戻る

前ページ   次ページ

和書 554314 (111)



地球 味な旅
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ロマノフ家の黄金―ロシア大財閥の復活 (地球の支配者)
販売元: ダイヤモンド社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ロマノフ家は、女帝エカテリーナの時代に根絶していた。
夫ピョートル3世が、性的不能者だったからである。では、エカテリーナの3人の子の父は??
長男パヴェルが、ロマノフ家の皇位継承者となり、その後の皇帝の母も全て非ロシア人である。
ボロジノの戦いを想起すれば、成り上がりのナポレオン 対 偽ロマノフ、アレクサンドル1世。
王室の血筋、民族主義の根拠のいい加減さは、公然の事実となった。

「歴史を人間によって組み立ててゆくと、従来のように国境によって定められた国家の性格だけを論ずる歴史観が、
 大きな誤りであることが分かってきた。民族論でさえ、ほとんどが系図の血のつながりによって無意味な主張になってくる。
 むしろ人間の血の脈絡によって解かれる歴史のほうが、私たちの現代に対して、はるかに正確な答を与えてくれる。」
「日本人には想像できないほど、欧米の上流社会は自分の系譜を気がかりにしながら生きてゆき、また他人の系譜を調べあげ、よく知っている。」

遅れたロシア知識を埋め合わせる必要がある。
革命の父、レーニンは、宝石商(ペテルブルク貿易商人会会長)を先祖に持つ最も富裕な階級の出身者、ロマノフ家の貴族レーニンであった。
ソ連外相チチェーリン(白軍ウランゲリ将軍の血縁)も貴族、赤軍司令官トゥハチェフスキーも貴族、
秘密警察チェカの初代長官ジェルジンスキーもポーランド貴族。




痛快ワンマン町づくり (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 「江戸川第一主義」
 これをスローガンに掲げた当時の中里喜一区長は何故こんな全国にも注目されるほどの区長となったのか?この本を読んでみると、区長の決断力、実行力の凄さに圧倒されてしまった。
 かつて行政は「親方日の丸」と呼ばれ、様々な問題を抱えていた。それを変えるべく現れた中里区長は、この本で取り上げられていた様々なことを自ら考え、それを実行していったのである。
 このやり方は、様々なところで人を引っ張っていく場合、何が大切なのか、それを教えてくれる本である。
 
 




東京の戦争 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

作家というのは事実でも自分の解釈で描いていくものである。
しかし、吉村さんというのは作家でありながら、新聞記者やルポライターよりも誠実に事実を追及し、そこに人間性を見出しドラマを描いた方であった。
さまざまな戦争物がある。
今、戦後60年以上たち、沖縄戦における軍の介入の真偽が問われたり、戦争に対するさまざまな解釈や見解が出てきている。
あの戦争を振り返る一冊として、ためらう事なくこの一冊を読んだ。
そこに描かれているのは、空襲で家を失い、その後家族を亡くした吉村少年の体験記である。
お涙頂戴はない、アメリカの爆撃機がどのように街に近づき、破壊し、戦後どのように人々が生きたかを実に清廉、簡潔明瞭な文章で書いている。
ドラマ性を求めず、事実を淡々と描いているだけであるが、悲しくもあり、当時の生活をそのまま疑似体験できるような筆致であった。そして戦争を考える上で非常に貴重な一冊である。
吉村さんがこの本を書いてくれた事を感謝したい。




ドキュメント 人間 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ドキュメント 労働者! 1967~1984 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ドキュメント 家族 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ドキュメント 追われゆく労働者 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ドキュメント 隠された公害―イタイイタイ病を追って (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ニッポン発情狂時代―性の王国 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

81年に文藝春秋社から「性の王国」という書名で発表された単行本を文庫化した作品。以前に文藝春秋社からも文庫本が発売されたこともある。80年前後の「性」を扱ったルポ四編が収められているが、ルポの題名と著者の狙いは次の通りである。

【コンドームの20世紀】避妊具の歴史とそれに反映される日本人の性意識の変遷

【買春ツアーの構造】東南アジアの日本の歴史的関わりからくる性のゆがみの構造

【ソープ(当然発表当時はソープではない)村の社会学】高度経済成長による性のレジャー化

【セプテンバーセックス】高齢化社会の到来による地殻変動

ルポを書くために著者は、コンドームの製造工場を訪ね、タイの売春宿に潜入し、雄琴の住人にインタビューを試み、老人の性に正面から向き合っている老人ホームを取材するのだが、これらはいずれも単純に「性」それ自体をルポしたものではなく、そこに調査・文献等からその文化的背景も加味された佐野真一らしいルポである。猥雑さと社会学的な要素が絡み合っているので非常に読み応えがある。

“ゆりかご?(コンドーム)から墓場?(老人の性)まで”の性が見事に描かれていると同時に、「ソープ村の社会学」のように時代の熱気を切り取った作品でもある。

ただ文庫本としては一点不満がある。これらのルポの“その後”に関する加筆がないことである。当時の雰囲気を損なわないという考えなのか、忙しかったのか、理由はわからないが、簡単でもいいから“その後”を知りたかった。特に、高齢化社会における老人の性についてはその思いが強い。

近年の著者は大作といえる作品が多い。勿論それらもいいのだが、本書や「業界紙諸君」「紙の中の黙示録 三行広告は語る」等のように、いい意味でのフットワークの軽い作品も捨てがたい。



前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ