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和書 769110 (139)



あの人をどこまで知ってますか―“かわいい女”だから好きになる男心18章 (青春文庫)
販売元: 青春出版社

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あの墓を掘れ (1971年)
販売元: 桃源社

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あの墓を掘れ (1977年) (春陽文庫)
販売元: 春陽堂書店

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あの墓を掘れ (1981年) (集英社文庫)
販売元: 集英社

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あの墓を掘れ (ケイブンシャ文庫)
販売元: 勁文社

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あの墓を掘れ (集英社文庫 22-H)
販売元: 集英社

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あの夕陽 (1975年)
販売元: 新潮社

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あの夕陽 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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『あの夕陽』。タイトルは普通すぎて何のひねりもありません。内容もごく普通の日常を描いていてこれといったひねりはありません。でもこのタイトルが、作品の内容から雰囲気からすべてを象徴していて、それでこそ第三の新人世代の面目躍如といったところかもしれません。
内容は、主人公に女ができて、夫婦が離婚へと向かっていく過程を描いたもの。ありきたりといえばありきたり。普遍的といえば普遍的。

特徴は何といっても、タイトルに代表されている通りの全体的なけだるさ、やるせなさです。その辺が時代を感じさせて、ある意味新鮮でもあります。西日の差し込む安アパートに住み、銭湯に行き、男は会社の歯車として家庭をあまり顧みずに働く。この辺りの描写はかなりいい味が出ています。

等身大の主人公、等身大の文章、等身大のタイトル……とにかく地味です。万人にオススメできるものではなく、ある意味マニアック好み、またはクロウト好みですかねー。




あの夕陽
販売元: 新潮社

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特派員として送られた異国で出会った女性の存在が、すでに冷え切った夫と妻の関係をむしばむ、氏の芥川賞受賞作である表題作をはじめ、韓国でシンポジウムに出ているうちに、敗戦時に京城(ソウル)で荷車を引いた経験に意識が飛んでいく「赤い月」、息子と広島の実家で蛇を見ているうちに、戦時中の下宿先の娘を思い出す「蛇のいた場所」、変わる東京を描く「黒い水」、岩手に取材旅行に出て、岩手出身の母を想う「雪女」、異国のキリスト教遺跡を訪れる「果ての谷」、短篇計6篇を収録。

日野氏の小説は、エッセイとフィクションの中間のような雰囲気のものが多いですが、この初期短篇集も、そんな味わいの文章ばかりです。細かい情景とか、色とか、匂いとかを、鋭い感受性そのままに描ききり、「ああ、そういう雰囲気って分かる分かる」、と思っているうちに、何時の間にか筆者と読者の意識の流れがシンクロナイズしてしまう、そんな不思議な小説です。論理的に文章を組み立てながら、どこかとても幻想的なところが大好きです。




あの夕陽・牧師館―日野啓三短篇小説集 (講談社文芸文庫)
販売元: 講談社

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不思議な余韻を残す、素晴らしい短編アンソロジーだった。

日常を舞台としながらも、どこか幻想的、退廃的。どの短編からも「生きることのやるせなさ」が滲み出してきて、胸を激しく揺さぶられる。

とくに『星の流れが聞こえるとき』は、傑作だと思う。


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