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和書 554284 (87)



東大落城―安田講堂攻防七十二時間
販売元: 文藝春秋

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私が佐々さんの作品に初めて触れたのはこの東大落城の単行本でした。その後文庫化された後も手軽に読みたいので、こちらも購入しています。
殉職者まで出しながらも強い同士の結びつきのもと、任務遂行していた機動隊員の方に感情移入しつつ読みました。
また、「警察戦国時代」の当時、優柔不断な上司を部下達が突き上げる一方で、最も危険な場所に隊長自ら先頭をきってとびこんでいく様子など、最近の会社ではなかなか見られない管理者像が印象に残っています。




遠い「山びこ」―無着成恭と教え子たちの四十年 (人間発掘)
販売元: 文藝春秋

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敗戦から今年は、六十年にあと一年と云う。ゆうに一世代の月日が流れたが、無着成恭の「やまびこ学校」が放った問題は、今も解決されること無く佇み、置かれて居る様に見える。敗戦直後、空腹と何の設備さえない粗末な校舎で、皇国教育のもとに置かれてきた子供達が、無着成恭先生の影響の下に、社会に目を開き、貧しさの原因、因習的な村の現状など、日常の中にある問題を取り上げ、それらの調査やら詩や作文を収めた学級誌ー「きかんしゃ」を作り上げる。その子供たちの戦後40年の歳月を追い、還暦に達しようと云う子供たちの人生を、戦後日本が辿った時間と重ね合わせ綴る、本当に感動的ドキュメンタリーである。

佐野氏がこの本に、相当の精力を注ぎ込まれた事がハッキリと分る力作であった。「旅する巨人」と同様、佐野氏の最も優れた作品であろう。




遠い「山びこ」―無着成恭と教え子たちの四十年 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 本書は戦後民主主義教育の金字塔と歌われた『山びこ学校』の関係者を、四十年後に追ったノンフィクションである。

 ただし回顧録的な内容を示すものでなく、広く『山びこ学校』という教育運動を全体的に捉えようとした試みの集積といってよい。大雑把な整理が許されるのならば、本書で示された試み全体は、山形県に位置する一中学校の一クラスで行われた特異な教育運動とその後を検証してみることで、戦後日本がいかなる変化を遂げてきたのかを探るものだといえる。

 これほど壮大な試みをやりきった筆者の野太い姿勢は、極めて大きな危機感から発されている。受験戦争に翻弄され、その精神を疲労させていく小中学生たちの顔を駅前でかいま見ていた著者は、自分の息子が持ってきた卒業文集に、どれもこれも同じ文体、同じ発想の鋳型で貫かれ、まるで、学校という加工工場からベルトコンベアーで運ばれた文章のブロイラーを」見る(429頁)。
 『山びこ学校』に記された赤裸々な作文と比較するにつけ、著者に見えてくるのは「文章のもつ力は、なぜこれほどまでそこなわれてきたのか」(430頁)という現代の教育現場の問題、ひいては現代日本の問題であった。

 本書は、戦後教育の姿が変容していく様子を捉えるものであり、また戦後日本農業の変遷を追うものであり、マスメディアの戦後史とも言えるようなものであり、「学ぶこと=生きること」の意味が変遷していく姿を追うものであり、・・・。数多くの参考文献・多くの人たちへのインタヴューはこれら複雑に入り組んだ巨大な問題をなんとか読み解こうとした姿勢によって成されたものだ。骨太な姿勢は本書の中どこかしこに溢れている。




通りゃんせ―名門「麻布学園」受験狂騒曲
販売元: 主婦と生活社

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徹の夢―我が息子の死の意味するもの
販売元: 文芸社

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時彦の影帽子―自閉症児のいる家庭
販売元: 新風舎

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徳之島―お袋さんありがとう
販売元: 日本文学館

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土地家屋調査士 栄光への記録 (早稲田法科のバックアップシリーズ)
販売元: 早研

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土地家屋調査士 栄光への記録―土地家屋調査士となるために (早稲田法科のバックアップシリーズ)
販売元: 早研

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土地家屋調査士 栄光への記録―土地家屋調査士となるために 通学・通信教育合格者の声 (早稲田法科のバックアップシリーズ)
販売元: 早研

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