戻る

前ページ   次ページ

ミュージック 339881011 (147)



ラモー:《ゼフィール》《花飾り》
販売元: ワーナーミュージック・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ラモーのアクト・ド・バレ(一幕のバレエ付きオペラ)2曲のカップリングだが、相互の関連性は無い。
ラモーには、「イポーリトとアリシ」のような、対訳が不可欠なオペラと、対訳とにらめっこしなくても、音楽として楽しんだほうが良いオペラがあるが、後者のほうが多く、この2曲もそうである。

ここでのオーケストラは、手兵のレザール・フロリサンではなく、カペラ・コロニエンシスであり、それが一風変わった効果をあげている。ドイツの古楽オケらしく、きっちりまとまっている。しかし何か物足りない。なぜか?

「たがが外れそうなところを踏みとどまって不思議な調和を保つ」といったラモーのオペラの一般的特徴は、やはり、フランス・バロックを経験的に多く演奏していなければ、体現は難しい。こうした危ういバランスは、手兵・レザール・フロリサンのほうがクリスティは実現しやすかっただろう。まして、牧歌的なアクト・ド・バレの味は、そう簡単には出せない。

しかし、ラモーの珍しい2作品が、それなりの水準で聴ける喜びは大きい。しかし、演奏の意外性を楽しむには、ある程度ラモーを聴きこんでから聴いたほうがよいかもしれない。そのあたり、ラモーは奥深いのだが、長大なトラジェディ・リリクより気軽に聴けるのも確か。だがこの2曲に、現代人の感覚での深い感動を求めてはいけない。軽やかさや音の色彩の移ろいを楽しむのである。そういった意味では、フランス近代音楽と通じるものもある。ドビュッシーが「ラモー礼讃」を書いたのも、案外、こうした曲を念頭に置いていたのかもしれない。




ゼレンカ:エレミアの哀歌
販売元: BMGビクター

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ゼレンカ:エレミアの哀歌(全曲)
販売元: BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ゼレンカ:作品集~ヒポコンドリア
販売元: ダブリューイーエー・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ゼレンカ:神の御子のミサ曲
販売元: BMGインターナショナル

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ゼレンカの宗教曲
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ソールズベリー聖歌
販売元: インポート・ミュージック・サービス

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






荘厳ミサ
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ベートーヴェン:荘厳ミサ曲
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ベートーヴェン:荘厳ミサ曲
販売元: EMIミュージック・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ