和書 554250 (119)
東京湾景
販売元： 新潮社
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「お台場なんて仕事じゃなかったら絶対来たくない」と
主人公の女性・美緒が言っていたけれど、
「お台場」「レインボーブリッジ」「東京モノレール」などなど
地方しか知らない私から見れば、やはりお洒落なイメージの場所で、
恋愛の舞台としてはなんとなく美しく感じる。
そんなお洒落な場所を舞台に、
けれど描かれている恋愛はごくごく普通で
どこにでもありそうな身近な恋のお話。
しかもその場所設定は、ただ単にお洒落なだけでなく、
その地形に、主人公たちの心の距離が投影されているのだと
途中で気付かされ、はっとさせられた。
主人公の男性が、今自分が恋をしている人と同じ名前だったという理由で
この本を選んだということもあって、
自分も主人公と同じように悩み、切なくなり、そして喜びながら
東京湾を舞台に一緒に恋愛を経験したような
素敵な錯覚に陥ってしまった。
読書を通じて、自分自身も何かを経験したような気持ちになったのは
久しぶりだった。恋に悩む人にはお勧めだ。
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東西美術史―交流と相反
販売元： 岩崎美術社
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ミケランジェロと政治―メディチに抵抗した“市民=芸術家” (刀水歴史全書)
販売元： 刀水書房
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当世美術界事情―コラム「色いろ調」1985‐1990
販売元： 美術年鑑社
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当世美術界事情〈2〉1990‐1999
販売元： 美術年鑑社
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東北という劇空間
販売元： 創風社
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東洋的芸術精神
販売元： 弘文堂
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遠い時間―Fabric Pictures
販売元： 木耳社
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時間(とき)を紡いで―輝いた十五年
販売元： 文芸社
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時の光のなかで 劇団四季主宰者の戦後史
販売元： 文藝春秋
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面白くて、一気に読みました。
第1章の小澤征爾ボイコット事件から始まり、佐藤栄作のこと、ウエストサイド物語招致(このとき、田中角栄に外貨枠を貰う)、美濃部東京都知事との選挙戦、などなど演劇やミュージカルファンのこととともに、戦後歴史の生き証人として語っている。
演劇の発展は、演劇人だけでは出来ず、政治家、実業人のバックアップがあって可能になったことを、生き生きと語っている。