ミュージック 569206 (38)
FOR HER,FOR HIM,FOR YOU
販売元： NEW WORLD RECORDS
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日本発のユニット、スタアパの新作。前作は「People To People」。
スタアパの作品はいつも夏にピッタリな爽やかで軽快な曲が多いです。
この時期にリリースしてくれるとニーズと噛み合って良い感じ。
スタアパの曲の基本的なフォーマットはやっぱりHouseです。
でもHouseといってもその中での振れ幅みたいなものは大きくて、
多彩な作品を聴かせてくれるのがスタアパです。
スタアパ節！とも言える美しいピアノリフや流麗なストリングスアレンジは健在ながら、
なんだかなよなよしい可愛いだけのHouseではありません。
もう巷に溢れる「オサレHouse」だけでは説明がつかないでしょう。
ビートは骨太でパーカッシヴなものも多く、芯がある感じ。
スタアパのいわば出世作ともなった「Flight」で歌っていた
Monique Binghamを再びフィーチャーした「Found Him」で幕開け。
この曲には日本のクロスオーバー界の偉大なピアニスト、吉澤はじめさんも参加。
鍵盤はスタアパのキャップこと阿部さんも弾けるのですが、
そこに敢えて吉澤さんをフィーチャーして、爽やかな曲を生み出しました。
他にも、Kimara Lovelaceや、Blazeなどのビッグネームをフィーチャー。
Blazeが参加した「The Rising Sun」も爽やかでソウルフル。
他にも、AKをフィーチャーした「Beautiful Sunrise」は繊細で女子ウケのよさそうな
女性ヴォーカルの美メロHouse。
インストも悪くないですがやっぱりインパクトで言えば歌モノがいいですね。
梅雨のジメジメした空気をさわやかにしてくれる素敵な一枚です。
この夏、街のあちこちのショップやカフェで聞かれるようになるかも。
FOR LIFE 1975-1
販売元： フォーライフ ミュージックエンタテイメント
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For tomorrow
販売元： トイズファクトリー
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竹村延和の音楽を文章で表現するのは難しい。
何より彼の饒舌な語り口の中でも自身の音楽についての表現は殆ど見当たらない。敢えて拒んでいるようにも見える。
巷ではアシッドジャズのムーブメントの中で捉えられていた時期に発表された、記念すべきファーストアルバムからの先行カット。
彼のルーツともいえるカンタベリー系ロックからの影響が色濃い、優しいブラジリアンテイストも伺える表題曲は素晴らしいの一言に尽きる。
JAZZでもエレクトロニカでもなく、ただ美しいタイムレスな音楽なので変な先入観を捨て聴いてみて欲しい。
For Young Electric Pop
販売元： キューンレコード
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「GET BACK TO 8-BIT」。自分でそう言っちゃってるんだから、そうなんでしょう。「Electric」と言っても、最新機器を使った脅威のデジ・パンクが聞ける訳ではない。やっぱりピコピコパンクなのだ。と書くとけなしている様に聞こえますが、やっぱこれがいいのです。
決してデジタルに走らず、ちゃ〜んとパンクしてるんですよ。
なんだかんだいって傑作。M-2「COLON」でいきなり「POP MUZIK」をパロった部分が飛び出してきたり、M-6「LETS'GO」では哀愁になったり、とにかく楽しいアルバム。
特に美しすぎるM-5「BLACK OUT FALL OUT」や、「RO-BITS」のバージョンより格段に進歩してより一層感動が増したM-13「CODE4」はお勧め。
（なんだか凄く偉そうな文章になってしまった、反省…）
For Your Love
販売元： Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
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福富氏によるボーカルハウスプロジェクト。
ジャズボーカリストのakikoを初め、
以前、光の数だけグラマラス等でプロデュースし｢Beni｣こと安良城紅も２曲参加。
すっごい聴き易くて、ポップで非常に面白いです。
家で読書しながら聴くのにも最適。
the force behind the power
販売元： endless flight/mule musiq
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F.O.N両名のこれまでのどのmixCDより基本スピード高めです。
いわゆるディスコな感じや、ある種のプログレッシブなノリよりは
ひっぱりながら上げ続ける現場(クラブ)スタイルがより前面に出ています。
Force Field や Sequencer に反応したひとにはたまらないと思います。
大音量で聴いちゃうと、一曲目のイントロで魔法(催眠)かけられたあとは
思考がだんだん麻痺していくとともに、ゆっくりひたすら上げられていきます。
ジャケのイメージそのまんま、まさに The Dark Side of the Force な一枚！
アクセルから足が上がらなくなるので運転しながら聴かないでください。
The FORCE OF eXOTiC
販売元： タワーレコード卸部
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やっばいです！久々のヒット！
夏の夜、音楽に浸りたい時におすすめです。
4曲入りなのがちょっと残念。もっと聴いていたい感じ。
ジャケットも秀逸ですね。
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FORMA
販売元： インディーズ・メーカー
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ddmといえば、何年か前に MTVで Seek the echoがかかり、一聴するや衝動買
いした覚えがあります。以来思い出すたびに何とはなしに聴いてきたのですが、
なぜか他のアルバムに手を出すことはありませんでした。
ところが最近ふとしたことから myspace.comというサイトで試聴できることを
知り、一聴してまたもややられてしまいました。
ぱっと耳にした感じはノリのいいディスコティークなのに、翳りを帯びた音色
がさりげなくバックで鳴っていたり、散文的な歌詞の醸す雰囲気と相まって何
とも言えない気持ちにさせてくれます。うまく言えませんが、思い出を一瞬の
うちに垣間見せてくれる走馬灯のような感じとでも言いましょうか。
個人的には、来なかった未来を惜しむような 4、ジャジーなメロディーライン
が印象的な 9、冒頭の鈍く残響する靴音に引き込まれ、聴き終えた後軽い眩暈
すら覚える10、幼い頃のめくるめく日々を思い起こさせてくれるような、後を
引く 2と11がお薦めです。
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THE FORMAT IS INITIALIZED
販売元： インディーズ・メーカー
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``北海道札幌で最も注目されているエレクトロニカアーティスト``KAMUIの1stアルバム。
荒削りではあるが、思い切ったエディット＆変態ノイズが大爆発である。
よくもここまで細々とかつ大胆に切った貼ったしたもので、日本国内のエレクトロニカアーティストの中でもここまで偏執的にシーケンスとノイズを追求した作品は類を見ない。
息苦しくなるくらい情報が詰込まれた作品だが、深く音を聞き込む先には不思議と静かでミニマルな世界が繰り広げられている。
市民権を得たと同時に沈静化したともとれるノイズ･エレクトロニカシーンに問題児登場の予感である。
FORMS
販売元： soup-disk
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エレクトロなのかヒップホップなのか、何がしたいのか分からない曲が多い。
DJ Shadowでも目指しているのかと思いきや、クリックの要素が入っていたり、
かと思ったらolive oilのようなエディットで展開されるビート。
とりあえずドカドカ音がするドラムを中心に持ってきて、ステレオでノイズを振って、
あとはループさせて、たまに音をズラしているだけ、といった感じ。
10年前ならウケたかもしれないけど、今となっては全てが二番煎じ。
もっと凄いビートクリエイターが沢山いるだけに、この内容では満足できませんでした。