戻る

前ページ   次ページ

和書 882816 (73)



知的未来学入門 (新潮選書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書と出会って既に7年くらいが過ぎようとしていますが、企画系の仕事をしている私にとって、バイブル的存在となっているのが本書です。もっといえば、私自身のキャリアを大きくドライブしてくれた本といっても過言ではありません。

未来学、シナリオプランニング、そしてフューチャリストという肩書きとビジネスの実態・・・知的好奇心をくすぐられること間違いなしです。
最近、人にこの本を薦めることが多いのですが、なんとか復刊してもらいたいと強く祈願しているところです。




中国「新語」最前線―インターネットから性風俗まで (新潮選書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ISDN、ブロードバンド、ストックオプションなど、西洋化・国際化のキーワードが実際に中国でどうイメージされ、かつ実際に使われているかを用語別に解説した本。

日中両国の文化に通じる筆者の著作だけに、「日本人が興味をもちそうな」勘所が押さえられていて、軽い読み物として楽しめます。




中国の禁書 (新潮選書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






中国 名茶紀行 (新潮選書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 中国の喫茶文化の研究者である著者が、1980-86年に華中・華南を旅行した体験をもとに、茶に関わる様々なものごとを書き綴った一冊。
 喫茶の始まりを論じたり、茶文化の原典とされる『茶経』を紹介する章もあるが、大部分は気ままに記した旅行日記のようなもの。雲南省に茶樹の起源を訪ねたり、杭州で龍井茶を味わったりと、まとまりのない記述が続き、途中でいきなり専門的な製茶法が挿入されたりする。本人は愉しいかも知れないが、読者にとってはきわめて不親切・退屈な内容となっている。
 いっそ完全な旅行記として書いてくれれば面白かったかも知れない。




東欧の解体 中欧の再生 (新潮選書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

全体の構成のためか、ややまとまりに欠ける印象はあるが、1つ1つのエピソードは印象深い。学術的にははっきり断定できないが、見逃せない話(例えば、スロバキアのウラニウム鉱山での強制労働の話など)もあり、今後検証が待たれるところだ。

アダム・ミフニクや日本に住むスロヴァキア人神父らへのインタヴューなどから「中欧の知識人像」が浮き彫りにされ、また、彼らの存在を、民主化を推し進めた原動力として描き出している。日本では余り強調されない点だが、民主化の1つの側面として非常に興味深いのではなかろうか。




闘牛はなぜ殺されるか (新潮選書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ドイツ病に学べ (新潮選書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 先進国として突っ走ってきた日本。しかし世の中見渡してみると何だかその歯車が少しずれてきているのでは? 「ニートやパートといった労働者の問題」、「消費税率問題」、「年金問題」、「財政破綻」、「少子高齢化問題」などなど。いままであまり気づかなかった小さな綻びが、次第に大きくなり社会問題化してきています。アメリカ中心のアングロサクソン流の経済が世界を席巻している中、ドイツでは独自のライン型経済を進めてきたのだそうです。本書をよく読むと、日本の進めてきた経済もどちらかというとライン型に近いのでは?それを最近になって急激にアングロサクソン型に転換し始めたのでは??
 第二次世界大戦後に同じく敗戦し、また時同じく自らの技術力で世界の先進国となって経済を牽引してきた両国。その両国にはやはり同じ共通点があったのだと再び認識しました。本書では現在のドイツが陥っているのは、慢性的な「先進国病」とのこと。似通っている日本もやはり「先進国病」にかかっているのか?もしかかっていたら、最後は……。
 明日の日本の姿はこうなってもらいたくないという方、必読です。

 著者は元NHKの職員で、現在はジャーナリストとしてドイツに16年間滞在しています。現地だからわかる生のドイツを客観的にレポートしています。ややデータが多くて読みにくいところもありましたが、逆に信憑性が高く感じられました。




泥の文明 (新潮選書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

風土論は数限りなく書かれてきたがこれはその新版。文明を石の文明、砂の文明、泥の文明に大別したのが目新しい。本書は著者も否定していないが、和辻風土論の焼き直しである。泥の文明というなら高温多雨のインドや東南アジアのモンスーンアジアが本場の筈だが、モンスーンアジアの考察は乏しい。しかしそもそも「泥の文明」とは何なのか?メソポタミアを見れば高温多雨が「泥の文明」の条件でないことはすぐ判る。一方では、石の文明というのにエジプトに一言も触れず、ましてマヤの石の文明などまるで眼中にない。トインビーくらい読んでから著作にかかった方がよいのでは。




日本・日本語・日本人 (新潮選書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 レビュータイトルは第一部三者鼎談(大野晋、森本哲郎、鈴木孝夫)の締めくくりでの鈴木氏(言語社会学者)の発言をそのまま頂戴しました。
 まったくそのとおりで、身近な衣食住にはじまってもう少し大きな政治、経済、文化、果ては日本列島をとりまく気候風土に至るまで、日本列島の住人のすべてが日本語に詰まっています。つまり、この言語で我々は身のまわりの森羅万象を表現しています。
 問題はまさに「中核価値」の中身や水準にあるのでしょう。
 この点について、森本氏と鈴木氏は現状悲観的。大野氏だけが条件付きで希望を残しています。そして、その条件が日本人が日本語に取り組む姿勢の中にあるとの主張には勇気づけられます。
 『文明が力を持つために大事なことは、やっぱり、ものをよく見るということじゃないかと思います。感じるのではなくて、見る』『物をよく見て、構造的に体系的に考えをまとめるという習慣を養わない限り、日本人はこれからの世界を生きて行けない。一瞬の美を感じて和歌や俳句を作っているだけでは、間に合わない。行政でも会社運営でも、事実、真実に対して謙虚に論理的に見抜く習慣を養わないと駄目だ』(本書p38から)
 何やら文明開化の時期に福沢諭吉や大久保利通が国民の実状を前に夜中自室で一人呟くのを耳にしているようですが、150年後の今、まさにもう一度省みて姿勢を正すべきときにきているのでしょう。
 しかし、これならば努力して実践できます。無理無体な条件では決してない。主導権はいまも、我々の手中にあるのです。




日本人の集団心理 (新潮選書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ