ミュージック 339881011 (192)
"パレストリーナ : レクイエム,雅歌"
販売元： ダブリューイーエー・ジャパン
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パレストリーナ : 教皇マルチェスのミサ曲
販売元： ポリドール
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この曲集から、教皇マルチェルスのミサと、ミゼレーレを中心に紹介しましょう。
『教皇マルチェルスのミサ』は５声部で歌われる、パレストリーナのミサ曲分類では”その他のミサ”に属します。彼のミサ曲にはパロデイ・ミサとかなんとかという分類ができるのですが、これは特定のクレゴリオの旋律をパクったり、パロデイ化して作曲したものではなく、自由に作られたものです。
この頃の宗教音楽はともすればポリフォニーの技巧に走る傾向があり、純粋な宗教性というものから離れつつありました。そんなときに何とかいう宗教会議が開かれて、パレストリーナが、ポリフォニックではあるけれど、今までよりも簡素なミサ曲をというので作曲したのがこの曲であるという伝説があります。
歌ってみると、途中だらけるところもないわけではないですが、第１キリエ、クレドの部分は充実した音の建造物です。このＣＤで聞かれる合唱団も、透明な音でミサをつむいでいきます。３０分程度の大曲ですから、１曲ずつじっくり聞いてみてください。クレドの最後のアーメンは、本当の信仰告白です。
アレグリのミゼレレ。これはもう説明するまでもない傑作です。グレゴリオ聖歌とポリフォニーの掛け合いが素晴らしく、８声部で歌われるとありますが最後の最後に８声になるだけです。モーツアルトは、システイナ礼拝堂でこの曲を聞き、あっという間に楽譜に起こしてしまったといいます。バチカン門外不出の傑作がモーツアルトによって世に広まったのです。ま、ルネサンス合唱曲が死ぬほど好きな人はこの曲の中に入っていけるでしょう。けど、延々と１本調子で１０分近く歌われるのには「もう、かんべんして」という人も出てくるかもしれない。
他の曲はそれほど特筆すべき内容はありません。この紹介した２作品をじっくり聞いて、ルネサンスポリフォニーを堪能してくださいませ。最高です。
パレストリーナ/ラッスス:ミサ集
販売元： Naxos
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パレストリーナ:ミサ・プレヴィ
販売元： マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
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"パンの笛～フルート,その音楽と楽器の400年の旅"
販売元： コロムビアミュージックエンタテインメント
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ルネサンス期から現代までのフルート作品を、作曲された当時の楽器またはその忠実なレプリカにより再現するという大変に興味深いCDです。博物館並みの楽器蒐集というだけでなく、演奏スタイルに関する深い研究をされているのでしょうね。どの曲も、自然で深い表情を持つ演奏の境地に達しているのには、ただただ驚嘆するだけです。モダン楽器で各時代の音楽を演奏することが多いのが現実ですが、このような試みから演奏の参考になることはとても多いのではないかと思います。また、演奏者自身による解説が大変に面白く（有田氏の他のCDもそうですが）、オットテール、クワンツ、デナー、キルスト、トゥリュー、ベーム、ルイ・ロットなど歴史に残る制作者の楽器が写真付きで紹介されています。それと、有田千!!代子氏のいくつもの鍵盤楽器を使い分ける演奏のすばらしさも特筆すべきものではないでしょうか。伴奏というものが単なる伴奏ではなく、いかに重要な音楽の成分であるか、という当たり前のことを改めて感じました。このCDは絶対のお勧めです。
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プレ:グレゴリオ聖歌
販売元： マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
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パンドルフィ:VNソナタ全集
販売元： キング・インターナショナル
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フォーレ:レクイエム
販売元： ユニバーサル ミュージック クラシック
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フォーレ:レクイエム
販売元： ユニバーサル ミュージック クラシック
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フォーレ:レクイエム
販売元： ユニバーサル ミュージック クラシック
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