ミュージック 339882011 (294)
バッハ:カンタータ全集(7)
販売元： ダブリューイーエー・ジャパン
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全集の第７巻は第６巻に引き続き、バッハのライプツィヒ時代の「第１年巻」の教会カンタータが１３曲収録されています。
収録曲の中では有名で華やかな第１４７番が注目されますが、第９５番や第１０５番など心を「わしづかみ」されるような隠れた名曲も収められていて、改めてバッハの教会カンタータの世界の奥深さ、豊かさを感じることができます。
コープマンの演奏も充実しています。合唱、オケともに安定感があり、洗練された美しさがあります。通奏低音にリュートを使用しているのが教会カンタータの世界に「退廃」の香りをまぶしているようで、個人的には「ペケ」なところですが・・・（＾＾）
ソロ歌手もみんなウマいです。テノールにはＢＣＪ～鈴木雅明の演奏でもおなじみのテュルクが参加していて、第９５番や第１０５番でもその伸びやかで美しい、生真面目でクセのない歌声が曲の魅力をより高めています。
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グレゴリオ聖歌/聖ベネディクト修道院長
販売元： テイチク
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ビクトリア:死者のための聖務曲
販売元： マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
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モラレス:フェリペII世のための
販売元： ポリドール
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天使の声～ポルトガル宗教音楽の
販売元： ダブリューイーエー・ジャパン
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ヴェネツィアのサン・ロッコにおける音楽
販売元： ポリドール
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バッハ:カンタータ第104番
販売元： ポリドール
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“わが友に”シュヴァルツコップ最後のリサイタル
販売元： ユニバーサル ミュージック クラシック
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イン・コンサート
販売元： ポリドール
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バッハ:カンタータ全集(11)
販売元： キング・インターナショナル
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現在進行中のバッハ・コレギウム・ジャパンによるカンタータ全集の第11巻。ライプツィヒ時代のカンタータである136番「神よ、私を究め」、138番「なぜ憂うるのか、私の心よ」、95番「キリストは私の命」、46番「さあ目を留めよ、見るがいい」の４つが収録されている。ソリストは鈴木美登里(S)、カイ・ヴェッセル(CT)、櫻田亮(T)、ペーター・コーイ(B)。
鈴木は軽やかで爽やかな響きが持ち味だが、95番のレチタティーヴォでの鋭い響き、それに続くコラールでの力強く凛とした歌唱には潔さを感じ、いつもとは違った魅力がある。ヴェッセルは薄い膜を張ったようなこもった歌声で、そのハスキーな響きは好みが分かれるだろうが、センシティヴな歌唱には独特の雰囲気がある。櫻田は華のあるしなやかな歌声が魅力だが、高音域の鋭い響きが同時に、力みのようにも感じられてしまうところが惜しい。しかし、オーボエが奏でるメロディが非常に印象的な95番のアリアでは、その輝かしい声と巧さが光る。コーイは老練な歌唱で、技巧的なアリアも楽しげに歌っており、その余裕はさすがと言うべきか。彼の声は力強さと柔らかさのバランスが非常に良く、温もりがある。
136番は比較的明るく華やかな感じだが、その他は苦しみや死といった深刻なテーマを題材にしており内省的な物憂い雰囲気が漂っている。