和書 769110 (318)
ご近所パラダイス (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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このエッセイ集は☆面白い☆。いや、ホント面白い。面白さに対しては厳格な僧侶の如き(?)姿勢を貫いている私も、大学の教室で読んでいて笑いをこらえるのが大変だった。ハイパー・エキサイティング。でも、面白いだけでなく、胸に沁みる言葉も綴られていたりして、しかもそれが偽善的な教訓では決してなくて、それもまたニクイ。特に、長嶋一茂クンへの手紙のところに書かれていた文章は、感動的なだけでなく、作者の小説が現実的でありながら清々しいファンタジーを纏っていることの背景をも垣間見ることができる(思わず手帳にめもっちゃったよ)。嗚呼、ファンタジー万歳!
ご近所パラダイス
販売元: 読売新聞社
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ご近所ルネッサンス―Asagaya Renaissance
販売元: 読売新聞
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さあ、犬になるんだ! (村上春樹の翻訳絵本集)
販売元: 河出書房新社
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淡い記憶を辿れば、兄弟の面倒をみなければならなかった事がある方も多いことでしょう。自分達で思いっきり遊びたいのに、弟や妹がいると好き勝手に遊ぶわけにいきません。遊びかたも制限されてしまう・・・。本当は弟や妹を置いて逃げてしまいたい、けどそういう訳にもいかないと納得もしています。だけど面白くない・・・。
こんな堂々巡りのような子供の気持ちが、この絵本の中核となっているようです。兄弟間の駆け引きのような、どちらが勝つかどうかの真剣勝負のような話の展開が、カルヴィンの誕生日の特別な日の出来事と美味く絡み合っています。
さて、このカルヴィンとトゥルーディーの兄と妹。催眠術にかかったトゥルーディーの最後の一言は、いたずらし放題の兄に一発逆転の打撃となったかどうかの結末は書いてありませんが、きっと妹のほうに勝負あった、って感じでしょうか。
さいころの空 (1959年)
販売元: 文芸春秋新社
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さいころの空 (1966年)
販売元: 角川書店
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さいころの空 (文芸選書)
販売元: 福武書店
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さいころの空 (野間宏作品集)
販売元: 岩波書店
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さいごのおおかみ (1980年) (戸川幸夫・どうぶつものがたり〈15〉)
販売元: 金の星社
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さいごのおおかみ (戸川幸夫・動物ものがたり 15)
販売元: 金の星社
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戸川幸夫の『狼の碑』を子ども向けにリライトしたもの。「戸川幸夫・動物ものがたり」シリーズの15巻。
明治初期の北海道では、馬の牧畜が大いに進められた。官営の新冠牧場ではアメリカからエドウィン・ダンという技術者を招き、開発に当たらせた。その際に最大の障害となったのがエゾオオカミによる馬への襲撃である。ダンは対抗策としてストリキニーネを使うことにする。そしてエゾオオカミは絶滅への道を向かうことになる。
オオカミとダンを単純に正義と悪に分けるのではない点が興味深かった。特にダンの葛藤を描いた部分には色々と考えさせられるだろう。
清水勝による絵も雰囲気が出ている。