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ミュージック 575170 (275)



ニューイヤー・イブ・コンサート1988
販売元: ソニー・ミュージックレコーズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

カラヤンは介添えなくしては歩けない状態でしたが、映像が遠写のためよく見えませんでした。

1曲目はプロコフィエフの「古典交響曲」。悠々と指揮するカラヤンとベルリンフィルの演奏は、「良くも悪くもカラヤン的」といえるものでした。

2曲目はチャイコフスキーのピアコン1番。
ここでキーシンが登場しますが、膝を屈伸しないロボット歩き。その後、ぎこちないお辞儀でこれまたロボット状態。でも一旦演奏が始まると「17歳の神童」に大変身し、カラヤン+ベルリンフィルと対等に演奏してガップリ四つ相撲という感じでした。

この映像および演奏を見て、以下のことを感じました。
・テンポはやや遅い感じ。トスカニーニ&ホロヴィッツと比べたら、とてもとても遅いです。
・それでもベルリンフィルはキーシンに負けじという意地を感じる演奏でした。余裕が感じられたのはカラヤンと安永さんだけかな。
・ライナーノートにも書かれていますが、第1楽章の途中、カラヤンがキーシンに「もっとソフトに」と指示を出し、キーシンが即時に対応すると、「それでいい」とうなずくシーンがはっきり見て取れ、驚きました。
・やはり第1楽章の途中でピアノソロの部分がありますが、ベルリンフィルのメンバーも、映像の端に映っているカラヤンも、ただ「待っている」というのではなく、キーシンの演奏に「聴き入る」という面持ちであったことは、キーシンのレベルの高さの証明なのかなあ。

この後カラヤンは亡くなるまでに、BPOと1989年3月27日イースター音楽祭、VPOと1989年4月23日ムジークフェラインで競演し、また同年ブルックナーの録音も行っていますが、我々が見ることの出来る市販映像は、もしかしてこれが最後なのかもしれません。
そう思うと、何やら厳粛な気持ちになってしまいました。

「永い闘病と苦悩の末に・・・」
しかし、観客を見るカラヤンの笑顔はとても嬉しそうでした。




ニューイヤーコンサート 2004 イン モスクワ~ロシアより愛をこめて~
販売元: キングレコード

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

飽きのこない選曲がとても良かったです。ウィーンのニューイヤーと違ってけっこう重量級で迫力あります。まさに「ロシアならではのニューイヤー」といったところでしょうか。

マエストラ西本の優雅さについては言わずもがな。カメラワークが単調なのですが、それがかえって全体を通して長い時間カメラが彼女をアップとロングショットで追うことになっててあの長い手足の動きを堪能できました。
インタビュー映像やPVなどオマケも満載、ファンは必見かと。




ニューイヤー・コンサート1993
販売元: 日本フォノグラム

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ニューイヤー・コンサート1987
販売元: ソニー・ミュージックレコーズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

いあやいや、これは圧巻です。何回も見ました。
近年のカラヤンの最高傑作だと思います




ニューイヤー・コンサート1989
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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年、世界的な有名指揮者を迎えておこなわれる、ウィーンフィルのニューイヤーコンサート。一種のお祭り的コンサートではありますが、選ばれた指揮者にとっては、耳の肥えた聴衆相手にこのオーケストラの魅力をどれだけ満足に引き出すことができるか、結構緊張する仕事なのではないでしょうか。2002年にはわれら日本の誇る(?)小澤征爾氏もなかなかの奮闘ぶりを見せてくれました。しかし、他の指揮者の方々には申し訳ありませんが、毎年さまざまな指揮者の演奏を聴くにつけても、このクライバーという人の並外れた才能がやはりあらためて身にしみて感じられてしまいます。全体的に早めのテンポながら、きちんと繊細な音色と感情表現を引き出す技や、しばしばほとんど何もしていないように見えながら、ちゃんと自分の思い通りの音楽を紡ぎ出してゆく魔法のような指揮のテクニックは、まさに天才と呼ぶにふさわしいものです。これまで二回ニューイヤーに出演したうちで、特にこの一回目の89年の演奏は素晴らしいの一言につき、一曲目の『加速度円舞曲』の出だしの部分から、背筋が寒くなるような音が流れ出し、ああ、これが本当のウィーンフィルの音なのかなと思わせてくれます。知名度のわりに録音や映像が少ないことで知られるクライバーですが、是非皆さんこのDVDで彼の素晴らしい指揮振りをたっぷり味わってみて、本当のウィーンフィルの音色を堪能してください。




ニューイヤー・コンサート1989
販売元: ポリドール

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ニューイヤー・コンサート1989
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ベートヴェンやブラームスの、重厚な交響曲のライブ演奏における、クライバーの熱い指揮ぶりが観たくて彼のDVDをいろいろ購入しました。
交響曲の演奏の見事さは、今更ながら筆舌に尽くしがたい極上物。

このニューイヤー・コンサートはおまけのつもりで、ワインでも飲みながら気楽に観ていましたが、楽しい雰囲気の中にも集中力と緊張感の溢れる、一糸乱れぬVPOの見事なアンサンブルを目の当りにし、途中からワインを飲むのも忘れて思わず聴き入ってしまいました。

クライバーの華麗な指揮に、VPOがパワフルに俊敏に一糸乱れず反応する!なんと躍動感に溢れた活き活きした演奏だろう!
ウインナワルツを聴いてこれほど感激したのは、正直生まれて初めてです。

改めてクライバーという指揮者の偉大さを痛感しました。クライバーの演奏はCDで聴くより、DVDで観るほうが遥かによく分かりますネ。




ニューイヤー・コンサート1991
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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ニューイヤー・コンサート1992
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ニュー・イヤー・コンサートをTVのライブで見れるようになったのは、80年代後半からだったように記憶していますが、私にとって、最初の体験はカラヤンでした。カラヤンもさすがと思わせましたが、マイ・ベスト・ワンは92年のクライバーです。寡作の上、指揮者としては早死にでしたが、カラヤンが自分の色に染めるのに対し、クライバーは自在かつ、実にイモーショナルという感じで、素晴らしいの一語でした。CDはもちろん持っていたし、ビデオを撮っているのですが、やはり、DVDが欲しい。同じオーケストラでも、指揮者の選曲とキャラクターにより、随分、違うものです。ベートーベンにしろ、オペラにしろ、彼が録音したものはいずれももっとも素晴らしいもののひとつだと思います。ちなみにクライバー以降では、我らがマエストロ・小沢征爾がベスト2に好きです。




ニューイヤー・コンサート1992
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

LDで見ているが久しぶりにDVDで見て、この後事故で亡くなってしまう名コンサートマスター、G.ヘッツェル氏のお元気な姿に万感の思いを抱いた。この映像をご覧になる方の殆どはクライバーの指揮ぶりがお目当てであろう。だから、せっかくのこの種の映像としては異例の指揮者を正面から写すカメラの使い方に不満をもたれるであろう。(この点については、私の「ばらの騎士」94年版への拙いレヴューがそのまま当てはまる。よろしければ参照されたい)

ただ、クライバーのここでの指揮でアンサンブルがまとまるというのは、ウィーン・フィルの恐ろしいほどの合奏力あってのことだろう。これは数少ない、ヘッツェル氏の姿を捉えた場面での彼の目線からも推測できる。愚見によれば、これは「クライバー」と「ウィーン・フィル」という両者が、殆ど火花を発するほどにやりあった、「壮絶なコンサート」だと考える。

そういう目から見ると、B.ラージの映像演出は「クライバー」はともかく、「ウィーン・フィル」のすごさに対して、あまりにも無神経である。極端なクローズアップと細かすぎるカット割りはラージの非常に悪い癖だと思うが、それが最も悪い結果になっているのがこの作品ではあるまいか。たとえば、ポイントで特定の楽器をアップで映すとき、ラージは楽器と演奏者の手しか映さない。そのたびに私は「演奏者の顔、目線を見せろ!」と心中で怒鳴っている。

私事で恐縮だが、このコンサートが行われた92年ころ、私は「次世代テレビ」についての研究の末端に加わっていた。この拙文を書いている翌日からは「地上デジタルTV」の放送が始まる。それも含め、92年ころには20年、30年先にTVや映像記録媒体がすさまじく進歩するのは心有る技術者なら概要は解かっていた筈。それを見越して、クライバーの映像全部と、オケ全体を高精細画像で記録しておくべきだと思うけど、ラージには無理のようだ。


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