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和書 554314 (118)



トウ小平の遺言―野望果てることなし
販売元: 小学館

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東京、ながい夢
販売元: 河出書房新社

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東京23区 女たちの住宅事情
販売元: 文藝春秋

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東京の戦争
販売元: 筑摩書房

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 野坂昭如の戦争体験とは対極をなす。”火垂るの墓”の主人公の少年にはどうしても共感をもてないけれども、この同じく不幸な状況にあって吉村昭の幸運は(本人は心外だろうけれど)特別なものだ。

 第一に経済的にはブルジョワであったこと。第二に八男の立場で中学生という、家業に何の立場や責任を求められる立場ではなかったこと。第三に周囲と共に戦火にさらされる帝都東京にい続けることで状況を正しく把握することができ、そして兄が戦死し、家も焼かれる”ごく普通の”都市生活者であったこと。

 以上の”幸運”により、クールというか無責任なまでに他人事のように冷静に、市井の移り行きを記憶に留めることができたのだと思う。東京というきわめてヒストリックな場所で、きわめてニュートラルな立場の少年が描く、魅力的なスケッチというところかな。

 ちょっと残念なのは、吉村さんの歴史小説の魅力とのジレンマになってしまうけれど、たとえば妹尾河童さんの”少年H”のような迫るような真情の発露がないこと。でも、きわめて上質な”スケッチ”です。




東京ローズ (文春文庫 (295‐1))
販売元: 文芸春秋

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東京ローズ
販売元: 文芸春秋

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ドウス・昌代の『東京ローズ』日系アメリカ人二世アイバ・戸栗・ダキノの数奇な人生を描く。「東京ローズ」とは、米兵が旧日本軍による厭戦プロパガンダ放送に登場する女性アナウンサーに与えた愛称である。近代の戦争は情報戦が重要視され、日米で活躍する日系人の存在は重要であった。日本軍の狙いとは逆に、この放送は米兵を魅了すると同時に彼らを励ますこととなった。ゆえに米兵たちの想像の中で「東京ローズ」への想いは膨れ上がり、戦後の関心は東條英機に次ぐものであった。マスコミの捜査により名前が挙がったのが、アイバ・戸栗・ダキノであった。(しかしアイバは米兵が聞いていた「東京ローズ」の声とは似ていなく、厭戦活動スタイルも異なるものであった)アイバは英国人捕虜のチャールズ・カズンズ少佐との「ゼロ・アワー」なるラジオ番組で米兵を励ますのであった。

戦後アイバは米国マスコミのスクープの対象として探しだされた。「アメリカ人」であることを信じて疑わなかったアイバの素直な行動は、時には軽率で向こう見ずさえあった。反逆罪の嫌疑をかけられ一年間の巣鴨プリズンでの拘禁は、証拠なしとして釈放される。しかしアイバはもはや海の向こうでは「魔女」として悪名高い存在となっていた。この背景には日系人への偏見が依然として戦後も根深いものを物語っている。帰国後、彼女を待ち構えていたのは再び反逆罪の汚名であった。著者はこの裁判を通してアメリカ陪審員制度の批判と共に、日本人の姿をしたこのアメリカ人への偏見と、司法の不正義を明らかにしている。判決はアイバの敗訴で終わり、アメリカ史上に名を連ねる反逆者の一員となってしまった。アメリカ人であることを信じたアイバは、アメリカを裏切ったのではなく、アメリカに裏切られた結果となった。ドウスの処女作である本書は日米戦争で行われた情報戦争の歴史だけでなく、この戦争がもつ人種主義の側面を力強く描いている。




東京ローズ―反逆者の汚名に泣いた30年
販売元: サイマル出版会

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闘牛の島
販売元: 新潮社

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東大落城―安田講堂攻防七十二時間
販売元: 文藝春秋

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私が佐々さんの作品に初めて触れたのはこの東大落城の単行本でした。その後文庫化された後も手軽に読みたいので、こちらも購入しています。
殉職者まで出しながらも強い同士の結びつきのもと、任務遂行していた機動隊員の方に感情移入しつつ読みました。
また、「警察戦国時代」の当時、優柔不断な上司を部下達が突き上げる一方で、最も危険な場所に隊長自ら先頭をきってとびこんでいく様子など、最近の会社ではなかなか見られない管理者像が印象に残っています。




東電OL殺人事件
販売元: 新潮社

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猟奇殺人、多重人格など犯罪心理学的な事に興味があり、新潮45シリーズ等読みあさってきたが、これ程読みにくい、最初から最後まで入り込めず集中力さえ削がれるノンフィクションに出会ったのは初めてです。
とにかく、著者の主観の多さと、無理矢理小説らしくしたいのか、リアリティの無い表現がこれでもか、というほど散りばめられて、内容の割に頁数だけ増えた一冊です。

もしかすると、○○頁位で仕上げると決められて書いたのかと疑ってしまう程。


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