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ミュージック 569300 (48)



BBC Radio One Live
販売元: Windsong

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ブリティッシュ・ロックの金字塔「ARGUS」が本国イギリスでリリースされたのは72年4月28日。その1ヵ月後の5月25日にロンドンのBBCパリス・シアターで収録されたのが本作である。つまりこのBBC出演は「ARGUS」のプロモーションの一環で、全8曲中5曲を占める「ARGUS」からのナンバーは、この時点では新曲だったわけだ。

本作は音は良いがモノラルである。これが問題で、というのはこの1年前の71年4月にレッド・ゼッペリンが同じBBCパリス・シアターで収録したライブはステレオなのだ。つまりこのライブも間違いなくステレオで録音された筈で、であれば本作に使われた音源はオリジナルではない可能性が高い。彼らのライブ盤の中にはもともとブートレッグだったものがあるようだが、案外本作もそうなのかも知れない。

さて内容だが、本作収録の8曲中7曲は彼らの代表的ライブ・アルバム「LIVE DATES」にも収録されている。「LIVE DATES」の録音は73年6月なので本作の方が約1年前ということになるが、彼らはその日の気分によって延々とアドリブを繰り広げたりアレンジを変えたりするバンドではないので、演奏内容は「LIVE DATES」と大差はない。しかし4つの公演からベストの演奏をセレクトした「LIVE DATES」と比べると、多少歌や演奏が粗い。例えば「Throw down the sword」では間違えて1番で2番の歌詞を歌っているし、ギターソロも神々しいほど完璧な「LIVE DATES」バージョンには及ばない。絶頂期の貴重なライブだが、「LIVE DATES」以上の演奏を期待すると肩すかしかも。なお「Time was」のフルバージョンのライブ・テイクは非常にレアであることを付け加えたい。




BBC Recording 1969-70 Deluxe Edition
販売元: Cleopatra

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BBC Sessions
販売元: Msi

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BBC Sessions
販売元: Wounded Bird

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タイトル通り75~78年頃、BBCに残されたライブ音源の2枚組。
オーケストラなしですが、それぞれがしっかりした演奏しており、やはりアニーさんの美声にはしびれっぱなしになります。
ただ、この時期のライブ盤というと「LIVE AT CARNEGIE HALL」や「AT THE ROYAL ALBERT HALL WITH ~」に代表されてしまうので、ややインパクトが弱いかもね。個人的には「DAY OF THE DREAMER」と一緒にコレクションしたくなる逸品です。




BBC Sessions
販売元: Voiceprint

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BBC セッション1969~1970サムシングス・カミング
販売元: 日本クラウン

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Be
販売元: Progrock

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Be
販売元: Progrock

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The Beard Is Out There-Live
販売元: Inside Out UK

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Beat
販売元: Warner Bros.

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前年の1981年に発表された衝撃の問題作「Discipline」(鍛錬)に続いてリリースされたクリムゾンとしては9作目のアルバムです。1982年リリース。バンドとしては何と同一メンバーで連続して作られた初の作品とのことで、前作との作風の違いを知るうえでも価値があると思います。

といいつつ基本的には前作の路線を引き継いだ形ですが、際立って感じるのがアルバムタイトルの「Beat」がすべてを語っているように「ポリリズム」の強調です。したがって楽曲はややシンプルになりブラフォード(ドラム)とレヴン(スティック)によるリズム隊の存在感がかなり目立ちます。もちろん前作も圧倒的なポリリズムで支配されていましたが、2作目ということでさらに前進した感があります。エイドリアン・ブリュー(ギター&ボーカル)の変態性は相変わらずで、シンプルになった楽曲の中で、御大フィリップ卿と対等に渡り合っています。まずはオープニングの「Neal and Jack and Me」で生み出されるリズムのよる強烈な破壊力と2人のギタリストによる無機質でいて超絶なアルペジオによる静寂性との見事なコントラストに驚いてみてください。暴力的なブリューのボーカルもバンド2作目にして、すっかりハマッタように思えます。

60〜70年代KCがバンドとしてのイメージの根本であり、多くのプログレファンのバイブルになっていることから、80年代の彼らを必要以上に否定するファンが一部にいることは少し残念な気がします。でも、そんなことはフィリップ卿にとっては事前に「織り込み済み」のことだったのでしょう。発売以来、すでに四半世紀経った今になってやっと気がついたことですが、前作から始まった「強烈な裏切り」で巻き起こった賛否両論の様を見て、彼はきっとニヒルな笑いを浮かべていたに違いありません。それだけいま聴き直しても新鮮な驚きに満ちています。



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