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和書 872412 (45)



ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ
販売元: 青土社

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最初の対談はなかなか面白く読みました。
ただ、論考はあまりに適当であったり、
出来不出来の差が激しすぎます。
巻末の作品評もおタク過ぎて、意味不明です。
オタクが分かれば良いという居直りもある反面、
素人臭い論等、バランスの悪さが気になりました。




ユリイカ2008年9月号 特集=太宰治/坂口安吾
販売元: 青土社

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 太宰に関して書かれた文章を拾って読んだ。「男女同権」、「桜桃」の二作品を取り上げた文章が、特に印象に残った。
 「桜桃」は、太宰が晩年にものした短篇だ。われ、山に向かいて、目を挙ぐ、という詩篇の中の一節や、涙の谷、という言葉が登場することから、太宰の信仰と結びけて論じられることが多い、と記憶している。が、この論では、現代における現実的で切実な問題と結び付けられている。太宰がダウン症の長男を持っていたことを、最近私は知った。その子が「桜桃」に登場していたことを、私はこの本と出会い、知った。「桜桃」を読んだ。
 「桜桃」にはダウン症の長男を抱えた太宰の苦しみが、障害を抱えた子を、その親が殺した、という新聞記事の抜粋とともに、切実さをもって書かれていた。冒頭と末尾にある、子供より親が大事、という有名なフレーズや、桜桃のつるをつなげたら、珊瑚の首飾りのようになるだろう、という美しい言葉を読むと、彼が抱えていた苦しみを忘れてしまう。太宰は苦しさから抜け出す錬金術を、いくつも心得ていたのかもしれない。そう言えば、彼の「浦島さん」にも、形は桜桃に似て、一つひとつ味の違う食べる酒が登場していたのではあるまいか。
 障害者にも、若者にも、一律に〈自立〉を強制する政府、自分ではまともに働くことができない人に、健常者と同等の生産性を望む政府、政府の非情な施策が不幸な事件を引き起こした、と論者は言う。私は不幸にして、発達障害という障害を抱え生まれてきた。同時に幸福にして、父親が経営者である。おかげで、食いぶちには困らない。しかし、生まれ(遺伝)も育ち(環境)も偶然でしかない。私もまた、その社会への非生産性から、一家心中、という事態を引き起こしていたかもしれない。それにまた、父の会社が倒産したならば、と考えれば、けして、私には他人事ではないのだ。太宰の奥深さを、改めて思い知らされた一冊だ。




ユリイカ 2005年4月号 特集 ブログ作法
販売元: 青土社

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とりあえずトークショーはすげつまんなかったってトモダチが言ってました。




ラカン―象徴的なものと想像的なもの (1977年) (現代思想叢書)
販売元: 青土社

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ランボオの世界 (1972年)
販売元: 青土社

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ルネサンスの哲学
販売元: 白水社

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ルネサンスの転換をナラティヴとして大きくとらえ、そのなかにベーメやブルーノなどあまたの思想家を位置づけていく。該博な知識はもちろん、ブロッホらしい大きな世界観が魅力である。と同時に、一次史料を駆使する歴史家たちにくらべれば当然ながら記述はゆるい。講義という性質上、論拠や出典にも、とくにふれていない箇所が多い。

しかしブロッホの魅力は、いわば何者でもなく、ブロッホ自身であるところにある。その意味でこれは哲学者による哲学史であり、思考者の洞察力をよく伝えている。固有のタッチやパースペクティヴはあきらかで、この書き手が、詳細な証明にむけて論を凝縮していくタイプの執筆者でないことはここでも変わらない。ブロッホはむしろ、問題を拡張するために種子を播くタイプの書き手なのである。本書も、あちこち説明しきっていないにもかかわらず、重要な示唆をふくんでいる。読者はルネサンスという巨大なテーマにむけて、自己の視点を見出すためのさまざまな手がかりをゆたかに収穫することができるだろう。





レヴィ=ストロース (1974年) (現代思想全書)
販売元: 青土社

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ロラン・バルト (1974年) (現代思想全書)
販売元: 青土社

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<像> の不安―仮構詩論序説 (1972年) (ユリイカ叢書)
販売元: 青土社

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