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和書 554314 (65)



古典の知恵袋―東と西の処世術入門 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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中浜万次郎―世界をみてきたジョン=マン (講談社 火の鳥伝記文庫)
販売元: 講談社

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ノリソダ騒動記 (講談社文芸文庫)
販売元: 講談社

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 本書は、戦後、愛知県渥美半島に位置する一地域(福江町)のノリ漁業権を一手に引き受け、周囲をその金権体質で沈黙させていた地方ボスたちと、その様子を暴露していく共産党細胞とが繰り広げる、軽快な政治党争劇である。戦後の一地域に見られるコメディタッチの政治劇(「痛快!政治絵巻」といってもよいだろう)であるにもかかわらず、バーコード頭の親父たちが闊歩する現代版の政治党争劇のイメージをほぼそのまま描き出したような世界であるから、その滑稽さも身近に感じられる。

 本書で注目したいのは、おかしいこと(変なことであり、また滑稽なこと)をおかしいこと(変なこと、滑稽なこと)として、イヤらしい表現でなく、また(共産党細胞と書かれているけれども)党派制を帯びた偏向した!視!角でなく、極めてユニークにかつユーモラスに語っていく筆者のセンス。こういったセンスに彼の忠実な人柄を伺うことができる(昨今の政治批評家とはひと味もふた味も違う)。
 敢えて難点を言えば、昨今の政治劇には欠かせない役回りを果たす存在、すなわち「官僚」がほとんど取り上げられていない。時代の制約を感じる箇所でもあるけれども、だからといって、本書が戦後日本の政治状況・政治システムを知る格好の参考材料であるという価値を決して下げるものではない。

 彼が地方の「小さなもの(=政治劇)」を描くことで日本政治の本質的な部分と戦ってきたように、次世代のわれわれもそういう身近なところで(腐敗した政治システムや官僚制に対して)ユニークにかつユーモラスに戦う時期なのであろう!と!思う。そのためには、なんといってもユーモラスなセンスが欠かせないだろう。それを杉浦氏に習いたい。




孤高を恐れず―石橋湛山の志 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 教科書でも取り上げられず、大学受験でも「短命内閣」としてしか触れられない石橋湛山だが、氏の放った言葉は重く、その存在意義はもっと重い。この書を通して改めて湛山の人生、精神に出会い、氏が日本の指導者として存在できなかったことがつくづく残念に思えてならない。

 この書を読んで初めて知ったが、湛山は次男・和彦氏を戦争で亡くしている。さらに、自身は徹底して反戦を訴えていたにも関わらず、GHQより公職追放されている。それゆえ、靖国神社参拝への不支持、近衛文麿元首相への「自決要求」には、一ジャーナリストの見解を超えた重さを感ぜずにはいられない。

 彼が任期を全うしていたら、どんな日本になっていただろう。年間3万人以上が自殺する世の中になっていただろうか? イラク!攻撃を支持する国になっていただろうか? GDPの140%を超える長期債務を抱える国になっていただろうか? 氏の遺志となった「小日本主義」に、いまからでも光を当てていくべきだろう。

 この書に出会えて本当に良かった。湛山をもっと知りたい。




師弟―教育は出会いだ (講談社文庫)
販売元: 講談社

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渋谷チルドレン (講談社文庫)
販売元: 講談社

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ルポタージュに興味があり、著者を検索して目にとまった本書。
私は高校生ブームなるものに間に合わなかった年代。ガングロ、エンコー、ドラッグ、ヤマンバ…
そんな括られ方をされる、渋谷に集うコギャルの生態を知りたいと思い、読み進めた。
…感想。意外とフツーじゃん?
中にはかなり危なっかしいケースもあったが、まだ大人になりきれない心境は察することができた。
皆、恋にオシャレに必死で、でもどうしたらもっとモテるの?カワイクなれるの?親に認めてもらえるの?…よくわからないから、やってみよう。と試行錯誤する行為。その行為が問題であるなら…大人が親が彼女達に歩み寄ることが大切。この普通の筋道が途絶えがちな社会が問題ではないか?




新日本人事情 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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事実からの発想 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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情報は人にあり (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 第1章は佐高自身の交友録になっている。第2章は城山三郎について、第3章は異色官僚佐橋滋の情報ネットワークについて書かれている。

 これを読むと、情報というのは紙に書いてあることではなく、その人とその人関係の中で流れる個別具体的なものであるということがよくわかる。シリコンバレーではかつて、「ノウハウ」より「ノウフー」といわれたとのことだが、それがよくわかる。

 しかし、それにしてもここに出てくる人物は誰も彼もみな魅力的な人物である。それゆえに人が彼彼女のまわりに集まり、さらに情報が集まるという循環になっていったのだろう。
 書を読むことも大事だが、直接会うことの大事さを感じさせられた。




人生のうた (講談社文庫)
販売元: 講談社

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