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和書 554250 (12)



ある八重子物語 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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ある映画キャメラマンの一生懸命―前田実自叙伝
販売元: シネフロント社

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いじめの風景 (ASAHI NEWS SHOP)
販売元: 朝日新聞社

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いつか来る定年の日
販売元: 朝日新聞社

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いのち、輝く!―もう一度メガホンを‐大島渚を支えた介護の日々
販売元: 経済界

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いのちのシンフォニー
販売元: 音楽之友社

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いのちの声―失うことは生かされること
販売元: 海竜社

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いのちの響き―みえるもの みえないもの
販売元: 海竜社

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いのち微笑む―尊ちゃんが眺めている海を私も一緒に眺めて
販売元: 学習研究社

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往年の日活スター夫妻による、長年にわたる闘病/看護の日々を綴った一冊……、表面だけをとらえるとそうだし、裕次郎、アキラ、芦川いづみ(近影あり。いづみファンの方は、要チェック)…といった面々があちこちに登場するのは確かだが、何というかこれは、そうしたワイドショー的、女性週刊誌的な視点からの好奇心に応えるだけの本ではない。

小高雄二、清水まゆみ、という俳優として、というより、小高尊(たかし)、小高鞠子(まりこ)、という「ひと」として(本文中でも、本名で執筆している部分がほとんどである)、夫の病を間に抱えながら、いや、それゆえに、より深く純粋な愛を育んできた、あるカップルの姿が、手記、モノローグ、印象的な詩(雄二氏は、本名で詩集『転位の序曲』を上梓している)などにより、立体的な構成で紡ぎ出されている。
表紙の写真(親友の長門裕之氏が撮影。そういえば「特ダネ登場!」で、本番中8ミリカメラを廻していたのが思い出される…)からイメージできる、本当にそのままの、さわやかな本であり、こんな風に人を愛し、愛されて、生きたいものだ……、と、心から思ったことであった。

お二人がコンビを組んだ《作品》の中では、もしかするとこれが、最高の一作なのではないだろうか。
そしてもちろん、『物語』は続いてゆく―――。




いまなぜ青山二郎なのか
販売元: 新潮社

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そう、青山二郎と言う人物に興味を覚え、それとともに「白洲」と言う名のブランドに
魅かれ、本書を手に取った。
ううう、しかし、残念ながら自分にはこれを読みこなすことができなかった。

何と言うのだろう、このスノビズムは。盛んに出る「ジイちゃん」と言う呼び方にもな
じめなかった。とどのつまり、あの戦争のさ中にも美を追求できていた人たちの、極め
て特権的な人たちの、身内話でしかないのだろうか。

小林秀雄をはじめ、綺羅星のような我が国の代表的な文化人が登場し、その人たちが、
ちょうどこの「ジイちゃん」と言うようなかっこうで、日常として語られる。
その様子は、しかし素晴らしい人間の素晴らしい日常と言うより、むしろ素晴らしい文
化的な成果を生んだ、芸術的、哲学的な人たちも、当たり前的に極めて人間臭い人たち
だったと言うことでしかたかった。
それはそのとおりなんだろう。しかし、私は最後までこの白洲正子の語り口調になじめ
なかった。

結局のところ、このような素晴らしい、綺羅星のような文化人達の、「素の姿」を知ろ
うとしない方が良かったのか、と。あるいはその語り手として、極めて彼らに近かった
白洲正子は、近過ぎるがゆえ、その任にあたわなかったのか。
本当に、いまなぜ青山二郎だったんだろう。
記録者としての正子は、決して、青山の今日性を語ることのできる人物ではなかったん
ではないかと思ってしまう。


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