ミュージック 569216 (358)
Let’s Dance全集3
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
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Let’s Dance全集4
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
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Let’s Dance全集5
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
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Let’s Dance全集6
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
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Let’s Get Jump
販売元: インディーズ・メーカー
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Let’s Go Surfin~ハイ・パノラミック・シリ-ズ
販売元: EMIミュージック・ジャパン
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LET’S GO YOUNG!1000
販売元: ワーナーインディーズネットワーク
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LET’S GO! ROCK’n ROLLS!
販売元: インディペンデントレーベル
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LET’S GO! ROCK’n ROLLS!(2)
販売元: インディペンデントレーベル
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LET’S ONDO AGAIN 20th Anniversary Edition
販売元: ソニーレコード
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作品的にもセールス的にも、エレック〜コロムビア期のナイアガラ・レーベルを象徴する、と言ってよい快(怪)作であり、傑作。とにかく、〈売れない〉ことへのイライラが、とんでもない方向へのエネルギーとなり爆発している。音頭、歌謡曲、R&B、ロック……、何でもござれで、しかも替え歌まである始末。
しかし、さすがに演奏のクオリティは高いし、サウンド作りも丁寧。歌い手は何か分からないのばかり(ただし、〈a.k.a.〉を知れば…)。
このアルバム、一言で言えばとにかく〈何か分からない〉。しかし、そこが最高でもある。コンセプトはシュールながら、間口はそれほど狭くない。『A LONG VACATION』や『NIAGARA TRIANGLE VOL.2』以降、大瀧詠一を知ったリスナーでも入りやすい。コミックソングの耳通りよさがノヴェルティ路線の理解を助け、CBS・ソニー期への過渡期(?)を思わせるリッチめのサウンドメイクもリスナーの困惑を薄める。なんといっても、全編こんな調子で流れるだけに、かえって開き直って聴ける。
もっとも間口の広さと相反するようなシュールなコンセプトが、〈入るのに勇気がいる店〉のごとく、人に聴かれないことに繋がっているのは事実。このコンセプト自体は今も早い、と思わせる。当時はさらに早すぎたであろうと思う。レコード店店頭であまり見ない。
このアルバムの凄いところは、〈売れてコレ(このテのユーモア)をやった、あるいは続けた〉わけではないこと。そして、デビューに近い新人がコレをやったわけでもないこと。この点、サザンオールスターズやオレンジレンジとは違う(しかし、リリース時には「勝手にシンドバッド」が売れていた。M-7「河原の石川五右衛門」が何とも哀しいが、これは1978年オリジナル盤には入っていない)。
しかも、次のオリジナル・アルバムが『A LONG VACATION』なのがさらに凄い。