和書 554250 (151)
負け犬伝説
販売元： ぴあ
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「負け犬」というキーワードの人選がおもしろい。
自分がその人間に対していつの間にか貼っていたレッテルを
いちまいいちまい剥がされていく快感。
おすすめ。
「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫)
販売元： 角川書店
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オウムの置かれている状況を撮ることで、日本人のメンタリティを焙り出す。それは当時のマスメディアや市民社会にとっては「反社会的」な行為であり、著者は制作会社から契約を解除され孤立していく。仕方なく一人で撮影を続けるうちに、安岡プロデューサーと出会う。デモテープを見た彼の言葉は感動的だ。「余計なことは言いません。こんな映像を見せられて黙殺なんかできるわけがない。これから自分がとるべき行動は一つしかない」
そして初めて二人で行った撮影現場で「転び公妨」を撮る。
なんともドラマチックな展開だ。
それにしても、当時自分は何を考えてオウム報道を見ていただろうかと自問せざるを得ない。基本的人権は何よりも守られなければならないと思っている自分だが、それを踏みにじるような識者のコメントに小気味良さを感じていたかもしれない。
過去に遡って、自分を引き戻してくれた大切な一冊。2回目を今日読了。
街のサンドイッチマン 作詞家宮川哲夫の夢
販売元： 筑摩書房
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魔都を駆け抜けた男―私のキャメラマン人生
販売元： 三一書房
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学び創り遊ぶ―地域に根ざす土筆(つくし)塾の教育
販売元： 毎日新聞社
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42歳にして塾を始めた著者。
受験競争に距離を置き、時にはベーゴマ遊び、竹鉄砲作り、山芋掘り、田植えなど子供たちに様々な経験をさせ、作文を中心とした勉強。
忙しくて子供に寂しい思いをさせた国会議員秘書時代のこと。読むほどに著者の温かみが伝わってくる。
私もこんな先生にめぐり合いたかったと思う。
幻を追って―仲代達矢の役者半世紀
販売元： 毎日新聞社
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幻のキネマ満映―甘粕正彦と活動屋群像
販売元： 平凡社
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満映というものがあった事は知っていたが 内容は全く知らなかった。大変勉強になった。
映画が いわばソフトな「植民地支配」に使われたという点に驚いた。考えてみると 映画はマスメディアの一つであり 政治的に使われることは 当たり前といえば当たり前である。日頃映画好きを自称する僕にしても そんな視点が自分の中で欠落していた点は 不明としか言いようが無い。
本書で学んだ２点目としては 甘粕正彦に関してである。大杉栄を暗殺したという程度の知識がなかっただけに 本書で描かれる甘粕像には驚いた。
著者は はっきりと 甘粕正彦に惹かれている事が分かる。ここで描かれている甘粕は清濁を飲む器を持った人物であり 中国人にも十分考慮と愛情を注いだ人物だ。
勿論 本書が 甘粕という いささか複雑な人格を正しく描いているのかどうかは 今の僕には判断材料は無い。しかし 描かれている甘粕像が魅力的であることも確かだ。
今は残っていない満映の諸作が思われる。時代のあだ花だったのか。
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幻の美術館―甦る松方コレクション (丸善ライブラリー)
販売元： 丸善
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マリリン・モンロー暗殺指令
販売元： 同朋舎
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今までになくマリリンをとりまく周りの環境（人々） について、とても詳しく書かれていました。 きっとマリリン自信、自分がそんな中に自分がいると 気づいていなかったのでは？？と思ってしまいます。 マリリンの女優の卵時代についてもとても細かく書かれているので、マリリンファンの方はぜひ読んでみてください。
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マリリン・モンロー 他殺の証明
販売元： 朝日新聞
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ロバート・F. スレイツァーが、ボディーガードまでつけて、誹謗中傷から身を守りながら、あるいは刺客から・・・・ｗそんな状況下で書いた本だけあって、緊張感とかスリルとかあって読んでいて結構ハラハラドキドキしてとても読み応えがありました。あと、元旦那ってこともあり、少し文章の内容が感情的になっているなぁって思いました。気持ちはわかりますけどね。そういう感想ですが？もしみなさんが読んだらどう思うでしょうね。気になります。