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和書 554314 (6)



おんなの眼
販売元: マガジンハウス

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お告げのマリア―長崎女部屋の修道女たち (集英社文庫)
販売元: 集英社

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お菓子の詩(うた) (商業史発掘ノンフィクションシリーズ)
販売元: 商業界

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お隣りの外国人
販売元: 平凡社

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かくしてバンドは鳴りやまず
販売元: リトルモア

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 井田真木子の仕事に気がついたのは『同性愛者たち』だった。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作の『プロレス少女伝説』には驚いた。女子プロレスラー神取忍が、言葉を引き出されることで、自分の心や世界を認識してゆく様はすごいと思った。

 講談社ノンフィクション賞受賞作『小蓮(シャオリェン)の恋人』には、二つの国の狭間にいる中国残留孤児たちが描かれていた。「言葉は誰かをやっつけるものじゃない。言葉は武器ではなくて、言葉は文化で教養です」という小蓮の直感に、胸がふるえた。

 本書は昨年、44才で亡くなった井田真木子の、絶筆となったシリーズをまとめたものだ。

 古今東西のノンフィクション作品を取り上げ、作品論、作家論を展開する予定だった。本人による企画書では、9本!!上げられているが、「トルーマン・カポーティとランディ・シルツ」「『さもなくば喪服を』と『きけわだつみのこえ』」「カール・バーンスタイン&ボブ・ウッドワード『大統領の陰謀』」の3本が書かれるにとどまった。

 企画書の中で特に興味深いのは、作家を取り上げるにあたって、「その作家が自分の内面にかかえた謎について、あるいはテーマの謎について、いつまでも“尊敬”のようなものを持ち続けていることは必須条件です」とあること。

 私が井田真木子の書く本に惹(ひ)かれた理由も、それだった。作家が作家にならざるを得なかった体験と心のありかたを“謎”とよぶのではないだろうか。『ルポ十四歳 消える少女たち』で、彼女が8才で性的被害を受け、15才から約10年間、衝動的飲酒を止め!!られなかったことを知った。

 謎に対する尊敬とは、事実を知っても、謎が解けてわかることなどはない、という謹厳な態度をいうのだろう。

 タイトルの通り、井田真木子のバンドの音が鳴りやまないことを、一愛読者として強く願う。




かしこ 一葉―『通俗書簡文』を読む
販売元: 筑摩書房

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恥ずかしい話だけれど、気になりながらお札になるという話を聞くまで、樋口一葉は遠い存在でした。最初に読んだのが森まゆみさんの『一葉の四季』。この本で自分が思っていた一葉イメージが間違っていたことを知りました。ここから惹かれて一葉の小説を読み、ついでこの本に出会いました。よい案内役を得て、すっかり一葉に夢中になっています。当時の人々の心遣いや、町の景色、匂いが伝わってきます。森さんのおしゃべりは軽快ななかにも奥行きがあり、ああそうなんだと思うことしきりです。もっともっと読みたくなりました。




かつて白い海で戦ったー沢木耕太郎ノンフィクションV (沢木耕太郎ノンフィクション)
販売元: 文藝春秋

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挫折を味わった黒人との混血児ボクサーの「いつかは・・・」という夢を
追いかけて再起を目指していく話です。この作品集の出色している部分は
本来なら黒子に徹するはずのノンフィクション・ライターである沢木耕太郎が
積極的にボクサーと関わっていくことです。いつしかボクサーの夢が
沢木耕太郎の夢と重なっていくのです。

「クレイになれなかった男」、「一瞬の夏」、「リア」と
混血児ボクサー、カシアス内藤とのタタカイの日々を同書ではまとめて
読むことができます。ボクシングに関して無知な方でもおすすめできます。
ぼく自身もボクシングに興味を持ったことはなかったのですが、凝縮された
彼らの「一瞬の夏」が持つ熱みたいなものを感じることができました。




「からくり」の話 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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「からくり」の話―茶運(ちゃくみ)人形からステルス戦闘機まで技術革新122のヒント
販売元: 文藝春秋

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 本書はからくりの本である。といっても日本のからくりだけでなく西洋のギミックの話が多く、おのおのの細工の解説に2ページほど費やしている。掲載されているイラストは貧弱もいいところであるが大意はこれでつかめる。しかしながら作者にも不明の部分はかなりいい加減に書いてあるので読者の想像力を要する。本書での白眉は光の速度の測定で知られるフィゾーの実験の機械の解説である。今まではどうもどういう仕組みなのかはわからなかったが本書の解説でやっと理解でした。また本書ではステルス機の塗料がシリコン系の塗料と書いてあるがこれはフェライト系の塗料の誤りであろう。




きのうの祖国
販売元: 講談社

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