ミュージック 339882011 (320)
シベリウス:名演集
販売元: キング・インターナショナル
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ジルヴェスター・コンサート 1997
販売元: ポリドール
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広大な自然/ロベルト・アラーニャ/フランス・オペラ・アリア集
販売元: EMIミュージック・ジャパン
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ディーリアス:高い丘の歌
販売元: 日本クラウン
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フランスがいっぱい
販売元: ポリドール
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ブリテン:キャロルの祭典
販売元: ソニーレコード
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ベルリオーズ:ファウストの劫罰
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック
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いまいち、評判良くないのでちょっと援護射撃したいと思います。
はっきり言ってこのCDはスゴイ!!!とにかく、どこをとっても爆演。
第1部;最初のハンガリーの田園風景から生き生きしている。農婦の歌でさえやや品が無いと言っては失礼かも知れないが、土と戯れる農婦の大地の歌と考えればこれもアリ。そして、ラコッツィ…ベルリオーズは巨大なマーチを描いた。彼の風刺画には幾万の大砲の中央に凛として指揮をする姿が描かれたものがあるがまさにそれ!
第2部;ファウストの後悔。それを聞いたメフィストの登場は悪魔の登場にふさわしい響き。そして、一挙に酒場へズ~ム。下品極まりない酒場の男どもは乱痴気騒ぎ。アーメンフーガは信心を全く感じさせずオケの木管群は叫ぶ。音楽は最高に熱を帯びる。ところがつき物が落ちたように突然の静寂…ファウストの夢の美しさ…
第3部;書くことは山ほどあるが字数の関係で鬼火のメヌエットのみ。ここでも木管がヒョコヒョコなっている。あちこちに鬼火が飛んでいるようでラムルーの奏者たちの息使いも録音されているのでその辺も聞き物。限界までやらされたんだなー。
第4部;ここまで来たら、もう地獄落ちしかないでしょう。音楽の爆発をぜひ楽しんでください。
フランスのエスプリや最近の冷めた演奏をお好みの人には向かない演奏です。どう見てもファウストよりはメフィストに力点が置かれているのも好嫌分かれるところです。しかし、この曲はあの!ベルリオーズによる作品だと言うことを忘れないで下さい。
アヴェ・マリア
販売元: キングレコード
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アヴェ・マリア
販売元: ソニーレコード
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アヴェ・マリア
販売元: メディアリング
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彼が残したこの『山路芳久/アヴェ・マリア』という追悼盤のCDを久しぶりに聴いています。彼は、ウィーン国立歌劇場、ミュンヘン国立歌劇場の専属テナーを歴任、テノール・リリコとして国際舞台で活躍していた人です。このCDは、1985年1月11日、音楽の友ホール(東京)でのライヴで、ピアノ伴奏は藤井孝子さんです。
突然の他界を載せた新聞記事を見たときは、ファンでしたから本当にビックリしました。体調不十分な中、連日のように「第九」を歌い続け、1988年12月19日夜、心筋梗塞で倒れて急逝されました。
今から4年ほど前、その故山路芳久さんの得意としていた「愛の妙薬」が、NHK教育テレビで放送されました。「NHKが収録した『愛の妙薬』の再放映を求める6900名の署名が集まったと朝日新聞紙上で報道され、その署名が実り、「想い出の名演奏」という1時間番組で、彼の演奏場面を中心にしたダイジェストが放送される」という経緯があったためです。
活躍の舞台がほとんど海外だったことやオペラの舞台が中心だったこともあって、その残された音声や映像記録はほとんどありません。彼の全盛時代を記録したこの貴重な音源が、入手し難くなっているのがとても残念です。山路芳久さんの歌声を知らない人にとっては、貴重なCDですから。
このCDのライナーノーツにあるコンクール受賞歴を簡単に列記します。日伊コンソルソ1位、レッジェ・エミリア国際1位、エンナ国際1位、マリオ・デル・モナコ国際1位、ヴィオッティ国際声楽1位、ヴェルディ国際2位などの素晴らしい経歴を再確認するにつけ、本当に惜しいテノールを失ったものだと思います。