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和書 882814 (43)



江戸のアウトロー―無宿と博徒 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






江戸の英吉利熱―ロンドン橋とロンドン時計 (講談社選書メチエ (352))
販売元: 講談社

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本書の視点は、専門研究者以外の人々にとってはそれなりに新鮮なものかもしれないが。ところが、子細に見ていくと、本書は文献解読のミスや、あきらかな事実誤認が指摘でる。
 まず、P.13、「日本初の銅版画(1783年の江漢によるもの)もイギリスの風景を描いたものである」とあるのは明らかに事実誤認。天明3年(1783)に司馬江漢が初めて作った銅版画は、国籍不明の異国原野風景、もしくは江戸の隅田川風景である。P.199で取りあげている「Serhentine」「Zitenhuys」については、天明年間(1781-1789)であろうと推測されているが、1783年作という確証はない。
 P.195「ちょうど同じ頃、オランダカピタンのヘンミーが参府し、イギリスの絵を江戸に持ち込んでいる・・・江漢がこれを見たことを記録している」と書いているが、正しくは、18世紀オランダの地理書図版を参考に、司馬江漢が喜望峰・アダムスピークの図を銅版世界図の挿し絵に描き、1800年(寛政12)に江戸に参府していたヘンミーに江漢自身が見せた、とすべきである。
 P.201-202の応挙の眼鏡絵とイギリス風景画との関連を述べるくだりは、かなり「勇み足」と言うべきであろう。これら眼鏡絵の成立には、ヨーロッパ製銅版画の他に、中国の蘇州版画からの影響を想定する説が主流となっているが、本書ではあえて無視されている。
 P.217-218には、江漢がイギリスに怒りを覚えて、蘭学をやめてしまったなどとしているが、これは江漢の書簡の文面を曲解したもの。
 本書には、近世日本とイギリスとの関係を強調したいがために、こじつけ・曲解とも思われる部分も少なくない。スクリーチ氏の著作をいくつか出している講談社も、今後欧米研究者の著作を出すのであれば、然るべき日本人研究者の監修を得た上で行うべきだろう。




江戸の女たちの湯浴み―川柳にみる沐浴文化 (新潮選書)
販売元: 新潮社

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巷には、妖しげな「お江戸本」が溢れているが、先般亡くなった渡辺氏や、花咲一男氏のような著者は、当時の資料を用いて最も信頼するに足る近世風俗史や心性史を提供してくれる。

近世日本の庶民は、混浴の銭湯に平気で入り、裸体を恥じなかったと、日本を訪れた西洋人らの記述から生まれた俗論が跋扈しているが、本書では、川柳を資料として、男たちが混浴でそれなりに興奮していたこと、娘たちがそれなりに恥じていたことを明らかにする。そして読物としても優れている。日本人は性に対して無感覚だった、の類の俗説を、穏やかに退ける好著である。
小谷野敦




江戸の市場経済―歴史制度分析からみた株仲間 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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数量経済史(扱う対象が限られている)・マルクス経済史(分析が余剰形成と階級間分配に限られる)・新制度学派(循環論法に陥っている)の欠点を示し、制度の生成と発展を説明できるのは歴史制度分析という視点だというのが著者の立場だ。

江戸時代は停滞期だと思われることもあるけど、経済が発展していたことがわかる。ここで不思議なのは、経済成長に必要とされる所有権(なぜって、自分のものはずっと自分のものだという信頼がなければ安心して投資できない)が江戸時代に確立されていたわけではないという点だ。棄捐令ほどではないけれど、債権回収がうまくいかなくなる可能性の高くなる相対済令が頻繁に出されている。

その答えは私的な関係にある。ヨーロッパのマグレブ商人が行ったような多角的懲罰戦略は、日本の株仲間にも見られたとしている。追い出されるの怖さに逸脱行動はしないし、逸脱したことのある在外代理人は雇ってもまた逸脱するだろうから雇いたくないのである。この制度のもとでは誠実に行動するのが部分ゲーム完全均衡戦略として維持されている。

ロジックは明解だしデータも豊富なので、満足いく内容だろう。




江戸の情報力―ウェブ化と知の流通 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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江戸の蔵書家たち (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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江戸の都市計画―建築家集団と宗教デザイン (講談社選書メチエ (66))
販売元: 講談社

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江戸の道楽 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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道楽と趣味の違いが良く分かる本。
釣りも意外に早い時期から女性たちに
人気が有ったとは・・・・。
大人の遊びを知るうえでも、
時代考証にしても、よく考察されていて、
興味深かった。




江戸のファーストフード―町人の食卓、将軍の食卓 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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江戸は造られた首都であった。
よって多くの民が江戸に一極集中し
彼らの多くは食物を自分では調達できなかった。
そのため江戸では初めから外食が盛んであった。
江戸の料理はそんなファーストフードから発展したらしい。

その後、醤油・砂糖・鰹節などの調味料、
酒などの嗜好品の発達によりグルメブームが起き
そして江戸料理が、料理茶屋が発展し、

究極の料理茶屋「八百善」を産むにいたる。
(この経緯は『菊亭八百善の人びと』宮尾 登美子に詳しい)

庶民の屋台と、殿様の高級料亭、
江戸料理はその相互侵食で発展したと思うと興味深い。




江戸の風呂 (新潮選書)
販売元: 新潮社

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