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和書 720720 (232)



生と死の心模様 (岩波新書 新赤版 (163))
販売元: 岩波書店

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精子の話 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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この本を読むにあったって前提になる知識は高校で学ぶ生物の勉強程度だが精子について幅広く新しい知識が得られる。また日本を中心とした歴代の研究者の仕事も紹介しているので,発生学を学ぶ大学生が常識として知っておくべき内容を手に入れるのにも,とても役に立つだろう。ご本人がこの分野の第一人者であるのだから内容の信頼性が極めて高い。巻末の文献リストも役に立つ。

高校教科書にはウニやカエルの受精については詳しく書いてるが,ほ乳類についてはほとんど書かれていない。例えば,ウニの卵は成熟してから精子と受精するが,そのようなものは例外的でほ乳類の卵は減数分裂の第二分裂中期で止まっていて,受精によって減数分裂が進む。そのような基本的なこともこの本で学べる。

また,精子にDNAを混ぜることでその遺伝子が精子に取り込まれることがあり,これを使ってトランスジェニックマウスができるなどなかなか新しい内容も含まれている。非常に高い内容なのだが決してわかりにくい本ではないので,ちょっとがんばって読めば得るものは大きい。




脳を育てる (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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本書は大脳生理学に基づく、客観的な脳理論である。
真面目であるが故に、個人的な主観や見解が少なく、
読み進んで行っても面白みに欠ける。
タイトルは「脳を育てる」だが、脳への刺激が大事である等、
(読書、新しいことへの知的興味心の喚起、習い、考えるなど)
新鮮味の無い主張に終始している。

また、冒頭の日本人は、欧米人に比して議論下手なので、
国際的視野で見ればもっと欧米人に習い論理的な思考や、
生き方を身に付けなければならないとの画一的な脳論理?
もいかがかと思う。

このあたりの論理は、「国家の品格」の著者である藤原正彦氏
の日本人の情緒論の方が余程、新鮮味があり面白い。
(出版年の違いがあるかも知れないが・・・。)

比較して申し訳ないが、同じ脳科学の分野でも、茂木健一郎や、
川島隆太、溝口俊之の著書の方が読み応えがある。

辛口で御免。





脳と神経内科 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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脳のことについて興味があり,何冊か読んでみました.本書は脳の病気に関する本です.よく知られたところでは,アルツハイマー病や狂牛病などです.

「脳はすべてを支配する」という章がありますが,本書を読んで改めてつくづくそのとおりだと思います.肉体と精神とどちらが大事かというと,人間が人間らしくあるのは精神のおかげだと思います.ただ,肉体が弱っていくのを明晰な頭脳で認識できてしまうというのは非常につらいことでしょう.本書に書かれているように,病気の進行とともに精神機能が低下していくことはあながちわるいことではないのかもしれません.





豊かさの精神病理 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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ああ、こういう人いるよなぁ〜っ、と
おもしろさ(興味深さ)ゆえ納得し、
自分のことを反省することもできた。
キーワードは「モノ語り」
豊かさゆえのアイデンティティの欠如。
「モノ」を拠り代にした心の安寧。
現在の「格差」意識の流行を背景として
読んでみても非常に興味深い。




私の脳科学講義 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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脳のことについて興味があり,何冊か読んでみました.本書は分子生物学でノーベル賞をとった利根川進先生の講演と対談をまとめたものです.分子生物学に取り組むことになったきっかけや研究内容について分かりやすく書かれています.

その中でも,学習と記憶のメカニズムなどは非常に興味深いものでした.記憶を再生するにあたって,欠落した条件を補完できるかどうかは,脳の中で記憶そのものとは別の部分が関与しているというのには驚きです.もう少し詳しい話を聞きたくなります.

ところで,著者の先生の先生にあたる人から見ると,師弟関係3代のうちで7人ものノーベル賞学者が出ているとのことです.やはり優れた人のところには優れた人が集まるということでしょうか.あるいは,受賞者選定にあたってある一定の影響力のある人がいるということなのかもしれません.

講演録の部分と対談の部分で若干ダブりが多いのが残念です.出版社の意図でこのようになっているのでしょうが,つぎはぎの印象は否めません.





ウイルスってなんだろう (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店

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ウィルス自体の話にとどまらず、ウィルスが貢献した分子生物学の発展の歴史を事例を通して判りやすく書かれている。身近な薬の作用機序の説明もある。高校や大学の学生を対象に書かれているようだが、遺伝子について興味を持っている人におすすめ。ただ生物を少しかじった人でないと難しいかもしれない。




エイズの基礎知識 (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店

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心と脳の科学 (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店

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やっぱり物足りないという感じだった。ジュニア新書なので、それは当然。大体、知ってるなーという内容だった。でも、脳に興味を持っている人にとっての入門書としては、いい本だと思う。

一番難しい“意識”については、「21世紀に残された謎」として最終章でちょっとだけ取り上げられている。その章で、ミンスキーのリカーシブな意識を紹介している。自己意識とは、外界をみているA脳と、そのA脳をみているB脳という二つの脳であるというのは、なかなか印象深かった。意識の本質は、そういう“入れ子構造”なのかなーと思った。




脳のはたらきがわかる本 (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店

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