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和書 554314 (97)



時代を刻む精神
販売元: 七つ森書館

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軽佻浮薄に流れる世にあって著者の視点はあいかわらず確かでするどい。この国の実像を確認するための尺度と言えそうです。「自動車絶望工場」以来の読者を裏切らない内容です。




ドキドキ心の取材日記―家田ノンフィクションの内側 (実日新書)
販売元: 実業之日本社

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実と虚のドラマ―経済小説にみる企業と人間
販売元: 日本経済新聞社

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実録 ヤクザという生き方 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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自動車王国の暗闇―その後の絶望工場
販売元: すずさわ書店

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自分自身への審問
販売元: 毎日新聞社

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 2004年から辺見庸を襲った脳出血と結腸癌。続けざまの病魔に見舞われながらも、「人は生きてあるかぎり、どうあっても形骸たりえない。たとえ形骸に酷似していても断じて形骸そのものではない」(本文)という強靱な意志のもと、「復帰」第1作目となるのがこの『自分自身への審問』である。本人の弁では「寸止め」状態ある肉体だが、「辺見節」も筆致も相変わらず冴え渡っており、「まつろわぬ表現者としての矜持」(渡辺創氏,北海道新聞・東京社会部)は全くもって健在である。今後ともジャーナリステックな眼を持った、“まつろわぬ表現者”としての活躍を大いに期待したい。

 ところで、辺見庸に対しては、様々な「左右」からの批判が存するわけであるが、私の知る代表的な批判的言説をみてみたい。先ず、「右」側では「個人の思い込みや個人の体験から極めて恣意的に一般的な状況認識や原則を導き出す姿勢」などを「批判」するものがある。この“極私的”姿勢の、一体何が問題なのであろうか。このフレーズはそっくりこの御仁に送り返そう。人はおよそ、自分の影から逃れることはできないのだ。蟹は甲羅に似せて穴を掘る―この御仁も私も、そして辺見庸も…。

 次に、「左」側では、新左翼党派の元カードルで、今は一端の文人気取りの男が「政治には1度として責任をもつことなしに『民主主義の不在』」を声高に語って恥じない辺見庸」などと雑言を浴びせかけている。この男にとって「政治」とは、メットにゲバ棒、それに党内遊泳らしかったのだが…。今は「造花の園」(同)といえる文壇の片隅で売文業に勤しむこうした輩に、「物言うな、かさねてきた徒労のかずをかぞえるな」(同)という言詞の意味、さらに辺見庸の“抗い”は永遠に理解できまい。





ジャパニーズ・コネクション―海運王K・スガハラ外伝
販売元: 文藝春秋

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十四歳―見失う親 消える子供たち
販売元: 講談社

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非婚―揺れる30代シングル (女性自身whoブックス)
販売元: 光文社

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女霊
販売元: リヨン社

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家田荘子の本は読んだ事があった。名前も知っていた。でも、この本を読んで、初めて、彼女がどういう人間かを知った気がする。女性が女性を追っていくルポライター、その成功が妬まれる事によっての苦悩、そして、霊感のある体質の生かし方、自己の精神をいかに鍛えるかの模索、そんなものでこの本はあふれている。
迷い、人を蔑み、憎み、そういった暗い心を持ち、それを隠すことなく文章にし、かつ、神を求めていくその、修行僧としての彼女の煩悩との戦いの記録のように思う。
新興、旧来、双方の現代仏教に違和感を感じている方にも、是非、読んで欲しい。
現代の日本が忘れかけていた、孤独な自己鍛錬による宗教心への希求の一つの形がここにある。



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