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和書 554250 (134)



ヒット&ラン―ソニーにNOと言わせなかった男達
販売元: エフツウ

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バブル景気時代の日本人は拝金主義に毒され、世界中に出かけて札束の威力を使い、投資という口実で不動産や会社を買い漁った。そうした中に電化製品で大発展した、ソニーの海外戦略の一つとして、コンテンツの強化という錦の御旗を掲げ、ハリウッドに進出してコロンビア映画を買収した、実にお粗末な状況を活写したのがこの本である。ハリウッドを日本人は聖林と書いて甘い夢を抱くが、ハリウッドは魔物の棲む林でもあり、アメリカ人でも近づくのに用心するというのに、バブル景気に自惚れた日本人は、ソニーだけでなく松下電器までもが、札束を積み上げて映画会社を買収した。だが、世間知らずの日本の経営者を誑かして、数百億円ものカネを吸い上げた悪党たちは、乱痴気騒ぎを楽しんで放蕩の限りを尽くした。そして、日本人の驕慢さと経営能力のなさを種に、この世の天国と地獄を再現した状況について、二人の女性記者が丹念なルポルタージュにまとめたが、歌手のバーバラ・ストライサンドの元愛人でヘアードレッサーのジョン・ピータースに、赤子の手をひねるように操られるだけだった、ソニーの経営者の不甲斐なさは、全く恥ずかしいとしか言いようがないが、そのソニーよりお粗末なのが昨今の小泉政権だと感じて、バブル時代の日本に遥かに落ちる今の日本は、全く国として体をなしていないのが情けない。ソニー神話の化けの皮が剥がされたせいで、この会社を乗っ取るのは簡単だと考えたから、ソニーの株式は半分が外人の手に握られており、その原因は本書の中にじっくりと書き込まれている。だから、出井は社長の首を切られて追放されたのに、日本人はそれに気がつかないでいるし、ソニーの運命は次に日本の運命に重なろうとしている




ヒット・マン―CBSはレコード部門をなぜソニーに売ったのか
販売元: 角川書店

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英彦、パパ愛してる
販売元: NHK出版

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秀吉が聴いたヴァイオリン
販売元: 主婦の友社

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響け4700歳の大合唱―おばあちゃんコーラス奮戦記
販売元: 初心の会

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鄙風堂々(ひふうどうどう)―「地方」をおもしろく生きる
販売元: ダイヤモンド社

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卑弥呼だったひばり―大美空ひばり伝
販売元: 自由現代社

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新編 表象の迷宮―マニエリスムからモダニズムへ
販売元: ありな書房

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表象の迷宮―マニエリスムからモダニズムへ
販売元: ありな書房

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評伝 ヨーゼフ・ボイス
販売元: 美術出版社

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