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和書 908948 (247)



タテ読みヨコ読み世界時評 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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谷口氏のコラムはいつ読んでも面白い。日本の新聞紙面上の世界時評は、論調に若干の違いはあるものの、記される事象は殆ど横並びで、新聞ごとの独自性には乏しい。また論調の相違も、新聞社の方針から抜け出せないのが実状です。その点谷口氏の記事は、事象の斬新さ、それに対するユニークな切り口において高く評価できます。また親しみを込めた文章で書かれているので、引き込まれるようにして読めると思います。
本書でもその基本姿勢は崩れていません。以下、強く印象に残った記事を2点紹介します。1つは国連の常任理事国入りを巡る日印関係。日本の新聞を読む限り、日本はインドやブラジルとG4を結成して共闘している印象を受けます。しかしインドがIBSAを発足させ、G7主導によるWTO貿易・投資ルール作成の抵抗勢力となる一方、原子力や宇宙開発で米国との協力関係を推進している事実からは、インドの多元的な外交姿勢を垣間見る事ができます。日本の常任理事国入りが実現しないのは、案外G4内の外交姿勢の相違にも原因があるのかもしれません。もう1つはグリーンスパン議長による米国経済政策。議長はデフレではなくインフレを警戒したからこそマネタリーベースを減らしたのだという指摘は、米国経済の現状を見ると大いに頷けます。新議長のバーナンキ氏が今後取り得る経済政策を考える上でも、参考になる視点だと思います。
他にも、米国政府系住宅金融の抱えるリスク、天安門事件以上に中国共産党を震撼させたSARS、英国やオランダからインドへの証券・銀行業務のシフトなど、他紙にはないユニークな記事に接することで世界情勢に対する視点が今までと大きく変わることは間違いありません。新聞紙面上の世界時評をさらに掘り下げたい方、新聞が取上げる事象の横並びぶりに飽きた方にとって、本書は絶対にお勧めできる1冊です。





棚卸資産経理の知識 (日経文庫 198)
販売元: 日本経済新聞社出版局

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棚卸資産経理の知識 (1972年)
販売元: 日本経済新聞社

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短期金融市場の知識 (日経文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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コール、CP、譲渡性預金、手形売買、債券現先、TB、FBなどインターバンク市場を中心とした短期金融市場について、その発生と発展の歴史から、各市場(債券現先、CD、CP、TB、FB)の特色についての解説しています。市場が自由化・多様化した今日でも、短期金融市場の解説書としては最適です。ただ、内容的に古くなっているので、いち早い改訂が待たれます。




担保・保証の実務 (日経文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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担保・保証の実務 (日経文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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基本的に担保物権について解説した実務書なのですが、法律条文や判例の引用も最小限にとどめています。実務上の観点からの記述は要点よく整理されていますし、法律書では分断されがちな登記の説明や仮登記担保、譲渡担保などの解説もきちんとツボを押さえていますので、実務の手引きとしてもちろん担保物権あるいは保証についての入門書としても大いにオススメしたい一冊です。




大学教授の株ゲーム - 学者が書いた株式入門 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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ファンダメンタルズ・アプローチとテクニカル(チャート)アプローチを分かりやすく解説し、実例を追いながら1988年の1年間、ソニー、シャープ、レナウン、東京電力などの株を売買する大学教授の齋藤と今野。彼らはバブルの最中に行っていたので大もうけをし、売り逃げた。その後1989年末大納会を契機にご承知のバブル崩壊が有るわけであり、そのまま続けていたら、おそらくその影響を受けざるを得なかったに違いない。
ケインズの株好きは有名で、数学者パスカルも株を分析対象としていた。広中平祐はバブルのころN証券のTVのCMで数式を展開し、理想的な組み合わせをする研究をして世間を惑わせていた。その頃宮崎義一先生は「もし広中教授のような組み合わせが確立すれば、ある株は一方的に買い、別のある株は一方的売りとなって、それぞれ売り手と買い手が見つからず取引所は機能しなくなる」とおっしゃっていた。




大学生の学び・入門―大学での勉強は役に立つ! (有斐閣アルマ)
販売元: 有斐閣

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大学生活を終えてから出会い、
今更のように手にとって読んでみた本。
数多くの参考・引用文献がある割には、
筆者自身の主張が平易な文章で綴られており、
そこそこ読みやすく感じられた。


「大学の勉強は役に立つ」と言う立場で書かれた本書は、
大学の学習システムを人一倍エンジョイさせてもらった
レビュアーにとって非常に共感できる部分が多かった。
また、数多くの参考・引用文献が挙げられる中で
現代の日本社会(特に企業)が
大学での学びを重視しない傾向にあるという指摘があり、
学びに関する社会構造にも触れている点が興味深かった。


なお、
ここに書かれている事例を一例として割り切らないと、
記述がやや窮屈に感じるかもしれない。
ただなんとなく大学で学んできた人や、
大学での学びにあまり価値を感じていない人は、
本書を通して大学生活のよりポジティブな一面を
感じ取ってほしいと思う。




第三の新人 (日経ビジネス人文庫 作家 2 私の履歴書)
販売元: 日本経済新聞社出版局

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大日本人オフィシャルガイド (日経BPムック)
販売元: 日経BP出版センター

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映画「大日本人」を観ました。
どういう映画なのかほとんど制作者サイドから漏らされなかったので、
この映画が、大日本人である大佐藤へのインタビューによるドキュメンタリー風に作られているのも、観て初めてわかった様な次第です。
そういう意味では本書を読んでも殆ど何もわからないのではないかと思います。

巨大化した「大日本人」や「獣」のデザインは、水木しげる的というか、かなり昔の日本的デザインです。
映画は大佐藤の哀愁を描き、その哀愁がピークに達したときに1つの大団円に至り、思わぬ終焉を迎えます。
最後のクレジットが流れるときに、長いギャグが展開されるのも可笑しかったですね。
”第一回監督作品”としてはいい映画になったと思います。次作も楽しみです。



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