和書 554250 (17)
さすらい (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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小林旭の自伝。彼が日活の「渡り鳥シリーズ」で大スターだった時代、僕はまだ生まれていなかったが、彼の「濃い」キャラクター、「仁義なき戦い」でのクールでリアルな役どころはしっかり印象に残っていて、今回この本を手に取った。
過去のやんちゃぶり、映画での驚異的なアクション、巨額の借金からの再起等を嬉々として語る内容は、人によっては単なるオヤジ自慢に映るだろうが、何事も平均的な人が多い昨今、その逸脱ぶりには高度経済成長期ならではのパワーが滲み出していて、個人的には嬉しい。石原裕次郎や美空ひばりへのコンプレックスむき出しのコメントも、読んでいて微笑ましい。
さっちゃん物語
販売元: 三五館
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この本を読んで、私もこみあげる熱いものを抑えることができませんでした。
村上幸子さん、あなたががんばっていた時に支える事ができなくてごめんなさ
い。新潟県の歌謡ファンはみんな思っています。なぜもっと応援してあげられな
かったのだろうと。今でもあなたは新潟の誇りです。
小池可奈さん、よくぞこの本を書き上げて下さいました。途中何度もくじけ
そうになったと書かれていましたが、あなたがくじけずにがんばってくれたおかげ
で活躍していた当時を知らない世代も幸子さんの歩みを知る事ができます。
新潟県岩船郡荒川町出身なのに「村上幸子」の芸名でのデビューのお話から、
控えめで思いやりにあふれた人柄までが目に浮かぶようでした。
何を今さらと思われるかもしれませんが本当に感謝しています。
最後に可奈さん、きっとあなたは今年も幸子さんに会いに来たのでしょうね。
幸子さんが旅立って17回目の今日、墓前のお花がそっと教えてくれたように
感じました。
さよなら、アンディ―ウォーホルの60年代 (20世紀メモリアル)
販売元: 平凡社
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さよならだけが人生さ―五社英雄という生き方
販売元: 講談社
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さらばストリップ屋
販売元: 朝日新聞社
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さらば松竹新喜劇―天外・寛美と過ごした日々
販売元: 情報センター出版局
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さらば気まぐれ美術館
販売元: 新潮社
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「しあわせ」のかたち
販売元: 講談社
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読んでいて、最後までもどかしい気分が抜けないままだった。
オレも対人面でいまいち自信がない部分やナーバスになる場面があったりするので、よくわかった部分、ハタと膝を打つ部分もあるにはあったんだが、それ以上に著者の考え方などに、理解できない部分がどうも目立ったのだった。これはオレが、ただ単に読解力に欠けているだけという面もあるかもだが、ともかく、こういった(わかる・わからない)ふたつの要素が次々とランダムに展開されて行くように感じられたため、読後に残ったもやもや感を、何だかいたずらに持て余してしまうような感じが、どうも残ってしまった。
また個人的には、ご主人であった方への、ひとつの区切りとしての『ひとこと』は、やはりこの本の中に書き記しておいた方がよかったのではないかと感じたのだが。
それはそうと、この本といい「『みにくいあひるの子』だった私」や「ひとが否定されないルール」といい、このところの講談社からの一連の本の、おそらくしっかりとしたマーケティング・リサーチに基づき、ある程度ターゲットやコンセプトを絞り込んでの制作、そしてそれらが見事なまでに受け入れられて行く様子には、各書の内容がどうこう以前に、まさにお見事、という感じを受けるのである。
しいちゃんのトールペインティング ファンタジートールペイント―しあわせな仲間たち
販売元: マコー社
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したたかに愛燃えて (中公文庫)
販売元: 中央公論社
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