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ミュージック 575170 (347)



ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」(プロローグと3幕4場)
販売元: キングレコード

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

日本初演公演の記録です。

やはりカップッチルリは素晴らしいです。
小柄なのにとてもよく響く声、それに知的な歌いっぷりに大感動です。
主役では唯一イタリア人でないギャウロフも、これもびっくりする歌唱です。
これだけ響くバスの歌手、実際に舞台で観てみたかったです。
この二人のデュエット、プロローグと最終幕の両方にありますが、
とても渋い響きでありながら、これぞイタリア・オペラという感じです。
若いリッチャレッリもとてもすごい声を聴かせてくれます。
ただ若いこともあってか、カップッチルリとの二重唱での大幅なテンポ遅れや、
終幕のコンチェルタートでの歌い忘れと、うっかりミスが多いのが残念です。
1幕最初のロマンツァも、少しメロディのフォルムが崩れているのが残念です。
でもさすがのリッチャレッリ、アクートもソット・ヴォーチェも最高です。
ガブリエーレのテノールとパウロのバリトンは知らない人でしたが、
どちらもイタリア歌魂を強くもった人で、すごく感銘を受けました。
特にパウロは明るいバリトンで、カップッチルリとのコントラストもあり、
まったくひけを取らない歌唱が素晴らしいです。

問題は録音・録画技術だと思います。1976年だと、もう少しましでもいいのでは?
特に録音にはげんなりします。ステレオといいながらほぼモノラルで、
勿論独唱は一緒くたになって聞こえてきます。
演出は当たり障りなく、鑑賞を妨げるものではありませんが、
終幕でのシモンの死に方があまりに壮絶で周りの人が無慈悲なのには笑っちゃいました。

でも何より、この数年後のスカラ座の引っ越し公演のビデオの販売を望みます。
フレーニはやっぱり素晴らしいし、ストレーレルの美しい舞台も、
アッバードの切れる指揮もスカラのイタリアの音も、
この公演記録をはるかに上回ると今回再確認してしまいました。




ヴェルディ「ドン・カルロ」(4幕7場)
販売元: キングレコード

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ヴェルディ「ナブッコ」全4幕
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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確かに画質はいいとは言えませんが、見られないというほどではないと思います。演奏は緊張感があって、すばらしいですし、この映像は、何よりもこの複雑な物語の理解と、感情移入を助けてくれました。

チャールトン・ヘストン主演の映画「十戒」のモーゼさながらのライモンディ=ザッカリアの神がった雰囲気が最高でした。バンプリー=アビガイッレも、父に疎まれた娘の苦悩と怒りに揺れる複雑な人格をよく表現しています。

筋の展開の唐突さには、はやりちょっとあきれますが、なかなか説得力のある映像です。




ヴェルディ「リゴレット」全3幕
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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ヴェルディ「仮面舞踏会」(3幕6場)
販売元: キングレコード

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NHKのイタリア・オペラ・シリーズは、私が学校にも通っていなかった頃のもので、
実際に見に行ったりテレビで中継を見たりして体験した人とは大きな差があります。
しかしこうして見てみると、すべてにおいて確かに大時代的な要素はあるのですが、
声の饗宴と言う意味で、本当に素晴らしいものだと思います。
端役に至るまでイタリア人を配置し、どの声もさすがに本場の深い響きのあるもので、
舞台で一緒に歌う機会のあった人たちにとって、本当に勉強の場になったことでしょう。

一番素晴らしいのはベルゴンツィです。レコードではよく知っていて、
高貴な声の響きは、他の有名テノールの華やかさはないものの、ぞくぞくするものですし、
よくオペラを知っておられ、歌いこなし方や身のこなし方がばっちり板についています。
漁師の格好をした時は少し間抜けな感じもしますが、それでも歌は素晴らしいです。
レナートのザナージが、明るいハイ・バリトンの美しい声で感激します。
名前もあまり知らない人ですが、主役級を取るだけあって、イタリアの声が堪能できます。
ステッラは、グラモフォンのレコード「ドン・カルロ」でしか知りませんでしたが、
その時からノーブルな声と歌い回しが好きな歌手でした。
見た目もとても上品でこの役にぴったりだと思いますが、
現代の歌から見ると、ほとんどスピントな声で歌ってのけていて、
そのスタミナと声の美しさには深く感動するものの、
全曲を通して見ると、いくぶん一本調子的なところが残念です。
グリエルミのオスカルは、最初は日本人かと思う顔立ちでしたが、
難しいカンツォネッタをよく響かせてうたっていて、とても好感を持ちました。

当時の録音状況が悪かったのでしょうが、トゥッティになるとまったく弦が聞こえず、
全体的にもテンポのずれを感じてしまうオーケストラは残念でした。
演出や舞台衣裳も現代の華麗さはなく、どことなく学芸会的な感じがしますが、
それでもこのビデオの一番の魅力は溢れんばかりのイタリアの声だと思います。




ヴェルディ・ガラ~パルマ2001年
販売元: クリエイティヴ・コア

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ヴェルディ作曲 歌劇《仮面舞踏会》 ザルツブルク音楽祭 1990
販売元: TDKコア

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私事だが、全く興味のなかった私が初めて見たオペラで、以後、オペラ狂いになった記念碑的な作品。カラヤンが急死し、代演したショルティの独特で硬質、筋肉質な指揮ぶりも素晴らしかった。当時、三代テノールがブームだったが、三人の中で声質的にはドミンゴはあまり好みではなかった。しかし、実際の舞台では映えた。大柄で三人のなかではいちばん色気もあった。以後、気をつけていろんな作品を聴いたが、ドミンゴがいちばんタイトルロールが多いのに気付いた。音だけで聴く場合と映像込みで聴く場合とでは歌手の魅力も微妙に変わる。そういう意味で、ドミンゴはさすがと思わせる。この「仮面舞踏会」でもややエモーション過剰と思えるが映像付きで見るとちょうどいい。おそらく計算づくのことと思うが、この作品のドミンゴは申し分なかった。ショルティの指揮にも合っている。もう20年近く前の舞台だが、その素晴らしさは変わらない。




ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
販売元: TDKコア

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世界のトップ歌手達がこれだけの数集まる舞台はそう無いだろう。フローレス、フリットリ、ムーラ、アントナッチ、ムーティ。知った名前ばかりの載ったDVDのジャケットを見て、思わず購入してしまった。そしてそれは正解だった。

以下、感想の箇条書き。


  + + + + + +


・会場は、スカラ座を10分の1の大きさにした感じの、ジュゼッペ・ヴェルディ劇場。100人くらいしか入らない模様。

・衣装がとても上品に凝っている。

・オーケストラにとても厚みがある。特に弦楽が輝くような演奏をしてくれている。

・ファルスタッフ役のマエストリは、小さな仕草まで滑稽で、スキが無い。よく練られた演技・動作で、見ていて飽きが来ない。

・フローレスは、立ち居振る舞い全て上品。

・全体的には、節制された上品な演出と演奏。




<全聖徒の日> メモリアル・コンサート
販売元: ソニー・ミュージックレコーズ

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「売られた花嫁」序曲リハーサル&コンサート
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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