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和書 769110 (124)



あかね空 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

無器用なおふみ。口数の少ない永吉。周りの力添えで、京豆腐が根づく様は、みんなが力を合わせないと乗り越えられないよ。と言われているますね。 直木賞を取られたすぐに、一度読ませてもらい、二度目。 ストーリーは追えるけど、細やかな心境までは、読み取れませんでした。 三人の子供達を差を付けているようにみせて、本当は分けてなどいなかった、おふみの気持ち。 人は厄介ですね。 日々顔を見ている方が、わかっていなくて、昔馴染みや気持ちを許せる相手なら、たまにしか顔を合わせないからでしょうか。逆に本音が言えるのだから。 伏線で傳蔵が相州屋の息子らしいと出てくるあたりが、面白いですね。 家族で乗り切る。大切な事ですね。




あかね空
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

静かに進んでいくストーリーなのだけれど、話の中にはさまざまな人物やその人物達の物語や江戸の風景などが、丁寧にそして繊細に書かれていると思います。
繊細に描かれているぶん江戸時代の人物や町並や、風情が容易に想像できるのでは・・・とも思います。
1つの店を代々守り受け継いでいく、と言うこと。
代々受け継いでいく中には本当に様々な物語がある、それが必ずしもいい物語ばかりではない、と言うことを教えてくれる作品。
仕事とは、親とは、兄弟とは、子供とは、男とは、女とは、そして人間とは、どうあるべきか、の答えの例がこの作品にはあるように思います。
家族同士の争いや殺人が毎日のように起こっているこんな世の中で、この本に出会えた事を嬉しく思います。
ほろりと泣かせる粋な作品でした☆





あかね雲 (1964年)
販売元: 講談社

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あかね雲 (1973年)
販売元: 新潮社

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あかね雲 (1976年)
販売元: 中央公論社

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あかね雲 (中公文庫 A 19-4)
販売元: 中央公論新社

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あかるい箱
販売元: マガジンハウス

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あかるい箱
販売元: マガジンハウス

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

大体、宇野氏のイラストが目当てで買ったようなこの本。
物語は大変抽象的で私には少し解りづらかった。
でもそんな不可思議な物語なのだが、宇野氏のイラストはものの見事に
その世界を表現していたという点で星4つという評価。




あかんべえ
販売元: PHP研究所

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「ふね屋」という料理屋の一人娘、おりん。
次々と起こる謎の出来事を解明するために、
おりんにしか見えないお化けさんたちと事件の真相を探っていく。
そして様々な事実が解明されていき・・・。

おりんのひたむきで真っ直ぐな性格に心うたれました。
純粋な気持ちをどこかに置いてきてしまった人はぜひ読んでほしい作品です。
少しばかり、とりもどせるかもしれないですよ?笑





あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者の新刊の『おそろし』を読み、しんみり感動して、つい、こっちも再読。
もうたぶん4回目くらい。単行本が出版されたときに購入してるけど、せっかくなので上下巻の文庫
で購入し直し。こんなことばっかしてっから金が貯まらないのね、と思いつつ。
出版されて久しいので、内容の概略は割愛中。

「おまえは俺を斬った。しかし、それは正しいことだった」

何度読んでも、この一言に圧倒されます。

正しいことを根拠付けるにあたって目下非常に有力なものが2つあると考えています。
ひとつは進化史的に適応の過程で人間が獲得してきた感受性や情緒性における傾向性から社
会的振る舞いの正しさを演繹しようとする進化生物学的研究。もうひとつは、経済学に代表され
る、個々人の振る舞いの大規模な集積を、個々人とは別水準で数理的な検証の俎上に上って
くるような傾向性として把握し、そこから社会状態の適正化を演繹しようとする、一部の制度設計
的な経験的社会科学的研究(大雑把ですいません)。

ひとつめの進化生物学的研究の蓄積からは、どうしたって“生存に有利”という結論を超える「正し
さ」は導けないと思うので、自分が殺されることを正しいと思える理路は、そこにはないように思えま
す。ふたつめの社会科学的な研究からは、もはや個人的な納得感とか情緒的満足感とは別の話
になってしまうので、理性的に「正しい」とは言えても、実存的に納得して「正しい」とは、もう言えな
いように思います。

そうしてみれば、この「おまえは俺を斬った。しかし、それは正しいことだった」という一言が、いかに重
大な領野を切り開くか、って話しですよ。進化生物学的研究や経験的社会科学的研究に押さ
れて、いまいち肩身の狭い日々が続く、規範的倫理学の出る幕だって、まだまだありそうな今日こ
の頃でございます。


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