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和書 554232 (316)



マインド・タイム 脳と意識の時間
販売元: 岩波書店

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脳神経科学者であるベンジャミン・リベットが行った「感覚」「意識」に関する実験から得られた知見の紹介と、その知見に基づいた彼なりの「自由意志」に対する仮説の紹介がなされているのですが、同じ内容の繰り返しが多く、文章が冗長で論点がぼやけてしまっており読み通すのに苦労しました。

著者が実験から得た知見を簡単にまとめると
1.刺激感覚が意識されるのにある程度の時間がかかる
2.その遅れをさかのぼりあたかもその時間の遅れがなかったかの様に補うメカニズムが脳にそなわっている
3.刺激時間が短く意識されない感覚であっても脳としては認識している
4.「自由意志」で何か行為を始めようと決定したと本人が思った瞬間よりも前に実は脳で神経活動が始まっている
の4つです。これらをどの様な実験によって確かめたかを延々と紹介しているのですが、その記述がいかにも冗長です。

後半で彼なりの「自由意志」に対する「精神場理論」と言う仮説の紹介がなされていますが、残念ながら彼が行った系統的ではあるがあくまでも限定された脳活動に対する実験から得られた知見にのみ基づいており、とうてい脳全体の理解に敷衍するには無理があると思われます。

カール・ポパーの「反証可能である仮説のみが科学的仮説である」の立場から、推測や議論に立脚する形而上学的脳神経学ではなく、あくまでも実験によって仮説を一つ一つ証明することによって脳神経「科学」たらしめようという苦闘の物語とも読めますが、「自由意志」「意識」「魂」「自己」などに関して脳神経科学が答えを出すにはまだまだ果てしなく長い道のりが前途に横たわっているのだなと言うのが本書を読んだ実感です。




前に向かって―胃ガン、それからの一年
販売元: 文芸社

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身内が胃ガンになり、入院→手術→退院をしましたが、
この本のおかげで、ガンもそれほどおそれないで、
構えることが出来ました。
とても参考になりました。




マクスウェルの生涯―電気文明への扉を開いた天才
販売元: 東京図書

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マクミラン 世界科学史百科図鑑〈6〉総索引
販売元: 原書房

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負けてたまるか―肺ガン刑事の長生き奮闘記
販売元: 二見書房

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負けてたまるか負けたら俺の男がすたるよ―神経難病ALSと闘う日々
販売元: 静山社

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負けないで―リウマチ患者学
販売元: ドメス出版

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雅子よ!―愛妻が病魔と闘った壮絶な記録
販売元: 文芸社

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マザー・マシン―知られざる生殖技術の実態
販売元: 作品社

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生殖医療のあらゆる形態を男社会、とりわけ家父長制を維持するために作られた
医学政治であると説く、アメリカを代表するフェミニズム運動家の著書。
本書に対する批判は、男という特権階級に身を置く者からの保身のためのそれである、
というフェミニストのステレオタイプ的前置きはさておき、80年代初めの著書なだけに、
情報も古く、知識も正確ではない。
なにより、生殖医療を家父長制を維持するための技術であるとしながら、家族そのものが
崩壊している現代において、家父長制とはいかなるものであるのか、という根幹の議論が
欠落している。学者の本ではないだけに学問的な詰めの甘さが随所に見られ、
それをヒステリックな文体でいっそう煽っている。
フェミニズム運動家とはこういう人たちなのか、とフェニミズムへの誤解をいっそう
助長する残念な本である。
もっとも、生殖医療についてこういう視点から論じる人もいるのか、と知る上では
意味もなくはないなと思うにとどまるもの(ゆえに星2つ)。古本で十分。




街と山の自然日記
販売元: どうぶつ社

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