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和書 554314 (30)



嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 米原万里さんの貴重な体験、経験をもとに、日本人にとっては、
苦手な多民族、人種の理解の一助となる貴重な一冊である。
 東欧の共産主義社会で生活したというだけでも、日本人にとって
は、貴重な経験であるが、その東欧プラハのソビエト学校で学んだ
友人たちの、その後の話が軸である。
 亡命ギリシア人、ユダヤ系ルーマニア人、セルビア系ユーゴスラビア人
 それぞれの、その後の人生は数奇であるが、ユダヤ人や、ユーゴスラビア
の人々を理解する上でも貴重な体験集でもある。




宇宙よ
販売元: 文藝春秋

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宇宙への野望―フォン・ブラウンその栄光と挫折 (1978年)
販売元: ダイヤモンド社

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宇宙樹の森―北ビルマの自然と人間その生と死
販売元: 現代書館

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大宅壮一ノンフィクション賞受賞作『森の回廊』の著者が、
同じ北ビルマを舞台に綴ったエッセイ集。

反政府ゲリラに同行しての旅の凄まじさに比べ、
北ビルマ諸民族のアニミズム的な世界観について語った部分では
むしろ常識的とも言えるレベルの記述に終始しており、
文章もやや感傷に流れがちな点が気にかかった。

巻末の参考文献表を見る限り、
本書執筆のために著者がこなした読書量は相当なものだが、
かえってそれが仇となってか、
体験の生々しさが色褪せた分を、
書物由来の間接情報で無理に引き延ばしているような
物足りなさを強く感じる。




雨天炎天
販売元: 新潮社

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雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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旅の醍醐味を気負わずに、
淡々と語ってくれているという
旅情気分そそられまくりの一冊であった。
紀行ものというより、とりあえず感想・・・という感じが良い。
男性しか入れないギリシャの修道院の島、アトスの、
新鮮な食べ物の描写や、
どんどん過酷になるトルコの誇りっぽい町の雰囲気。
どれも、ドキドキさせられる。
(トルコには、2年前に行ったのに、
私の知らないトルコばかりだった。)

親切には素直に感謝して、おせっかいには正直に辟易する。
偏狭の地を旅する男って、タフぶりを強調したがるものだが、
編集社の金で現地ではバカ高い船をチャーターしたことも普通に語る。
とにかく肩がこらない。

このマイペースぶり。
私は好きだな。




奪はれた歴史―未来ある国家観の再生に向けて
販売元: PHP研究所

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奪われぬもの (講談社文庫)
販売元: 講談社

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‘93から95年にかけて雑誌に発表、その後単行本となったものを文庫化した作品である。

取り上げられた人物は「有森裕子(マラソン)」「福永洋一(競馬)」「福間納(プロ野球)」「林敏之(ラグビー)」「中川茂一(競輪)」「高橋直人(ボクシング)」の6名であるが、有森裕子以外はその競技のファン以外には殆ど知られていない人物であろう。そして、全員に共通するのが、いずれも選手としては第一線を退いた後、ピークを過ぎた時期が作品の中心となっている点である。

有森裕子にしたって作品の軸は、メダルを獲得したバルセロナとアトランタ五輪の間の苦悩した時期である。そして、彼女については文庫化に際して追録された部分があるのだが、これも出場できなかったシドニー五輪の頃の姿である。

著者の書くノンフィクションはどれも競技者(あるいはプロ)としての人物像が作品の軸となっている。私生活には最低限必要な程度しか触れない。著者は、有森裕子の作品で、彼女の私生活がメディアをにぎわしていたとき「ランナー有森裕子以外のことは私の関心をひかなかった」と記している。しかし、競技者としての姿を描きながらも彼女の人間的な部分にも迫っている。

著者は時間を惜しまない丹念な取材で人物像を描き出す。どの作品もそうだが、取材する人物の日常にそっと近づき雑談のような話をしながら鍵となる言葉を自然に引き出していく。そして、その人物のありのままを写し取っていく。

人物を描いたノンフィクション作品には発表から年数が経つと色褪せたように感じるものも少なくないのだが、著者の作品はその対極にある。それは彼が“功績”ではなく“人物”を描いているからなのだろう。

有森裕子の作品のことばかりに触れたが、どれもいい作品である。中でも、還暦を過ぎた競輪選手達を描いた「遠いバンク」は何度も読み返したくなる作品である。





奪われぬもの―スポーツ・ノンフィクション短篇集
販売元: 文藝春秋

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滄海よ眠れ 1―ミッドウェー海戦の生と死 (1)
販売元: 毎日新聞社

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