ミュージック 569350 (316)
Reach
販売元： Parlophone Jazz
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Reaching Fourth
販売元： Impulse
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McCoy Tyner(piano), Henry Grimes(bass), Roy Haynes(drums)
数あるマッコイの作品の中でも充実の内容だ。選曲も演奏も好い。
1曲目、「Reaching Fourth」のしょっぱなからグッとくるね。この追い立てて迫ってくるよう
なフレーズがいかにもマッコイらしい。この曲も創造性溢れる彼のオリジナル曲の中でも、
とりわけ秀逸な曲だと思う。演奏は言葉にならないぐらいいいんだが、マッコイの巧みな
タッチに、しっかりついていくヘンリー・グライムスのベースラインが凄い!まさに阿吽の
呼吸とでもいいたくなる!そこにロイ・ヘインズの小気味好いビートが加わって、楽しくて
躍動感溢れるインタープレイになるね。
展開を疾走させるグライムスのアルコによるソロも見事!
僕一番のお気に入りは[3]の「アーニーのテーマ」かな。開放感がなんとも心地いいナンバー
なんです。このトリオは本当に開放感があって、部屋中の隅々まで爽やかさが伝わるようだ。
淀みをとっぱらってくれそうな気分になる。マッコイはどんなに激しく速いプレイでも不思議
と上品さがあるプレイヤーだが、ここでもエレガントな一面をのぞかせてます。
しみじみ味わう[4]の「Blues Back」なんかも好いね。
総じて楽しくて開放的なサウンドですが、夏って感じじゃなくて、秋の、それも涼しい夕風
が吹き込むような時分に、窓もドアも何かもう全部開けっぱなして聞いてたい一枚なんです。
Reaching Out
販売元： Black Lion
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Reaching Out
販売元： Black Lion
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Ready for Freddie
販売元： Capitol
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まずは自己紹介とも言うべきそれぞれの奏者のソロから始まり、しっとりとした曲、弾むような曲……と全体的にジャズの典型なのですが、トランペット・テナーサックスで勢いに乗って上がったり下がったりしている中で、ユーフォニウムによってまた普段とは違ったジャズが味わえ、更に安定していてお腹に深く響いてくるような低音……時々浮上してくるピアノもまた良い味を出していますし、とてもバランスの整った１枚だと思います。
Ready for Freddie
販売元： Blue Note
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フレディ・ハバードは「あなたにとってのお気に入りの作品は？」というインタビュアーの質問に答えて、こう答えたと言う。「『レディ・フォー・フレディ』と『レッド・クレイ』かな。自分の思い描いていた人選ができたからね」。ＢＮ期の彼のベストのひとつと言われる本作品の魅力は３つある。
一つ、選曲の美しさ。選曲に関して目を引くのは、５曲中３曲を占めるフレディ自身のオリジナルである。彼の代表作である「バードライク」や「クライシス」の初演が収めてあるし、他にもバラード、ショーターのオリジナルと佳曲ぞろいである。
二つ、フレディをはじめとしたプレイヤーの好調なソロ。本作品が録音された６１年には、フレディのモード奏法にも磨きがかかり、恐ろしいまでの流暢なソロ・ワークを展開している。
そして三つめは彼本人も曰く、人選にある。ベースのアート・デイヴィスはコルトレーンと共演したことのある実力派だし、マッコイ、エルヴィンはコルトレーンのクァルテットを抜けたばかりで、才気煥発ぶりをいかんなく発揮している。フロントを固めるのはフレディの他にショーターとバーナード・マッキニーであるが、ここで特筆すべきはマッキニーの操るユーフォニウムという楽器についてであろう。
現在では殆ど吹奏楽でしか使用されなくなったこの楽器は、小型のチューバのような形状をしている。通常３管で用いられるトロンボーンに比べて管が太いので、暖かく美しい音色を出すことができる。本セッションにおいてはその深みのある音色を生かした重厚なアンサンブルが楽しめる。
とにかく、本作品の魅力はいくら書いても書き足りないので、このアルバムを買って実際に聞いて感じてください。
Ready...Set...Shango!
販売元： Blue Note
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The Real Birth of the Cool: Studio Recordings
販売元： Jazz Factory Spain
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The Real Birth of the Cool: Transcription Recordings 1946-1947
販売元： Jazz Factory Spain
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Real Book
販売元： Ecm Records
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ハッキリ言ってプロ・演奏家にとって地上唯一のリアルブックです。世界中どこへ行っても、ジャズと言えばリアルブック。言ってみればジャズ界の聖書。一目でいかに他のジャズ楽譜集まがいと区別付けるかと言いますと、
表紙に書いてある字体です。一番ポピュラーなスタンダードが約500曲手書きで書かれているのですが、年々使用頻度により、ある曲はなくなり、代わりの曲が入ってたり、若草内容は変わりますが、当然、コアなスタンダードは必ず載ってます。なんでもスティーヴ・スワロウご自身が書かれた、つまり、現役ミュージシャンから現役ミュージシャンへの大切な「贈り物」なのです。