を提供している。
筆者の死生観、老い、病、などの所見また関係医師たちの話も分り易く大変興味深い。
前立腺ガンからの生還―ガンもEDも克服した不屈の闘病記
販売元: 碧天舎
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
第三帝国下の科学―ナチズムの犠牲者か、加担者か (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
本書はヒットラー政権下でどのような科学研究がなされていたか、という好奇心を満たす本ではない。取り上げられている数学、物理学、人類学、生物学、遺伝学、地理学などの分野で、それぞれの学会が第三帝国(ライヒ)とドイツ民族の優位性を正当化して、どのようにナチズムの大系に組み込んでいったかという経緯を伺い知る内容だ。ナチズムが宗教裁判と同じように集団的な存在の防衛のために科学的な裏付けを構築し、制度として礼賛することで狂信的な宗教に昇華していった記録といえる。
本書は研究者によるセミナーをまとめた形もので、科学史的な偏向のない考察がなされている。過去を調査して正しく評価し直すという姿勢には頭が下がる思いだ。しかし優生学のような思想はヒットラー以前から存在していたし、ロケット開発のようにナチスの科学的遺産が米ソ両陣営を通じて現在のミサイルや宇宙開発の礎になっている技術もある。むしろ「暴走する科学の傀儡としての利用された総統だったのかもしれない」などと、妙にうがってみたり、複雑な気持ちにさせられる面もある本だ。
訳者によるあとがきも一読の価値があるので、読み忘れなきよう。
マックス・プランクの生涯―ドイツ物理学のディレンマ (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
壮絶 捨て犬の母奮闘記―加藤みどりの保護犬430頭ファイリングノートより
販売元: 誠文堂新光社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
遺棄された動物を保護する活動家の加藤さんのことをドッグライターさんが
書いた本です。本文は字がぎっしり詰まっていて少々読みづらいですが、
多数の写真が挿入されており、手間隙かけてつくられた本であると
思います。保護して、里親探しをして、そこで幸せに暮らしている犬たち
をみると加藤さんは生きがいを感じるようです。
嫌がらせをされたりすることも少なくないそうですが、頑張ってくださいね。
家の飼い犬も保護犬から生まれたのです。
創造への旅
販売元: 文芸社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
創造の人生・井深大
販売元: ダイヤモンド社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
相対論がもたらした時空の奇妙な幾何学―アインシュタインと膨張する宇宙
販売元: 早川書房
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
物理や数学の話も随所に出てきますが、20世紀最大の天才の一科学者としての人間性を身近に感じさせる伝記です。政治的な側面はほとんど交えず書かれています
戦争によってクリミアでの日食観察が不可能になったことがかえって間違いの修正を可能にしたこと、日本の教育以上に硬直的な感のあるドイツで学校生活に馴染めなかったにもかかわらず自らの発想を育くんだこと等も印象に残りますが、研究者間の成果争いはサイエンスの世界に身を置いた人であれば程度の差はあれ体験することで、ある種の身近さを感じることでしょう。
彼が「神はサイコロを振らない」と言って量子論を嫌ったのは有名な話ですが、神への信仰と美へのセンスが許さなかったということでしょうか。後半は彼以降の宇宙論の逡が中心になりますが、前半とのつながりから、ドイツにかなり愛着を持っていた彼が後世を他国で過ごさざるを得なかった心中に踏みこんだ記述もほしかったように思います。
相和院
販売元: 近代文芸社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
蕎麦と生きる―一茶庵 友蕎子 片倉康雄伝
販売元: 柴田書店
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)