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ミュージック 575424 (280)



DEEPER STREAM [Analog]
販売元: インディペンデントレーベル

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deepness of disorder
販売元: Limited Records

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 日本のラウドシーンの注目バンド。メタリックでドラマチカルなギタ
ー・リフ、エモーショナルなデス声・ヴォーカル。それに新たな打ち込み要素、歌メロを取り入れた。




DEF ROCK ROYAL
販売元: インディペンデントレーベル

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DEFFERENCE
販売元: インディペンデントレーベル

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the definitive act
販売元: インディーズ・メーカー

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DEFINITIVE-HIP HOP SOUL-
販売元: インディーズ・メーカー

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Degustation a Jazz
販売元: イーストワークスエンタテインメント

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04年の4月の発売当初、この作品は理解不能でした。22歳の僕にはジャズのアルバムと言えば、
マイルスとかビル・エバンスしか聴いたことがないし、その巨匠の方々の作品と比べても相当、変。
どれだけ菊地氏が雑誌で取り上げられようとも、僕にとってよく手に取る盤にはならなかったけ。
デートコースのように、「ファンクでアホで全裸でどーん」みたいなキャッチーさゼロだし。

あれから40年。じゃなくて、1年8ヶ月。こんなことを考えました。
車でドライブする時、どんな音楽をかけるのがかっこいいかなー、と。
ポップスやロックンロールじゃありきたり。ダンスなんかもありきたり。
ヒップホップやR&Bなんかでかい音量でかけちゃって。ってBーBOYじゃねぇっつうの。
JAZZっておっさんじゃないんだから。ボサノヴァ?お洒落なカフェっぽくて、即拒絶。
で、思ったのがこの作品。巨匠の方々のJAZZとは程遠く、ビートやキャッチーさも首の皮一枚で残ってる。
全曲インストというわけでもなく、カヒミカリィ、UA、菊地本人のボーカルを味わうことができる。
キャッチーさ、ポップさ、ビート、JAZZ、ダブ(録音という意味での)、アフリカ(というかポリリズム?)、
といった曲構成の断片を、首の皮一枚で残すことで仕上げたのがJAZZの試食。
あぁ、なるほど。試食ってこういう意味なんだ。たぶん。
ん?でもJAZZは首の皮一枚っていうか全編通してJAZZなんじゃ・・・
こういうのがポスト・モダンなのかなー。ジャケにもpost-modernって書いてあるし。
とにもかくにも僕はこの作品、車で聴きたいですね。爆音で。静音で。




DEGUSTATION A JAZZ AUTHENTIQUE/BLEUE
販売元: ewe records

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DEL [Analog]
販売元: インディペンデントレーベル

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delayedead
販売元: UK.PROJECT

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syrup16gは実にプリミティブなバンドだったなあ、と今にして思う。
マイナーな存在にして様々なメジャーバンド(レミオロメン、ミスチル、etc)からもリスペクトを受けてきたこのバンドですが、
彼らはいわゆるミュージシャンズ・ミュージシャンではなかったと思うし、
邦楽史において何らかの革命を起こしたというわけでもない。
聞き手にとっては或いはそうだったかもしれないけど、結局そのリスナー数を局地に留めたまま、彼らは解散してしまった。
多くの人に受け止められるには(特に日本人)、彼らの音楽はあまりに原初的な音楽だったのです。
鳴らしていた音も実にシンプルで、最後の最後まで、ギターとベースとドラムと、五十嵐隆の声によって形作られていた。
このアルバムはそんな彼らのなかでも一際シンプルなな作品で、録音期間は2週間。
初期の音源をラウドにパッケージングしたイカシタJロックアルバムです。

取り留めのない内容を想像して聞くと、その内容の濃さに驚かれると思います。
特に冒頭の三曲をは間違いなく名曲でしょう。
ライブでも頻繁に演奏されたナンバーが多く、またバラード面でも「これで終わり」「明日を落としても」といった、
ファンの心にズシリと足跡をつけた名曲が収められています。
代表作であるcopyやhell-seeを作るに当たって少なからず意識していたであろうアルバムのトータリティー。
それらからはみ出てしまった、五十嵐の濃ゆい部分が各曲から滲み出ている。
プリミティブな五十嵐を楽しめる、という意味で一番薦められるのはこのアルバムかもしれません。
ある意味すごい名盤といっていいかもしれませんね。

アウトテイクだからこそなのかも知れませんが、やはり一曲一曲がメッセージをもち、物言えぬ存在感を放っていて、
そこはやっぱりシロップの作品なんだよなあ、感じます。
それは五十嵐のアーティストシップそのものを感じているのと同義、としていいと思います。
彼ほど、意義のある音楽をやってくれたアーティストは今の日本どこ探してもいないと感じるし、
他のアーティストが羨望するのも彼のアーティストとしてのスタンスそのものだったんですよね。
演奏であるとか、アレンジだの言う前のもっと原初的なロックのメッセージ性を体現して見せた。
そういう意味では彼は、アメリカにおいてニルヴァーナがそうだったように、
日本に遅咲きながら咲いたパンクの華だったのかもしれない。
素晴らしいメロディーも、その歌詞も、飾り無しのプリミティブさをたもっていたからこそ、聞き手の胸に突き刺さった。

今の日本の音楽アーティストには優秀な人がたくさんいます。
洋楽には及ばない、とは正直まったく感じない。優れたオリジナリティとアティチュードを持っている。
しかしやはりファッショナブルなんだな。そこから抜け出た何かが欠けている。
そんな中胸に突き刺さるような、心に確実に足跡を残してくれる音楽をやってくれた彼らは本当に貴重だった。
改めてその存在に感謝。ありがとう。




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