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和書 769110 (264)



食指が動く―世界の美味食べ歩き (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 日本経済新聞社から1984年に出た単行本の文庫化。
 もともと日経新聞に連載されたコラムで、ひとつひとつはわずか2ページ半ほどの短さ。そのため、どっしりした読み応えやまとまった考察は期待できない。それでも高水準の読み物に仕立てているところは、さすが邱永漢というべきか。氏の一部の著作に見られるような、自らの経済的成功を自慢気に並べ立てるような嫌味な態度はなく、安心して読める一冊であった。
 日本、中国、台湾、香港、パリ、リヨン、イタリア、スペインの料理、料理店について的確な批評が行われている。特にフランスの3つ星レストランについて詳しく、名部料理から注文の仕方、シェフの気質まで述べられている。そこで強調されるのは料理は料理人次第ということである。伝統とか店の格式、何代続いているかなどは関係なく、才気のある料理人だけが美味しいものを作れるのだという評価である。これは多分に、氏の背景にある中国料理界の実態に裏書きされたもののようだ。なるほどと思わされた。




食指が動く―世界の美味食べ歩き
販売元: 日本経済新聞社

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食前食後―漢方の話 (中公文庫 (き15-3))
販売元: 中央公論新社

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食関係の本は数あれど、スルメになると旨味が増すイカの養分イノシン酸について、「人間でも生きている間は大して変わりばえがしないが、死んでみると妙に味わいの残る者がある。こういうのはイノシン酸型を呼ぶべきかもしれない」と、独特のユーモアを込めて書くのはQさんだけじゃないだろうか。

また、自然の食べ物は大歓迎だが、それを薬で補おうという気にはなれないと、ちょっとスパイシーなコメントが続く。さすが「株の神様」だけあって、株の話題もさりげなく出ている。
「どうも私は薬というものには興味がない・・・(中略)薬のお世話になるようになったら、その次は坊主の世話になる番だという気がするのである。従って、薬の株がどんなにあがると言われても、薬の株を買う気になれない・・・」
食いしん坊ここにきわまれりといった感じ。大いに共感がもてた。




食は広州に在り (中公文庫 M 12)
販売元: 中央公論新社

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新・メシの食える経済学―お金に恵まれる人生への手引き
販売元: グラフ社

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この不安定な時代を乗り切るための智恵の宝庫が詰まっております。

日本で生まれ育った方ではないので、日本社会の特質のようなものをしっかり踏まえた上での、日本社会(あるいは成熟を迎えた社会での)幸せな人生を送るための智恵がたくさんあります。話は私生活(パートナー選びや子どもの育て方など)のことから生活資金を得ること(仕事や利殖)まで幅広く扱われております。全ては幸せに生きていくため智恵であり、その1つの指針となります。今となっては国に自分の老後はあまり期待できませんので、特に20~30代の人にとってはかなり役立つと思います。




旅が好き、食べることはもっと好き (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 1991年の単行本の文庫化。
 経営コンサルタントとして成功した著者が、世界各地を旅行して贅沢な食事をした自慢話。
 著者は一年の三分の一を海外旅行に費やすという。その旅行とは、みずからが経営コンサルタントを務める大会社の幹部や富豪たちを、ファーストクラス、有名ホテル、三つ星レストランでもてなすものである。その内容が逐一紹介されている。
 とにかく、鼻につく内容。人生に成功して驕ってしまった著者に著者の文章は、もはや読めるものではない。文書は巧みで、考察もなかなか鋭いのだが、残念。
 リクルートの「エイビーロード」誌に連載されたものであるから、仕方ないのかも知れないが。




旅は電卓と二人連れ (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 1994年に出た単行本『電卓と二人連れ』の改題・文庫化。
 もともとは日本航空の機内誌『アゴラ』と、ダイエーの社内誌『P・S』に連載されたもの。前者に載ったものは国外投資に重点が置かれ、後者のは老人の楽しい過ごし方について語られている。
 基本的には著者の自慢話と考えて良い。中国返還前、香港では不動産が値下がりした。しかし、著者はそこで大規模な投資を行って成功した。また、七〇才を過ぎてもバリバリと働き、世界中の美味しいものを食べている。そういうことがずらずらと書かれている。読んでいて余り気持ちのいい内容ではない。
 しかし、なによりも文章が上手い。また、発想や視点が人並み外れている。だから、面白く読めてしまう。さすがだ。




自分の財布は自分で守れ―お金・この手を使えば間違いない (プレイブックス)
販売元: 青春出版社

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常識の破産―過去の経験は未来の物差しにならない
販売元: 経済界

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人財論―お金儲け、次の着眼点はこれだ
販売元: PHP研究所

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