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和書 882816 (14)



スペイン戦争―ジャック白井と国際旅団 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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スポーツルールの社会学 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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生と死の思想―ヨーロッパ文明の核心
販売元: 朝日新聞社

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政治は技術にどうかかわってきたか―人間を真に幸せにする「社会の技術」 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 この本には、技術と政治の実際関係が分かりやすく整理されて述べられている。しかし、その事実関係に基づいた著者の主張は説得性に欠ける。

 その主張をまとめると「近世以降、技術は国家(軍事)や産業(工業)や個人(消費財)に対して利用してきたが、現代においては社会に対してもっと利用すべきであり、また、それを推進するのは政治である」。たしかに単純に技術史を省みるとそのような考え方に賛同してしまいそうだが、果たしてその考え方にどのような意味があるのか疑問である。

 もしこのような主張をするならば、現代政治の実態についてもっと深く切り込んだうえで、その実現根拠を示さなければならないだろう。それをしなければ、主張されているところが実現しないどころか、この手の主張を逆手に取った政治が逆の結果を導くであろうことは歴史の教えるところであろう。




西南役伝説 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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夕陽妄語〈第2輯〉―加藤周一セレクション (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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戦後科学技術の社会史 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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戦後保守のアジア観 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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昨今、朝日新聞に対し匿名の掲示板やブログに群がるネット右翼からの心無い中傷や悪質な攻撃が相次いでいる。百年単位で育ってきた朝日を、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の・・・。と言わんばかりだ。だが、ちょっと待ってほしい。心配のしすぎではないか。事の本質はそうではないはずだ。朝日を「反日売国偏向捏造新聞社」と言うには早計に過ぎないか。疑問を抱くのは私達だけだろうか。再考すべきだ。ネット右翼の主張は一見、もっともな理屈のように見えるが、そうとばかりはいえまい。1発だけなら、誤射かもしれない。落ち着いて考える必要がある。しかし、だからといって、朝日をコケにするのはいかがなものか。あまりに乱暴だ。的はずれというほかない。その前にすべきことがあるのではないか。皆さんにはもっと真剣に考えてもらいたい。今こそ冷静な議論が求められる。思い出してほしい、朝日は今後も日本を代表するクオリティーペーパーであり続けるに違いない、と私たちは主張してきた。偏狭なナショナリズムが増長するこの国に足りないのは、朝日のような進歩的知性なのではないか、という意見もある。朝日の用語は、きわめてアジア的な優しさにあふれているようにみえる、という声も聞かれなくもない。こういった良識ある市民の声に謙虚に耳を傾けるべきではないか。真摯な姿勢が今ひとつ伝わってこない。これでは議論を呼ぶのは必至だ。中国、韓国をはじめとするアジア諸国からの反発が予想される。内外に様々な波紋を広げそうだ。そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが。






戦争と正義―エノラ・ゲイ展論争から (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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確かに秀逸な論文集である。ちなみに原題は "History Wars"。
8名の歴史学者やジャーナリストが、それぞれの視点で95年にアメリカを騒がせた「エノラ・ゲイ論争」について論じている。
この論争はまさに、タイトルが示すとおり「歴史戦争」だった。
歴史家や、博物館学芸員に対する強烈な批判を見ると、彼らはまるで、歴史学そのものを否定しているように見える。
これだけを見ると、アメリカは何て偏狭な国なんだろう。何て自分勝手な国なんだろう、という感想を持つかもしれない。実際私も最初は持った。
だが一方で、絶え間ない歴史の見直しというのもアメリカの特徴であるということを認識しつつ、この問題に触れるべきなのかもしれない。

何よりこの本は面白い。
個人的には特にジョン・ダワーの論稿には引き込まれるし、リチャード・コーンの視点も、かなり勉強になった。
コーンはむしろ、学芸員による展示スクリプトの「偏り」を指摘する。
保守派による容赦のない批判に対する批判ではなく、それ以前に学芸員の手法・手腕の問題点を指摘しているのだ。

ポール・ボイアーの文章の最後を締めくくる言葉を、ここで取り上げてこの文章を締めることにする
「・・・つまるところ、社会が過去を管理する任務を委ねるのは歴史学者をおいて他にはいない」(163頁)
批判に負けずに、歴史学者よ頑張ろう、といったところだろうか。
ちゃんと注釈がついているのがまた良し!





セント・ヘレナ落日―ナポレオン遠島始末 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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ナポレオンと言えば、軍人から皇帝にまで成り上がり、一時は欧州の大部分を制圧し、イギリスやその他列強諸国を圧倒させたフランスを支配した、奇跡とも呼べる人物だが、その結末は、それとはまさに落日と呼べるほど悲惨なものだった。本書ではアフリカ沖・セントヘレナ島での流刑生活について、同行者の詳細な引用を交えて解説している。

その内容はセントヘレナという空間による私生活から、イギリス提督との関係、更には、「ナポレオン伝説」誕生の表裏まで網羅されており、中でもナポレオンの悲劇と復活という側面は、キリストすら思わせるものであるが、これがいかに政治戦略的に行われたか、など興味深い。

本書を読みこなす際には、多少たりともナポレオン失墜までの背景・事件、人物を知っていることが望ましい。
なお、両角良彦氏のナポレオン関係の書物は良書が多いと個人的には思う。


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