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和書 554314 (116)



ツァイス 激動の100年
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

カールツァイス財団といえば、T*のカメラレンズなどでおなじみだが、その光学製品群は先駆的で、信頼性もずばぬけている。その信頼される民間企業の一日にしてはならずの歩みには、本書をよんではじめて真実ちかくまでを知り得た。創業者のアッベ、ツァイス、ショットらによる崇高な考え方や頭脳が、幾多の苦難を越える鍵となっている。アッベのテーマには、科学の探求と、それらを産業に適用することだったようであるが、結果的に科学技術の躍進と、その恩恵が世に広まってゆく。それらの事実は読むものにいまなお教示することもあろう。「見える」ことを可能にしてきた人間の生きざまを知ることができる。
記20080611




追憶のドイツ―ナチス・空襲・日本人技師
販売元: 酣燈社

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私も初め専門用語が理解できず、三省堂を図書館代わりに、「慣性モーメント」が「ジャイロ・モーメント」(イナーシャではない事)であることや「ハンチング」とは何かを調べつつ読みましたが、当時の日本が如何に品質管理と生産設備面で脆弱性があったかが書かれています。
機械工としては「SIP」(フェラーリへの入札で「安田工業」に敗れた会社、「ハイドロオプテック」が有名。治具研の「ハウザー」のフレーム「SIP」と入っているのは観ましたが会社が現存するかは不明。)/「マーグ」(ギア研削盤で有名。エリコンとくっ付いて「エリコンマーグ」なって以降は知りませんが。)が出てきたのは嬉しかったです。
また、「ローマの休日」の「ベスパ」が「ピアッジョ」(新聞等では「ピアジオ」世の中では結構ラテン読みを無視して英語読みする救いがたい輩が多い。「モーゼル」を「マウザー」/「ライスハウエル」を「ライスハウアー」/「ビュリューガー」を「バジャー」など。)のダスカニオ技師長中心による設計であること等が取り上げられていたのは嬉しかった。
しかし、日本が「木製ペラ」を採用しなかった事は悔やまれる。
でもこの本のおかげで、憧れの「中島飛行機」武蔵野製作所で「ハ45」の遊星減速機製作に従事されていた方と文通できたのは良い思い出です。




痛快ワンマン町づくり
販売元: 新潮社

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痛憤の現場を歩く
販売元: 金曜日

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 1つひとつにはらわたが煮え返るような思いを感じる,31の短編からなるルポ集.そのテーマは,労働者,学校,事件と警察,原発,米軍基地など,幅広い社会問題にわたる.それぞれの問題は重いが,次々と読み進めてしまう.この中であなたが特に興味を持ち,共感し,強い怒りを感じるテーマは何だろうか?
 そして現在の日本では,弱い者へのしわ寄せが,いかに強まっているかということを感じられる.日本は,いかに不況と言われても,世界中を見回すと間違いなく経済的に発展している国だ.しかしその発展の小さくない部分が,弱者へのしわ寄せによって支えられているのだろう.
 また,取材の様子や現場などの写真が時折挿入されている.この写真により著者が北海道から沖縄まで足を運び,そこで生きている人々の生の声を伝えてくれていることを強く感じさせてくれる.




津軽・斜陽の家―太宰治を生んだ「地主貴族」の光芒
販売元: 祥伝社

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繋がれた夢
販売元: 講談社

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繋ぐ―阪神大震災、「電話」はいかにして甦ったか
販売元: プレジデント社

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妻と娘の国へ行った特派員 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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この本は近藤紘一の遺作となった。あとがきは胃がんで入院をしていた虎ノ門病院のベッドの上で、口述筆記されたものだ。
物語はほぼ最後の特派員生活となった産経新聞バンコク支局長のときにかかれたエッセイを中心としている。しかし驚くべきはその物語の深さである。サイゴン、バンコク、パリの3部作を読んだ方なら持つであろう(読んでない方ならぜひ薦めるが)そのあまりに「やさしすぎる」印象は、同じ人間として、あるいは違う時代に生まれたものとして、怖いくらいに圧倒された。
ベトナムを再訪した近藤紘一は、政府のバーで一人の踊り子と出会う。中部の貧しい農村から出てきたという彼女の踊りの優雅さに引かれた近藤紘一は、彼女の夢を聞き、「できるなら、踊るべき場所で踊らせあげたい」!!と願うのだ・・・・・
今ではアジアの国々に出かけ、現地を旅することのできるのは特派員や駐在員ばかりではなくなった。ツアーと称して、乗り物に乗るとうに、何処へでも連れて行ってもらえる。
彼のようなやさしさを僕らが異質の、いや脅威のものとして感じるのは、自分たちができない違う文化をもった人間との、本当の交流をしているからではないか。そしてそんな風に国を超えて交流したドラマがあるからこそ、そこの彼のやさしさが浮き出て見えてくるのではないかと思った。

「何ヶ国旅をしたとしても、何も見えてはこない人がいる。日本という国しか知らなくとも、何かが見えている人がいる」

これはある特派員が国際人ということについていった言葉だ。

ここには一人の日本人が、違うところに住む人!!間とまっすぐに交流し、生きたドラマのかけらが散らばっている。そしてそれらはきっと、僕らの心のどこかに、新しい気持ちを与えてくれるのではないか。




妻と娘の国へ行った特派員
販売元: 文藝春秋

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妻たちの二・二六事件
販売元: 中央公論新社

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