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和書 720720 (335)



脳の若さを保つ心のメカニズム (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川学芸出版

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脳のなかの幽霊 (角川21世紀叢書)
販売元: 角川書店

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神経学者であるラマチャンドラン氏の著書を邦訳した書。同氏は、四肢を切断した後にも、その感覚が脳に知覚されるという幻肢のメカニズムについて、きわめて単純な方法で科学的に研究したことで知られている。本書では同氏の多くの研究論文に基づいて、精神疾患のような一見不可思議な症状を示す症例について、脳科学的な考察を述べている。また、他の研究者の多くの論文を総説として紹介している。自分の首を絞めようとする左手を、右手が押さえつけるという女性患者や、失った手で物をつかもうとする患者、笑い死にした患者などについて紹介している。個々の症例についての記載は理解できるが、解剖学的専門用語なども頻出するため、読破には数日は要する。

脳科学に画期的変化をもたらした機能的MRI(fMRI)による研究論文がほとんどなかった1999年に出版された書であり、紹介されている研究手法も古いものがほとんどである。しかし、論理的な思考で考案された実験方法は的を射たものが多く、本書の出版後に明らかになった事実とも整合性を保っている。紹介されている内容のうち、とくに鏡を使って失った四肢を復活させる錯覚をあたえる実験などは、単純ながらも読んでいて非常に面白く、単に脳科学の情報を得る以外にも、客観的思考の重要性が伝わってくる。背景となる不思議な症状をありのままに伝える各章の冒頭はは推理小説のようで、著者の文章力(と訳者の力量)が優れていることも本書が面白い理由と思われる。主張の根拠も巻末に明示されており、紹介されている論文をいくつか検証したところ、客観性十分でかつ面白いものばかりであった。

難点は、実験方法を図示していないため、文章だけでは理解しづらい部分もある点。ただし、同氏の論文には詳細な図や写真が掲載されている。上記問題点を差し引いても、一冊の書としての完成度は高く、非常に面白い。やや読破に時間を要するが、それに見合った情報は十分で、値段分以上の価値があると思う。星5つの評価。




心という不思議―何をやっても癒されない (角川文庫)
販売元: 角川書店

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一つ一つのエッセイが短く毎日少しずつ読んだ。地味な内容が多いが、精神科医としての経験に基ずく話が多く、リアリティがある。また、自分が共感できる点も多く、心が落ち着いてくる感じがした。例えば美人と言うのは心を乱させる異物であるとか、自分の遺伝子を残したがる能天気さは理解できないなどの記述は全く同感である。全体に抑えられた悲観論が多いが、不思議に心は軽くなっていく本である。




精神科医はいらない (角川文庫)
販売元: 角川書店

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とりあえずこのようなタイトルで本を出した著者に拍手ぅ〜〜♪。すごく評価できる。

レビューにもあるけど、「日本の精神医療はどうしてダメなのか?」というトピックはもっともっと語られてもよい題材。障害者一人あたりにどれだけ税金投入してるんだっての。

どうしてダメなのか?を徹底的に議論するためには、被害者&障害者がもっと自分の意見を出すべき。もっともっと精神科医を法廷に引きずり出すべき。日本の精神科医が、裁判官の前でいつもの暴言が吐けるかどうか、見てみましょぉ〜〜。






健全な肉体に狂気は宿る―生きづらさの正体 (角川Oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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聡明で多弁な内田先生とポイントを突く疑問を投げかける春日先生の対談形式の本です。論点は世代論からはじまって、お2人の得意な切り口から、負け犬論争、フェミニズムの問題、自己決定、「自分探し」の問題や、果ては家族のコミニュケーション、ガン告知まで、話題が広がります。

どの話題にも大きく頷ける話しが多く、目からウロコや、膝を打ちたくなる話しが多く、特に内田先生のファンの方にはオススメの本です。何故なら7割方を内田先生が話しているからです。もちろん春日先生も会話されていますが、春日先生が問題提議した後に内田先生が細かく説明してくれる感じですので、どうしても内田先生の方が長くなります。もちろんいつもの内田、春日両先生の得意分野を、ですけれど。


私はごく最近に内田先生の本を読み始めたのでまだ理解が浅いのかも知れませんが、深く納得できる話しが多かったです。とくに中腰力にまつわる話し、「両論併記」と「継続審議」は深く同意致しますし、それに例え方に、相手に伝わらなければいけないという感覚を私は感じ取れたので、そこがまた良かったです。また、「常識」の持つ『そこそこの強制力はあるけれど根拠はない』という強みを、常識は変化するからこそ、限定された地域と時間の中でだけ通用する強みを、原理主義にならない強みを、もっと使えないか?という部分も膝を打つ話しでした。


ただ、気になる部分もありまして、それは「自己決定」を放棄したがるフェミニズムの方の話し(離婚して一人で好きなように決定して生きている方が、もう一人で好きに自己決定する事に飽き飽きした、という発言)を聞いて(ここに至るまでも様々な経過があるのです、「リスクヘッジ」の話しとか)、びっくりするのですが、自己決定できる贅沢に慣れただけの話しで、私にはただの「さびしんぼう」のないものねだり」なだけなのではないか?と感じました。自分の責任で好きにする自由はなかなか得がたいものであるし、そんなに簡単に手放せないと私は思うのですが。


「さびしんぼう」と「ないものねだり」の両方を持つ方々のなんと自分勝手な、自分丸投げ状態か、と思うと悲しくなりますが、結構たくさんいますしね。普通恥ずかしくなると思うのですが、恥ずかしいと感じる客観性もない状態なのだと思うので、余計に悲しい。


もちろん自分探しの話しも両先生の得意の話しですし、そこはとても面白いです。私も 『「自分探し」は広義に解釈すれば、していない人はいない。それそのものがいわゆる人生といっても良いと思う。しかし、狭義の意味において、「本当の」が付く「自分探し」は逃避や幻想や妄想である。謙虚さの、客観性の無い所に正当な評価は現れない。』と考えますから。ただ、自分探しをしたがる人々には、なかなか届かないですし、そんな人がこれだけ増えてしまった為の常識がチカラを得るのかと思うとちょっと恐いです。


また、対談形式な為に、本当は少し考える間があって話しているのでしょうけれど、その間が本では表現されていない上に、内田先生が分量多く話されているために、ちょっと軽く感じられる所が気になりましたが、ま、それも内田先生の内田先生っぽさと言えなくも無いかも知れません。


「健全なる肉体に狂気は宿る」、名言です。狂気の種類に興味のある方、内田先生や春日先生がお好きな方、自分の死角に光を当てたい方に、オススメ致します。




五〇歳からの元気な脳のつくり方 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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最近の脳の研究はめざましい進歩があると聞きます。
本のタイトル,「50才からの脳〜」にひかれて購入しましたが,脳に関する研究成果を包括的に紹介してもらいました。コレステロールの新事実(2001年の研究報告)など,新たな研究成果がまとめられています。しかし,十分な理解のためには読むだけではダメ。おそらく授業のテキストにでも用いて老人大学で勉強すれば,この内容の濃い新書を理解できるでしょう。最後の2章が著者の提案ですが,これに納得するにはまだ,時間がかかりそうです。




精神科外来 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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私は人事部所属で、職員のメンタルヘルス方面も重要な業務になりつつあります。
これは、と思える状況におちいった職員には精神科受診を勧めるのですが、人に勧めるから簡単に言える訳で、いざ自分となると、おそらくどうして良いか途方に暮れると思います。
この本には、精神科を受診するイロハが極めて分かりやすく記されていることはもちろん、何よりも、くすりに関して(「薬」と書かず「くすり」と書かれているのは、印象が柔らかい)丁寧に記述されており、向精神薬の服用には自分の判断を挟まず、処方された通りに飲み続けなければいけないことを、迫力を持って説いてくれます。
精神科の治療には根気が必要でしょうから、めげてしまいそうになることもあるでしょう。そんな時にこの本を読んで、初心に帰ることができるのではないでしょうか。




飛行機に乗ってくる病原体―空港検疫官の見た感染症の現実 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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旅行好きにはぜひ一度は読んでほしい本です。興味によって左右されますが、ぴんと来るものがあれば手にとって欲しいです。
必ず満足させてくれます。この仕事は素敵だなあと思いました。




悲しみよさようならストレスもさようなら
販売元: 日本放送出版協会

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仕事でストレスがたまっているあなた。
解消の仕方がわからない方は、ぜひ本書を読んでください。
心が楽になりますよ。

本書で気持ちが楽になったら、
他の大平さんの著書も読んでみてください。





必ず治せる自律神経失調症―私たちは100日で苦しみから解放された (リヨン・ブックス)
販売元: リヨン社

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