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和書 882816 (56)



三木「政治改革」試案とは何か (岩波ブックレット)
販売元: 岩波書店

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三宅島島民たちの一年 (岩波ブックレット)
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民間人も「戦地」へ―テロ対策特別措置法の現実 (岩波ブックレット (No.594))
販売元: 岩波書店

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 アジア取材経験の長い1957年生まれのフリー・ジャーナリストが、2003年に刊行した小著。平和憲法の存在にもかかわらず、周辺事態法とテロ対策特措法に基づく既成事実の積み重ね(市民の目の届かない所での軍事演習など)によって、自衛隊は専守防衛の枠すら越えて、グローバルに展開する米軍(国際的批判も多い)への戦時兵站奉仕活動(間接的参戦)が可能になった。その結果、米軍の交戦相手からは日本も敵国扱いされるようになり、かえってテロの危険が増した。こうした事態の陰で、民間企業の技術者が密かに、自衛隊艦艇の修理のために戦地出張を強いられる事件が、相次いで起こっている。それは法的根拠の不備ゆえ、防衛庁と企業の民法上の契約に基づく、企業内の業務命令という形で行われ(ただし厚生労働省は対応できていない)、万一の際の対応は企業側に負わせる仕組みとなっている。政府は安全性を強調するが、その答弁は矛盾が多く、信用出来ない。また、軍事ゆえの秘密主義のため、派遣企業や派遣先等は情報公開されず(当該企業内ですら)、その活動内容もチェックされないまま拡張され、従業員に対する身上調査等は強化されている。労使協調路線をとる労働組合もこうした事態を容認している。著者はこれによってなし崩し的に民間人の軍事動員が拡大される可能性(したがって私たちにとっても他人事ではない)に警鐘を鳴らし、千代田丸事件最高裁判決を引用しつつ、労働者が自分の命を企業にも国家にも、売り渡しても委ねてもいず、生命の危険が予測されれば、就労を合法的に拒否できること(現実にはさまざまな報復が予測されるが)を強調している。本書の記述は具体的かつ明晰、平易であり、重要な論点を提示している。今後の国際貢献の在り方の検討や、政治運動に未だ残るセクト主義の克服等とも、併せて考えるべきであろう。





メディアが変えるアジア (岩波ブックレット (No.535))
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メディアの内と外―ジャーナリストと市民の壁を超えて (岩波ブックレット)
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メディアの昭和史 (岩波ブックレット)
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メディア王マードック上陸の衝撃 (岩波ブックレット (No.412))
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靖国違憲訴訟 (岩波ブックレット)
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靖国神社―1869-1945-1985- (岩波ブックレット (No.57))
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ヤミ金融―クレジット社会の落とし穴 (岩波ブックレット)
販売元: 岩波書店

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