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ミュージック 13837451 (347)



バッハ/インヴェンションとシンフォニア
販売元: ソニーレコード

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バッハ:インヴェンションとシン
販売元: BMGビクター

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トッカータとフーガ~新スイッチト・オン・バッハ
販売元: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

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バッハ名曲集
販売元: ポリドール

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バッハはリヒテルを個人的には推していますが、シフの演奏も奇をてらわず真摯に正統に表現されていて好感が持てます。かと言って演奏は決して凡庸なものではなく、大変うまくまとまっていると思います。バッハの持つ楽曲の美しさをいい意味で地味にうまく表現されています。多少修飾音が多いことと和音をアルペジオで弾く演奏は好みが分かれる所ですが、彼の一貫した構成力によりなかなかうまく聴かせてくれます。

リヒテルやフィッシャーはとても素晴らしいのですが、録音状態に難があるので、これからバッハを聴こうと思っている方は、まずシフのバッハから聴き始めると良いと思います。その後にグールドやケンプなどを聴いて「同じ楽曲でもこれほどまでに違うのか」と実感されるのが面白いのではないでしょうか?

お薦めです。




インヴェンションとシンフォニア
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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エッシェンバッハのCDは、教材としては素晴らしいが、それ故に忠実で個性がない(たぶん敢えてだと思うが)。だから、意外と主旋律がはっきり聞こえてこない。もし、インヴェンション・シンフォニアをちゃんと聴くなら、あまり知られてないがアマデウス・ウェーバージンケのCDを薦めたい。主旋律をはっきり弾き分けているので、学習者にとってもよい教材になるだろう。バッハのクラヴィーア曲が現代でどのように弾かれるべきかの、1つの見事な解答がこのCDに示されている。




バッハ/インヴェンションとシンフォニア
販売元: カメラータ・トウキョウ

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バッハ:インヴェンションとシンフォニア
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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プレイズ・バッハ
販売元: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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 最初、演奏者よりも、好きな曲目、オルガン原曲の「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」と、シロティが編曲した前奏曲ロ短調が収録されていたので、このCDを手に取りました。今まではどうしても関心のある曲目を念頭に、CDを選んでしまうので、数あるバッハのピアノ演奏者の中から、今回、シュタットフェルトを知ることが出来たのは幸運だったと思います。緩急自在に操り、若者らしい気負いを抑えた冷静な粒のそろったタッチ…、シュタットフェルトの演奏からは、そんなイメージを思い浮かべました。
 下手の物好きで、大人になってからピアノを始めた者にとって、ここに収録されているインベンションとシンフォニアは、まさに理想とすべきお手本のようなもの、特に、インベンションの第八番は、羨ましい、こんな風に弾いてみたいと思わせます。短い曲ながらも、完成され余裕を持った演奏がかっこいいの一言です。
 若さと老練さが同居し、それが嫌味にならないシュタットフェルトの演奏、実際にコンサートに行ってみたく思いました。どんな表情でバッハを弾いているのか、興味があります。




J.S.バッハ:2声・3声のインヴェンション
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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 アンドラーシュ・シフによるバッハ演奏の諸作は、現代ピアノによるもっとも美しい
バッハ演奏のひとつと言えます。すみずみまで配慮された豊かな響きと、創意に満ちた
フレージングは聴く者にやすらぎと新鮮な驚きを与えます。
 「バッハの時代には作曲者と演奏者がしばしば同一人物であったために、書かれた版
は速記的なもので一般的に十分だった」とシフは語り、バッハ自身がしばしば装飾音を
書き加えていた例として2声のインベンションの一曲目を挙げています。・ドレミファ
レミドのファレミドをファミレ/ミレドと三連符に書き直したバッハの自筆稿(1723年)
などをもとに、ここでの録音は原典版として流布された楽譜とは随所で異なる装飾音が
加えられて演奏されています。
 それをもって「学習者の参考にならない」という意見も発達段階においては十分正し
いのですが、ひとりの芸術家としてシフが真摯に取り組んでいる作業に、耳を傾けてみ
ませんか。
 もう一度シフの言葉を引用しましょう。
「われわれは誰もバッハを電話で呼び出して意見や助言を求めることはできないので、
私はまず彼の音楽−−私にとっては最もすばらしい音楽−−の中に飛びこんで、できる
だけ深く潜ってみて、”私のやり方”がいつか夢の中、理想郷の中で、彼に許しを貰え
るようにはならないか、と願うだけである−−たとえ”私のやり方”が”彼のやり方”
と同じになる日はこないとしても。」





プレイング・バッハ
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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ピアノ好きなひとならかけ値なしに楽しめるCD。ガブリエラ・モンテーロが、バッハのメロディをモチーフに魅惑的な即興演奏をくり広げる。モンテーロは、このような即興演奏を発表する以前からクラシック・ピアニストとして活動しており、マルタ・アルゲリッチに「得がたい才能」と評価された。

現代のクラシック奏者は、ふつう即興演奏はしない。その能力はあっても、人前でやるひとは滅多にいない。即興は瞬間的な作曲であり、既存の曲を再現するのとは根本的にちがう技術を必要とするからだろう。一方で、小曽根真のような即興の名手がクラシックを弾こうとすると、それはそれで苦戦するらしい。小曽根は「子供の頃にレッスンがきらいになり、それがトラウマになってクラシックをずっと避けてきた」と語っており、いまになってアメリカで音楽大学に入り直してクラシックを勉強している。それほど、ジャズとクラシックでは、テクニックの質や志向が違っているのだろう。唯一キース・ジャレットだけは、クラシックのレパートリーを弾いても遜色のない、というよりすごく魅力的な演奏をするが、彼は例外的な存在であろう。

そんな中で、モンテーロのような即興もこなすクラシック・ピアニストは貴重である。彼女も、はじめは人前で即興をやる気は全然なくて、純粋に個人的な楽しみで弾いていたのを、友人の勧められて披露する気になったそうだ。ちなみに、彼女は「私の即興はもちろんジャズの影響も受けているけれども、完全にひとりの世界で編み出したので、ジャズのルールにも当てははまらない」と語っている。バッハのメロディに現代的なコード・テンションを加えて自由に展開しながらも、本質的にクラシックの要素であるポリフォニック(多声的)な響きを失わないところに、彼女のオリジナリティを感じる。何よりピアノの音の質感が、クラシック奏者のものだ。イギリスのオルガニスト/ピアニストのウェイン・マーシャルなどが、似た傾向の数少ないプレーヤーとして思い出される(彼のガーシュウィンもじつに素晴らしい)。

しかし、昔はトップの音楽家といえば、作曲をし、複数の楽器に通じ、即興演奏もこなすマルチ・プレーヤーだった。バッハ、ベートーヴェン、モーツァルトはいずれも即興の達人だったといわれる。つまり、モンテーロのような人がたくさんいたのだ。いまはどうして既成音楽のプレーヤーと、即興のプレーヤーに住む世界がバッキリと分れてしまったのだろう?おそらく、教育のせいだろう。少なくともクラシックの教育を受けた経験からいうと、子供のときから楽譜を読むことと音を鳴らすことを同時進行で学習すると、自分の考えた音だけでまっさらな空間を埋めることは難しくなる。だから、このCDのような自由で、しかも格調の高い即興演奏は、おかしな言い方だがとても "まぶしく" 聴こえるのだ。


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