和書 769110 (310)
こんなことでよろしいか―老兵の進軍ラッパ
販売元: 集英社
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大正生まれで、戦争をくぐりぬけて、生きてきた佐藤愛子さんの、世の中の乱れやめまぐるしく変わる世の中についての非常識をなげき、そして、時にはユーモアーを忘れない読みやすい文体は健在です。
その中で興味深かったのは、「幸福の5つのソフト」というタイトルのエッセイで、この便利になりすぎ虚弱になった人間の心のバランスを保つというもので、中年後期からたくさんの心霊現象に悩まされた佐藤先生が、頼みにしている霊能力者から、教えられたというもので
■1「今日一日、親切にしようと想う」
■2「今日一日、明るく朗(ほが)らかにしようと想う」
■3「今日一日、謙虚(けんきょ)にしようと想う」
■4「今日一日、素直になろうと想う」
■5「今日一日、感謝をしようと想う」
これを書いて、トイレの目につくところに、貼って黙読するのだそうです。決してこの5か条を実行するのではなく、また「思う」のでなく「想う」ことが、大切だそうです。そうしているうちに、潜在的に心のバランスのとれた人間になるのだそうです。
うさんくさいと思う人もいるかもしれませんが、この五箇条は、かつて「常識」だったものばかりです。いつの間にか忘れさられ、陰惨な事件はあとをたたず、それゆえ、このソフトを実践する価値があると思います。
こんなにも恋はせつない (光文社文庫)
販売元: 光文社
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「まったくもって恋愛は割に合わない。割に合わないと知っていながら、どういうわけか人はまた、性懲りもなく恋愛に足を踏み入れてしまう」という唯川 恵さんのあとがきに惹かれて読みました。
まったくそのとおり。
10人いれば10通りの恋の切なさ・喜びがあるんだな、と読後ホロっとくる秀逸の作品集でした。
短編小説で読みやすく、また様々な作家さんのお話なので、新しくステキな本と出逢いたいと思っている方にはオススメだと思います。
こんなに違う金銭感覚―邱永漢のマネー・インタビュー
販売元: 西武タイム
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こんなに面白い20年前の俺の本―ヤケクソ読本 (ワニ文庫)
販売元: ベストセラーズ
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こんなはずでは… (文春文庫)
販売元: 文藝春秋
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こんなはずでは……
販売元: 文芸春秋
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林真理子の魅力は、なんと言っても独特の語り口調にあるだろう。
文章を読んでいると「いかにも」な軍人風の書き方だったりと、大体どんな人柄かが読めてしまうものだが、林真理子は違った。
彼女がここまで長い間愛される理由が、ここには、ある。
こんなふうに死にたい (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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私たちの住む世界は、三つの層からできているらしい。
1.日常世界−実際に眼で見、手で触れられる具体的な世界。
2.情報・伝聞の世界−火星があるとか、ガラパゴス諸島にイグアナがいるなど、他人の伝聞や情報だけから構成された世界(これは体験しようとすれば可能)。
3.神話=フィクションの世界−神が世界を創った、宇宙の果てはお花畑になっているとかといった、絶対確かめようがない世界。
私たちは、だいたいこの三つの世界の中で暮らしています。1と2は科学的実証の手にかかるとその「あるーない」が明確に色分けされます。
では、「死んだらどうなる?」。
「無になる」。これは科学的事実に基づいた見解。そこで、考えの倍率をあげて、死んで生き返った人がいない(臨死体験は死んでいない)以上、実は「死んだらどうなる?」という問いは、生きている人間には決して答えることができない「3の世界」の問いであります。
でも、この神話=フィクションの世界が持つ豊かな物語が、人間のこころやたましいにどれだけ潤いを与えるかは、例えば「千の風」や本書、芸術や音楽、小説や詩という物語=フィクションに触れればすぐに体験できます。
河合隼雄氏は、人間の意識を下降してゆくと「激しいラップ音」や「ダンボール箱2個の消失」、「知らぬ間に水浸しになるカーペット」(本書)が、起きるし、これらが祖先の霊・他の死者の霊の仕業であると思えてくるのだと。これをユングは、「意味のある偶然の一致」と言いました。このような深い、たましいの体験をすることによって、人間のこころは成長し、潤いを得ることができるのです。
物質的価値観至上主義現代日本社会を生きる私たち住民は、佐藤氏のこの物語をこころして読まなくてはいけないと思いました。
現実、「死後の世界」を信じて生きていたほうが、「ない」と考えて生きるよりずっとズット豊かになると思いませんか?
「科学的かどうか」なんて、もう時代錯誤の問い方だと思いませんか?たましいと科学の融合が、いま必要なんです!
こんなふうに死にたい
販売元: 新潮社
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私たちの住む世界は、三つの層からできているらしい。
1.日常世界−実際に眼で見、手で触れられる具体的な世界。
2.情報・伝聞の世界−火星があるとか、ガラパゴス諸島にイグアナがいるなど、他人の伝聞や情報だけから構成された世界(これは体験しようとすれば可能)。
3.神話=フィクションの世界−神が世界を創った、宇宙の果てはお花畑になっているとかといった、絶対確かめようがない世界。
私たちは、だいたいこの三つの世界の中で暮らしています。1と2は科学的実証の手にかかるとその「あるーない」が明確に色分けされます。
では、「死んだらどうなる?」。
「無になる」。これは科学的事実に基づいた見解。そこで、考えの倍率をあげて、死んで生き返った人がいない(臨死体験は死んでいない)以上、実は「死んだらどうなる?」という問いは、生きている人間には決して答えることができない「3の世界」の問いであります。
でも、この神話=フィクションの世界が持つ豊かな物語が、人間のこころやたましいにどれだけ潤いを与えるかは、例えば「千の風」や本書、芸術や音楽、小説や詩という物語=フィクションに触れればすぐに体験できます。
河合隼雄氏は、人間の意識を下降してゆくと「激しいラップ音」や「ダンボール箱2個の消失」、「知らぬ間に水浸しになるカーペット」(本書)が、起きるし、これらが祖先の霊・他の死者の霊の仕業であると思えてくるのだと。これをユングは、「意味のある偶然の一致」と言いました。このような深い、たましいの体験をすることによって、人間のこころは成長し、潤いを得ることができるのです。
物質的価値観至上主義現代日本社会を生きる私たち住民は、佐藤氏のこの物語をこころして読まなくてはいけないと思いました。
現実、「死後の世界」を信じて生きていたほうが、「ない」と考えて生きるよりずっとズット豊かになると思いませんか?
「科学的かどうか」なんて、もう時代錯誤の問い方だと思いませんか?たましいと科学の融合が、いま必要なんです!
こんなパリ、見たことある?
販売元: 文化出版局
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こんな人生もいいものだ (1980年)
販売元: 河出書房新社
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