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和書 769110 (170)



いま、愛と自由を―寂聴塾ノート (集英社文庫)
販売元: 集英社

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いま、抗暴のときに (講談社文庫)
販売元: 講談社

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著者は本書で、「人倫の根源を問い続けることができるか? 国家テロである米国の戦争虐殺行為を彼岸の事としてルーティンワークに埋没せずに、アフガンやイランの爆撃の下の出来事を想像できるか?」と訴えかけてきました。

奇妙なことに、「人倫の根源を問い続けることができるか?」が「君は生き延びることが出来るか?」というガンダムの有名なナレーションにダブりました。君は(正しくこの病んだ時代を)生き延びることができるか?と聞こえるのです。

大前研一氏、船井幸雄氏、佐藤優氏から社会人としての生き方に大きな影響を受けましたが、今、辺見庸氏の著書と生き様が最も私に強いプレッシャーを投げかけます。

本書は2002-3年にサンデー毎日に掲載された「反時代のパンセ」が主となり構成されていますが、今でも十分に読み応えがあり、特に社会人の方には、新入社員でも戦前生まれの方でも、戦争や思想に関する深い見識と著者の洞察を得られるだけでなく、自身の生き様を深く考えさせてくれる点でも強くお薦めします。

以下、本文より抜粋

・国家というのはその根源において、死刑執行と戦争発動を闇の回廊で秘かに繋いでいる。

・ポーランドの詩人、シンボルスカは共同通信のインタビューに「どの世代にも2種類の人間がいる。個人としての魂を持つ人と、自分独自でなく集団的な魂を持って生まれる人」と答えている。

・北朝鮮憎しというナショナルな義憤が盛り上がれば盛り上がるほど、政治力学的には朝鮮半島への日本の歴史的な責任を忘却の彼方に追いやることができ、厳然たる歴史的諸事実そのものさえ、「新しい歴史教科書をつくる会」や三浦朱門のように修正してしまうことが可能な空気ができている。

・ウンベルト・エーコ風に言えば、「ファジーな全体主義」の醸成には必ずマスメディアがあり、それと主観的には意識せずに情報消費者の意識を収奪し、メディアが読者や視聴者と相乗的に意識を劣化させていく。





いま、抗暴のときに
販売元: 毎日新聞社

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ここまで笑える本も珍しい。
連載されていた時からずっと毎週楽しみで楽しみでしかたなかった。
小林よしのりですらここまで笑わせてはくれなかった。

呆れるほどの自己矛盾を平然と連発し、無知と飛躍を最大限に駆使した超論理を展開し、
突拍子もない無根拠な断定を自信たっぷりに披露してくれる。

ジャーナリストはアジテーターであれという定義づけを見せてくれたときなどは
最高に笑えた。
書き下ろしで論理的整合性は重要ではないと言い放ったのに至ってはもう脱帽するしかない。

この素晴らしき芸人が綴ったサイケなテキスト、一度は見ておいて損はない。




いま、波に乗る財産づくり―小さなお金で大きな望み (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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いま、波に乗る財産づくり―小さなお金で大きな望み
販売元: 徳間書店

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いま、甦る聖徳太子―御廟・叡福寺とともに
販売元: 出版文化社

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いま、釈迦のことば
販売元: 朝日新聞出版

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私とご縁のある女性の方は皆、寂聴さんのことを好いています。この本とお会いできて、その理由が十分に伝わってきますとともに、寂聴さんの観音様のようなお姿と慈悲の言葉に安心をいただけたような思いがいたします。寂聴さんが作家瀬戸内晴美から瀬戸内寂聴になられたときのことを憶えています。その頃はまだ幼く煩悩の数もまだ少なかったので、出家される方を特別視していたように記憶しています。久方ぶりにTVで拝見した時に、寂聴さんの優しい笑顔と慈母のような明るい語り口が心に残りました。2500年前に説かれたお釈迦様の教えは、今の日本人にとってとても大切なものになっていると感じています。世が乱れる時、お釈迦様の言葉は人の記憶に甦るのではないでしょうか。そういえば、名僧と言われる方は圧倒的に男性が多いですが、女性にとっては、やはり尼僧の法話が受け入れやすいのかもしれません。女性視点のお釈迦様は格別です。寂聴さんに相談や悩みを打ち明けに訪れる方は大勢おられるようです。寂聴さんは、ただ一緒に泣いてさしあげるのです。一緒に泣いてくれる人が一人いてくれれば、人はたくましく生きていけるのでしょう。




いまいましい石
販売元: 河出書房新社

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航海日誌に書かれた不思議な出来事という
極めてクラシックな怪奇譚である。

しかしそこはオールズバーグ、
一見話にそぐわぬポップな絵柄に
肝心なモノを見せないという手法、
そして最後フルーツにまつわるユーモアと
相変わらず一流の作品に仕上げている。




いまここに在ることの恥
販売元: 毎日新聞社

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脳出血と癌を患い右半身に障害を抱える、元共同通信のジャーナリストで芥川賞作家でもある辺見庸氏による、1.書き下ろし「炎熱の広場にて」、2.2006年の新聞掲載文、3.2006年の「毎日ホール」での講演内容、で構成されています。

19世紀の(哲)学者、太宰治等の作家の言葉が多く引用され、我々日本人の恥(例えば第2次大戦の生体実験の事実をすっかり忘れていたり、コイズミ時代に自らファシズムを受け入れてしまう民族性)が白日の下に晒されます。

著者は日本のそして自分自身の恥を感じ、自身の精神を恥に曝すことで傷つけながら、限られた重い障害を持つ余生を自分自身の為に、恥を感じることの無くなった日本の社会・日本人の価値観を正そうと、その実存をかけて言論活動を必死の想いで続けていらっしゃると強く感じました。

そして、氏の言葉は自分の恥や欠点に気付かない振りをして、また気づきもしないで生きていては、本当の生を全う出来ないのではないか?と私に訴えかけてきました。
大切な人を失ったり、傷つけたりした中で、著者の魂の叫びの幾分かは聞き取れた気がしており、今、自分は自分の実存を何にどのようにかけるべきなのか、自問自答するきっかけとなりました。

以下の後書からの抜粋に感じ入るものがある方には、ご一読をお薦めします。

「メディア知」のみを絶えず食わされて、権力と市場と資本に都合のよいテーマだけを日々、投げあたえられ、もっぱらその枠内で発想し、喜び悲しみ反発するように導かれている。もうそろそろ、それを拒んでもいいのではないか。

たいしたことなのは、いままで口先で言っていただけのことに、一切の冷笑を殺し、(指の先から一滴でも血を流すような)万分の一でも実存をかけること






いまこの瞬間愛しているということ
販売元: 集英社

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サヨナライツカより静かに泣ける物語で、どんどん世界に引き込まれていきます。
ハナの病気もわかってるので、もういいやと思うのですが、それでも
泣けてたまらない小説です。
ジェロームは、いつかハナを越える人と結ばれるのかなと思いつつ小説をおきました。
ブノアの引き締まった存在も素敵なスパイスな小説です。

とにかく待ってられないのです。読みたくて次に進みたい小説です


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