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ミュージック 564638 (110)



Beethoven: String Quartets, Op. 18, Nos. 4 & 5
販売元: Telarc

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Beethoven: String Quartets, Op. 18/1-3
販売元: Telarc

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Beethoven: String Quartets, Opp. 18/6 & 59/1
販売元: Telarc

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Beethoven: String Quartets, Opp. 59/2 & 59/3
販売元: Telarc

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Beethoven: Symphonies No. 5 & No. 7
販売元: Telarc

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まずは解説ディスクを聴かずに視聴。久々にスコアをひっぱり出して
「さて、どういう事だろう?」と考えさせられてしまったレコード。
(筆者はスコアと睨めっこが得意でない)
この盤はBEETHOVENのメトロノーム指示通りというのもウリなのだが、
実際には第1楽章のオーボエのソロなどルバートさせているところもあり、
杓子定規な堅苦しいものではない。
私がどうしても耳についてしまう、第2楽章114小節からの強奏、
ここは指揮者により、タタタッ!と頭から弦を強く入れる人と、
柔らかく弦をクレッシェンド気味に入れてきて、オケ全体をもちあげる人に
別れるのであるが、ザンダーは後者であった(個人的にはこちらの方が好き)。

と、まぁ各所おもしろいところがあり、ザンダーは研究成果に根ざしながらも、
あくまでも聴いてたのしめる演奏を目指していると感じた。
聞き応えはあるが,5番に関しては、終楽章・コーダの高揚がもっと欲しいと思った。
そういった点では、7番の方が成功していると言えるだろう。

しかし、このBEETHOVENの「指示テンポ通り」というのが曲者。
カラヤンの1960年代の全集盤も、当時そういうふれこみで売り出され、
テンポが速すぎると、非難の声があった。
そして、それはカラヤンが飛行機やスポーツカーを乗り回すからだ。
と真剣に主張した人が大勢いたのだから、おもしろい。
実際には、カラヤンの先輩、トスカニーニやライナー、
セルがカラヤンと同等か、それ以上のテンポで演奏しており、
なぜこの時カラヤンだけがやり玉にあがったのかわからぬ。
それから約半世紀。もぅこのテンポを「速すぎる」という人はほとんどいないだろう。
そして、古楽器を用いながらもロマンティックなBEETHOVENが聴けるブリュッヘンの全集盤、
モダン楽器を用いながらも古楽器的アプローチをしたマッケラスの全集盤などがある
現況で、このザンダーのレコードの価値はいかほどか?なかなか難しい問いだが、
解説盤が大変おもしろいので、これとセットで考えると購入価値があるレコードだと思う。




Beethoven: Symphonies No. 5 & No. 7
販売元: Telarc

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Beethoven: Symphonies Nos. 1 & 2
販売元: Telarc

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Beethoven: Symphonies Nos. 3 & 6
販売元: Vanguard

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Beethoven: Symphonies Nos. 4 & 8
販売元: Telarc

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Beethoven: Symphony No. 3 "Eroica"
販売元: Telarc

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