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和書 554314 (77)



サンダカン八番娼館 新装版 (文春文庫 や 4-8)
販売元: 文藝春秋

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サンダカン八番娼館―底辺女性史序章
販売元: 筑摩書房

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近代日本の貧しさや女性差別の犠牲者・・・ともいえるおサキさん。しかし想像を絶するような過酷な人生を送ってきたにもかかわらず、彼女が保ち続けている赤ん坊のように無垢で純真な美しい心に感動した。作者との心の交流が、晩年のおサキさんの孤独な人生に、ひとすじの明かりを灯したのなら、素晴らしいことだと思う。




サンダカンの墓 (文春文庫)
販売元: 文芸春秋

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からゆきさんたちの、余りにも辛い生き方には言葉に尽くしがたいものがあります。

現地で懇意になったからゆきさんではなく、日本の上級学校を選んだ男。そして捨てられてしまったあと、独立を果たした女性のその後。

また、運良く日本に帰ることができたできたからゆきさんのその後の話。

からゆきさんたちと、現地の娼館の女主人の墓跡を捜し歩く筆者のルポルタージュ。

この本を読むことで、からゆきさんたちの生き方だけでなく、彼女たちを言わば「人外人」として扱った世間の娼婦に対する偏見など、さまざまなものが見えてきます。

筆者のフィールドワークの手法については見事につきる、としか言いようがありません。
しかし私だけでしょうか、どことなく「高みから物を言う」観を見受けるのは…




サンダカンまで―わたしの生きた道
販売元: 朝日新聞社

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 美貌に恵まれながら、思いもかけない体験をなさり、それにめげずに底辺に生きる女性の運命を書かれた姿に感動しました。人生観、生きていく上での考え方に触れるつれ、人間として尊敬できる人と思いました。すばらしい感動ありがとう!




三陸海岸大津波 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 昨年、友人と三陸を旅した。本来の目的は「宮古湾新選組ツアー」だったのだが、宿を「グリーンピア田老」にとった。
 田老駅から宿までの間、「津波時避難路」という大きな看板と矢印が目につき、海岸沿いでもないのに堤防があったりする。ふっと大昔に読んですっかり忘れていた、この作品の題名が頭に浮かんだ。あれってここが舞台なのか。地元のタクシーの運転手さんは、元来無口なのか謙虚なのか、尋ねても「はい」とか「ええ」とかいう返事しか返ってこなかったけれど。
 実際に有効なのかどうかはともかく、堤防や避難路看板など、昔の出来事の記憶が今の行政にも確実に受け継がれているのを見るのは、失礼を承知で言えば、とても興味深かった。日程がゆったりしていたら役場で話を聞きたかった。
 これを読んだ後に三陸を訪れる方、通り過ぎるだけでも実感できて、いいですよ。
 




サーカス村裏通り (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック (村上春樹翻訳ライブラリー f- 3)
販売元: 中央公論新社

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細かく翻訳に手を入れる村上さんだけに、過去がどんどん新しくなる感じだ。そんなシリーズだけれども、今回は表紙の写真にやられてしまった。いかにも!という雰囲気なのだ。あの木の枝の曲がり具合に参ってしまった。




ザ・グリンベレー―世界最強の男たち (集英社文庫)
販売元: 集英社

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ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック
販売元: ティビーエス・ブリタニカ

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村上春樹さんは小説よりもこのフィッツジェラルドにまつわる評論や訳文の方が
失礼ながらも面白いと思える。
フィッツジェラルドが好きだからではなく、たぶん彼が村上さんの血と肉に
なっているからだと思う。
おとぎ話のような出世から結婚、そして不如意な晩年までを村上氏は追いかける。
その目は不幸な作家に対してただひたすらに南部の陽だまりのように優しく明るい。

この本が書かれたころにフィッツジェラルドの一人娘さんが亡くなった。
彼女の存在は村上さんのフィッツジェラルドの妻ぜルダの伝記
(最初は世界の女性の一生のシリーズの短編だった)を読んでから
気になっていたのだがその消息もこの本に書かれている。
思えば村上さんのおかげで自分もフィッツジェラルドと付き合っているのだ。

誰の言葉だったか「作品よりも自分の私生活を語られる作家は不幸だ」と聞いたが
ここまでの愛情を持って語られるならフィッツジェラルドの
破天荒で不幸な人生も満更ではなかったかもしれない。
本人は墓の下で照れているのか拗ねているか判らないのだが。




ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック (中央文庫)
販売元: 中央公論社

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村上春樹さんは小説よりもこのフィッツジェラルドにまつわる評論や訳文の方が
失礼ながらも面白いと思える。
フィッツジェラルドが好きだからではなく、たぶん彼が村上さんの血と肉に
なっているからだと思う。
おとぎ話のような出世から結婚、そして不如意な晩年までを村上氏は追いかける。
その目は不幸な作家に対してただひたすらに南部の陽だまりのように優しく明るい。

この本が書かれたころにフィッツジェラルドの一人娘さんが亡くなった。
彼女の存在は村上さんのフィッツジェラルドの妻ぜルダの伝記
(最初は世界の女性の一生のシリーズの短編だった)を読んでから
気になっていたのだがその消息もこの本に書かれている。
思えば村上さんのおかげで自分もフィッツジェラルドと付き合っているのだ。

誰の言葉だったか「作品よりも自分の私生活を語られる作家は不幸だ」と聞いたが
ここまでの愛情を持って語られるならフィッツジェラルドの
破天荒で不幸な人生も満更ではなかったかもしれない。
本人は墓の下で照れているのか拗ねているか判らないのだが。


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