戻る

前ページ   次ページ

ミュージック 569300 (99)



Cuckooland
販売元: Robert Wyatt

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

久々にWyatt作品を聴きました。何度も聴くうちに手放せない作品になっています。
何て言ったらいいんだろう、いつの間にかしみいってくる繊細な美しさ、耳から浸っていく開放感。通して聴き終えたあと日常の垢を流し去ったような心の軽さ、不思議です。これも優れた音楽のなしえるマジックなんでしょうか。
Pink Froyd, Peter Gabriel, Keith Jarrett, Brian Eno。深く、美しいと感じる音を提供してくれる彼等との共通点もほのかに見えるものの、Wyatt作品はやはり唯一無比のものです。
"A little bit"に始まる全16曲は大きく8曲ずつ2つのパートに分かれていますが、何れも丁寧に練り上げられた作品です。彼の作品で言えば"Dondestan"、"Shreep"に近い印象を持ちました。

この人の作品の特長を表現するのはなかなか困難ですし、コアなファンの方々からお教え願いたいくらいですが、敢えて言うとすれば
①パステル系の水彩画を思い浮かべるような繊細な美しさと異次元感
②ヴォーカルを含めた音表現の緻密さと巧みさ
③押し付けのない淡々としたゆらぎの心地よさ
といったところでしょうか。Soft machineでの活躍以来30年以上に亘って高く評価される彼の音楽性を言葉で表現するのはやはり困難です。聴いてみるに超したことはありません。まずは冒頭の"A little bit"、David Gilmoreが参加した"Forest"、インスト仕立てのArabic"La ahada Yalam"あたりから聴いてみてはいかがでしょう。




Cunning Stunts
販売元: Universal/Island

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

75年発表の7作目。前作でベースのジョン・G・ペリーが脱退して本作からは元カーブド・エアのマイク・ウェッジウッドが参加した。この作品は彼らの代表曲「ロッキン・コンチェルト」を含む作品であり、ドラマーであるリチャード以外の全員で曲を持ち寄った充実した内容を誇る。全曲が力作揃いだが、その大作の名曲6.と1.を提供したデイヴはソングライターとしてもかなり充実していたと言える。バラードが中心になっているアルバムというのもキャラバンとしては珍しい。

1.はキャラバンにしては珍しいピアノのストロークを活かした普通のバラード。しかしこれが素晴しい。メロディ展開の美しさ、そして爽やかなバック・コーラス、ギター・ソロ、エンディングのチューブ・ベルと最初から最後まで聞き所満載の名曲。2.はサビのメロディが強力なキャラバンらしいパワー・ポップ調の曲。前々作を踏襲した感じだ。3.も1.同様にピアノのバッキングで歌われるバラード。美しいストリングスが付く。曲調はかなり異なるのだが、なぜかピーター・フランプトンを思い出させるヴォーカルである。4.はフォーク的な雰囲気を持ったバラード。寂し気なメロディとサビのハモリのコーラスが印象的だ。この曲でのビオラはハマリ過ぎ。5.はファンクっぽい曲。作者である新加入のマイクの素晴しいベース・プレイが楽しめる。6.は冒頭からのキャラバンでも屈指の美しいメロディで勝負が決まる大作。7.はいかにもアンコール的なアコギの曲。なかなか構成が素晴しい作品だ。




Cunning Stunts
販売元: Repertoire

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

75年発表の7作目。前作でベースのジョン・G・ペリーが脱退して本作からは元カーブド・エアのマイク・ウェッジウッドが参加した。この作品は彼らの代表曲「ロッキン・コンチェルト」を含む作品であり、ドラマーであるリチャード以外の全員で曲を持ち寄った充実した内容を誇る。全曲が力作揃いだが、その大作の名曲6.と1.を提供したデイヴはソングライターとしてもかなり充実していたと言える。バラードが中心になっているアルバムというのもキャラバンとしては珍しい。

1.はキャラバンにしては珍しいピアノのストロークを活かした普通のバラード。しかしこれが素晴しい。メロディ展開の美しさ、そして爽やかなバック・コーラス、ギター・ソロ、エンディングのチューブ・ベルと最初から最後まで聞き所満載の名曲。2.はサビのメロディが強力なキャラバンらしいパワー・ポップ調の曲。前々作を踏襲した感じだ。3.も1.同様にピアノのバッキングで歌われるバラード。美しいストリングスが付く。曲調はかなり異なるのだが、なぜかピーター・フランプトンを思い出させるヴォーカルである。4.はフォーク的な雰囲気を持ったバラード。寂し気なメロディとサビのハモリのコーラスが印象的だ。この曲でのビオラはハマリ過ぎ。5.はファンクっぽい曲。作者である新加入のマイクの素晴しいベース・プレイが楽しめる。6.は冒頭からのキャラバンでも屈指の美しいメロディで勝負が決まる大作。7.はいかにもアンコール的なアコギの曲。なかなか構成が素晴しい作品だ。




Cured
販売元: Charisma

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Cured
販売元: Plan 9/Caroline

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

81年発表の5作目。従来の作風からはかなり懸け離れたトロピカルかつポップな仕上がりのため、やや評価の分かれる作品だが、それはこの時期の彼の心境を如実に表しているのであろう・・・と思えば納得出来る。実はこの作品はハケットの奥方キム・プーアに捧げられたものであり、ハケットの照れ顔が印象的なジャケット、仲むつましい2人の映った内ジャケの写真を見れば一目瞭然。完全に“惚気”モードに入っていてちょっと微笑ましい。要するにハッピー・ムード満載にわけである。アルバムの基本は片腕とも言えるニック・マグナス(k)と二人での製作となっており、ビンボ・アコック(sax)、ジョン・ハケット(fl、Bass_p)らが数曲でゲスト参加している。
1.の華やかな多重コーラスによるイントロが、トロピカルなギターとメロウな歌声に切り替わる瞬間がたまらない。どこをどう聞いてもハケットそのものだが、ここまで“夏”を感じさせる爽やかなサウンドは珍しい。ハケットの裏の・・本来なら表向けになるべき・・・代表曲だと思う。2.もメロウな雰囲気を持ったポップな一曲。サックスのソロも非常に明るくて夏っぽい。3.はキャッチーなサビを持ったポップ曲。展開などは非常にハケットらしいプログレ的なアレンジながら、夏の太陽を感じさせる仕上がり。4.はハケットらしいプグレ・フュージョン曲。次作の青写真のような曲である。6.はギター・ソロ曲。
彼が持っている典型的なプログレ色、ダークな色彩をかなり排除した作風だが、楽曲の出来は頗る良く決してプログレっぽくないわけでもない。彼の陽の部分が全面に出た特異な佳作という位置付けになるだろうか?何にしても彼のその時の心境が思いっきり伝わって来るのが、ファンとしては何よりも嬉しい。全面で聞かれるハケットのハイ・トーンのヴォーカルも頼り無さげでありながら胸を打つ。ハケットの裏名盤の最たる作品。名盤。




Curious Corn
販売元: Snapper Classics

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Curious Corn
販売元: Snapper Classics

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Curious Corn/Swirly Termination
販売元: Recall

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

オズリック・テンタクルズの1997/2000年作のカップリング
「Curious Corn」は、前作からの流れを汲みデジタリィなサウンドが強調された作品。
モダンな音の中にもしっかりと演奏にはグルーブ感があり、シーケンサーのシンセに絡む
ギターはときおり中近東風のメロディを奏でるなど、さすがのセンスを聴かせる。
テクノ風のサイケロックという雰囲気で、デジタリィな浮遊感をただよわせるアルバム。
「Swirly Termination」も同路線。デジタリィなテクノサイケ風サウンドながら、
音にはさすがのスケール感があり、シンセをバックに妖しげなギターのフレーズが鳴り響く。
勢いはややなくなったが、独特のモダンサイケが楽しめる。ラストの大曲は見事な出来。





Cut
販売元: Stepford Records

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Cutting Both Ways
販売元: Cuneiform

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

91年発表。元デリヴァリー、ハットフィールズ、etc..のフィル・ミラーの初リーダー作という体裁だが、実際には彼がナショナル・ヘルス解散後に同じくナショナル・ヘルスのピップ・パイル(Dr) らと結成したイン・カフーツの85年録音の音源が中心となっている。録音時のメンバーはヒュー・ホッパー(b)、エルトン・ディーン(sax) のソフト・マシーン組、元ギルガメッシュのピート・リマー(k) らが参加。86年録音の2曲ではデイヴ・スチュワート(k) も参加 (一曲ではバーバラ・ガスキンも参加) するなど、ナショナル・ヘルス/ソフト・マシーンの後裔を狙ったグループだったと言える。全曲ミラーの作曲であり、彼の意気込みは強く感じるし演奏もヘルス時代よりも向上している。しかしながらこれだけのメンバーが揃っているのにもかかわらずカンタベリー臭はかなり薄く、普通のフュージョンになっている曲もある。あの独特のギターのトーンは健在だし屈折したコード進行やメロディ(テーマ) などはかなりヘルスに近いとは思うのだが、何故にこうも印象が違うのかは謎。(ただしエルトンのサックスはソフツそのまま) ハットフィールズやソフト・マシーンの延長上で捉えていると肩透かしを受ける場合もあるので注意が必要。しかし録音はスタジオ・ライヴ風で生々しく内容は素晴しいと思う。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ